TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025129956
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-05
出願番号2024026965
出願日2024-02-26
発明の名称コンタクタ
出願人株式会社ヨコオ
代理人個人,個人
主分類G01R 1/073 20060101AFI20250829BHJP(測定;試験)
要約【課題】構成や製造工程の簡易化が可能なコンタクタを提供する。
【解決手段】電気的接続に用いるコンタクタであって、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する弾性基材と、前記弾性基材の前記第1面に設けられた第1ベースパターンと、前記第1ベースパターンに設けられた第1接点部と、前記弾性基材の前記第2面に設けられた第2ベースパターンと、前記第2ベースパターンに設けられた第2接点部と、前記弾性基材の前記第1面と前記第2面との間を貫通して前記第1ベースパターンと前記第2ベースパターンとを互いに電気的に接続するスルーホールと、を備え、前記スルーホールの中心軸が、前記第1面及び前記第2面と垂直な方向に対して傾斜している、コンタクタ。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気的接続に用いるコンタクタであって、
第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する弾性基材と、
前記弾性基材の前記第1面に設けられた第1ベースパターンと、
前記弾性基材の前記第2面に設けられた第2ベースパターンと、
前記弾性基材の前記第1面と前記第2面との間を貫通して前記第1ベースパターンと前記第2ベースパターンとを互いに電気的に接続するスルーホールと、を備え、
前記スルーホールの中心軸が、前記第1面及び前記第2面と垂直な方向に対して傾斜している、
コンタクタ。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記第1面と垂直な方向から見て、前記第1ベースパターンに設けられた第1接点部は、前記第1ベースパターンと前記スルーホールとの接続部に対してオフセットしている、請求項1に記載のコンタクタ。
【請求項3】
前記スルーホールの中心軸が、前記第1面及び前記第2面と垂直な方向に対して10°以上傾斜している、請求項1又は2に記載のコンタクタ。
【請求項4】
前記スルーホールの中心軸が、前記第1面及び前記第2面と垂直な方向に対して1°~5°の範囲で傾斜している、請求項1又は2に記載のコンタクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンタクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、弾性材の第1面と第2面にそれぞれ第1接点部と第2接点部を有するコンタクトを開示する。第1接点部と第2接点部は、弾性材に設けられた第1導電部、第2導電部、及び第3導電部によって互いに電気的に接続される。第1導電部及び第2導電部は第1面と第2面に垂直に延伸し、第3導電部は第1面と第2面に沿う方向に延伸する。第1導電部及び第2導電部の一端は、第1接点部及び第2接点部にそれぞれ接続される。第1導電部及び第2導電部の他端同士を、第3導電部が弾性体の内部で接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-32726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成は、弾性材の第1面と第2面の間に、別工程で形成される3つの導電部を要する。このため、構成や製造工程の簡易化の面で改善の余地があった。
【0005】
本発明の目的の一例は、構成や製造工程の簡易化を可能にして低コストで製造可能なコンタクタを提供することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、
電気的接続に用いるコンタクタであって、
第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有する弾性基材と、
前記弾性基材の前記第1面に設けられた第1ベースパターンと、
前記弾性基材の前記第2面に設けられた第2ベースパターンと、
前記弾性基材の前記第1面と前記第2面との間を貫通して前記第1ベースパターンと前記第2ベースパターンとを互いに電気的に接続するスルーホールと、を備え、
前記スルーホールの中心軸が、前記第1面及び前記第2面と垂直な方向に対して傾斜している、
コンタクタである。
【0007】
本発明の上記態様によれば、構成や製造工程の簡易化を可能にして低コストで製造可能なコンタクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係るコンタクタ1の断面図である。
(A)は、コンタクタ1を検査用基板20にセットした検査前状態の断面図である。(B)は、コンタクタ1が検査用基板20にセットされて検査対象物30の検査中状態の断面図である。
実施形態2に係るコンタクタ1Aの断面図である。
(A)は、コンタクタ1Aを検査用基板20にセットした検査前状態の断面図である。(B)は、コンタクタ1Aが検査用基板20にセットされて検査対象物30Aの検査中状態の断面図である。
実施形態3に係るコンタクタ1Bの断面図である。
(A)は、コンタクタ1Bを検査用基板20にセットした検査前状態の断面図である。(B)は、コンタクタ1Bが検査用基板20にセットされて検査対象物30の検査中状態の断面図である。
実施形態4に係るコンタクタ1Cの断面図である。
コンタクタ1Cを第1面3側から見た場合の第1ベースパターン5C、第1接点部6C、第2ベースパターン7C、第2接点部8C、及びスルーホール9Cの位置関係を示す図である。
実施形態5に係るコンタクタ1Dの断面図である。
実施形態6に係るコンタクタ1Eの断面図である。
実施形態7に係るコンタクタ1Fの断面図である。
実施形態8に係るコンタクタ1Gの断面図である。
実施形態9に係るコンタクタ1Hの断面図である。
実施形態10に係るコンタクタ1Jの断面図である。
コンタクタ1Jを第1面3側から見た場合の第1ベースパターン5J、第1接点部6J、及びスルーホール9Jの位置関係を示す図である。
実施形態11に係るコンタクタ1Kの断面図である。
実施形態12に係るコンタクタ1Lの断面図である。
実施形態13に係るコンタクタ1Mの断面図である。
実施形態14に係るコンタクタ1Nの断面図である。
図19の第1接点部6N周辺の拡大図である。
コンタクタ1Nを第1面3側から見た場合の第1ベースパターン5J、第1接点部6N、及びスルーホール9Jの位置関係を示す図である。
実施形態15に係るコンタクタ1Pの断面図である。
実施形態16に係るコンタクタにおける第1ベースパターン5J、第1接点部6Q、及びスルーホール9Jの位置関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係るコンタクタ1の断面図である。図2(A)は、コンタクタ1を検査用基板20にセットした検査前状態の断面図である。図2(B)は、コンタクタ1が検査用基板20にセットされて検査対象物30の検査中状態の断面図である。
【0010】
コンタクタ1は、例えば半導体デバイスと検査装置との間の電気的接続に用いるシートコンタクタである。コンタクタ1は、弾性基材2、第1ベースパターン5、第1接点部6、第2ベースパターン7、第2接点部8、及びスルーホール9を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社ヨコオ
コンタクタ
今日
株式会社ヨコオ
シートコンタクタ
2日前
株式会社ヨコオ
電子キー操作装置及びその製造方法
28日前
株式会社ヨコオ
電子キー収容ケースおよび電子キー操作装置
28日前
株式会社ヨコオ
電子キー収容ケースおよび電子キー操作装置
28日前