意匠ウォッチ

発行日2024-10-01
公報種別意匠公報(S)
登録番号1781144
登録日2024-09-20
意匠に係る物品カーテンランナー
意匠分類L4-6591(建築用構成品)
出願番号2024007939
出願日2024-04-17
意匠権者株式会社小久保工業所
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品(以下「本物品」という。)は、カーテンを吊下するカーテンポールとして用いられる棒材に挿通可能な挿通孔を有するカーテンランナーである。本物品は、略Ω形状に成形された状態からその長手方向両端部を互いに引き寄せて交差させた状態で復元力により当接させておくことで、挿通孔を棒材に挿通可能な略真円状に保持するようにしている。本物品は、挿通孔を略真円状に保持する挿通孔部と、この挿通孔部の両端からそれぞれ延びる脚部とを備えている。本物品は、両脚部のうちの一方の脚部が挿通孔部の一側端部と共に二股状に分岐する分岐片とされている一方、他方の脚部が挿通孔部の他側端部と共に一方の脚部の各分岐片の間に非接触で収容される単一の非接触片とされている。本物品の両脚部の各分岐片及び非接触片には、互いに向き合う復元方向に鋭角状に突出する突起がそれぞれ設けられている。そして、本物品は、複数用意しておいてから各挿通孔部の挿通孔をそれぞれ棒材に挿通させておき、各挿通孔部の縮径により復元力に抗して両脚部を互いに離間させて各分岐片の突起と非接触片の突起との間にカーテンの上端を挟んだ状態から各挿通孔部の拡径に伴い復元する両脚部の復元力によってカーテンを吊下するようにしている。更に、本物品は、復元力により交差させた状態で当接する両脚部の各分岐片及び非接触片の間に表れる、カーテンフックを係止可能とする逆涙型の係止孔を備えている。
意匠の説明各図面に表されている細線は、平面と曲面及び曲面同士の境界を示し、立体表面の形状を特定するためのものである。参考斜視図1は、斜め上方から視ている。参考斜視図2は、斜め下方から視ている。

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