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公開番号
2025030189
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135256
出願日
2023-08-23
発明の名称
屋外使用可能部品
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
C08J
5/04 20060101AFI20250228BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】環境に配慮した屋外使用可能部品を提供する。
【解決手段】屋外使用可能部品1は、人力駆動車、および、釣具のうちの少なくとも1つに使用可能な屋外使用可能部品であって、樹脂10と、樹脂10中に分散され、10ナノメートル以上100マイクロメートル以下の最大断面長さを有する少なくとも1つのセルロース繊維20と、を備える。少なくとも1つのセルロース繊維20は、本体21と、本体21から分岐した少なくとも1つの分岐部22と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車、および、釣具のうちの少なくとも1つに使用可能な屋外使用可能部品であって、
樹脂と、
前記樹脂中に分散され、10ナノメートル以上100マイクロメートル以下の最大断面長さを有する少なくとも1つのセルロース繊維と、
を備える、
屋外使用可能部品。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
人力駆動車、および、釣具のうちの少なくとも一方に使用可能な屋外使用可能部品であって、
樹脂と、
前記樹脂中に分散される少なくとも1つのセルロース繊維と、
を備え、
前記少なくとも1つのセルロース繊維は、
本体と、
前記本体から分岐した少なくとも1つの分岐部と、
を含む、
屋外使用可能部品。
【請求項3】
前記樹脂は、
ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、および、変性ポリフェニレンエーテルからなる群から選択される、
請求項1、または、請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項4】
前記樹脂は、
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、および、アクリロニトリルブタジエンスチレンからなる群から選択される、
請求項1、または、請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項5】
前記樹脂中に分散される少なくとも1つの炭素繊維をさらに備える、
請求項1、または、請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項6】
前記少なくとも1本のセルロース繊維は、最大長手方向長さを有し、
前記最大長手方向長さを前記最大断面長さによって割ることによって定義されるアスペクト比が10以上1000以下である、
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の屋外使用可能部品。
【請求項7】
前記少なくとも1本のセルロース繊維は、最大断面長さ、および、最大長手方向長さを有し、
前記最大長手方向長さを前記最大断面長さによって割ることによって定義されるアスペクト比が10以上1000以下である、
請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項8】
前記少なくとも1つの分岐部は、
複数の分岐部を含む、
請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項9】
前記少なくとも1つの分岐部は、
フィブリル化工程によって形成される、
請求項2に記載の屋外使用可能部品。
【請求項10】
前記少なくとも1つのセルロース繊維は、
複数のセルロース繊維を含む、
請求項1、または、請求項2に記載の屋外使用可能部品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外使用可能部品の技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、人力駆動車、および、釣具などに使用可能な屋外使用可能部品の技術は公知である。特許文献1には、樹脂層によって被覆され、樹脂層が炭素繊維層によって被覆されたクランク本体が開示される。特許文献1のクランク本体は、炭素繊維層を含むことによって、剛性、および、強度を向上できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2003/0066383号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
炭素繊維は自然由来の材料ではないため、人力駆動車、および、釣具などに使用可能な屋外使用可能部品は、さらなる環境への配慮が望まれる。
【0005】
本開示の目的の1つは、環境に配慮した屋外使用可能部品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1側面に従う屋外使用可能部品は、人力駆動車、および、釣具のうちの少なくとも1つに使用可能な屋外使用可能部品であって、樹脂と、樹脂中に分散され、10ナノメートル以上100マイクロメートル以下の最大断面長さを有する少なくとも1つのセルロース繊維と、を備える。
第1側面の屋外使用可能部品によれば、環境に配慮した屋外使用可能部品を提供できる。剛性、および、強度に優れ、樹脂中のセルロース繊維の分散性に優れる屋外使用可能部品を提供できる。セルロース繊維の樹脂との接触面積の増大によって、樹脂に対するセルロース繊維の密着性を向上できる。
【0007】
本開示の第2側面に従う屋外使用可能部品は、人力駆動車、および、釣具のうちの少なくとも一方に使用可能な屋外使用可能部品であって、樹脂と、樹脂中に分散される少なくとも1つのセルロース繊維と、を備え、少なくとも1つのセルロース繊維は、本体と、本体から分岐した少なくとも1つの分岐部と、を含む。
第2側面の屋外使用可能部品によれば、環境に配慮した屋外使用可能部品を提供できる。分岐部によってセルロース繊維が樹脂と3次元的に密着するため、樹脂に対するセルロース繊維の密着性を向上できる。
【0008】
第1側面、または、第2側面に従う第3側面の屋外使用可能部品において、樹脂は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、および、変性ポリフェニレンエーテルからなる群から選択される。
第3側面の屋外使用可能部品によれば、剛性、強度、耐熱性、耐磨耗性、および、耐衝撃性に優れる屋外使用可能部品を提供できる。
【0009】
第1側面、または、第2側面に従う第4側面の屋外使用可能部品において、樹脂は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、および、アクリロニトリルブタジエンスチレンからなる群から選択される。
第4側面の屋外使用可能部品によれば、安価に製造できる。
【0010】
第1側面、または、第2側面に従う第5側面の屋外使用可能部品は、樹脂中に分散される少なくとも1つの炭素繊維をさらに備える。
第5側面の屋外使用可能部品によれば、剛性、および、強度に優れる屋外使用可能部品を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)
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