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公開番号2025062787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-15
出願番号2023172044
出願日2023-10-03
発明の名称ハロゲン含有ポリマー
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類C08G 65/40 20060101AFI20250408BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、樹脂へ配合した際に優れた難燃性、流動性及び耐衝撃性を示すハロゲン含有ポリマーを提供することを課題とする。
【解決手段】下記一般式(1)で示されるハロゲン含有ポリマーであって、そのポリマー鎖末端に、下記式(2)乃至(5)からなる群より選ばれる少なくとも一つの末端基を有し、式(2)乃至(5)で示される末端基のうち、式(2)で示されるハロエチル末端基の割合が70%以上であることを特徴とする、ハロゲン含有ポリマーを用いる。
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(式中、Rは、アルキレン基、-S-等を示し、Yはハロゲン原子を示す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)
JPEG
2025062787000010.jpg
31
73
(式中、Rは、炭素数1~6のアルキレン基、-S-、又は-SO

-を示し、nは実数を示す。)
で示されるハロゲン含有ポリマーであって、そのポリマー鎖末端に、下記式(2)乃至(5)
JPEG
2025062787000011.jpg
16
139
(式中、Oは、ベンゼン環に結合した酸素原子を示す。Yはハロゲン原子を示す。式(4)は、フェノール性水酸基を示す。)
からなる群より選ばれる少なくとも一つの末端基を有し、式(2)乃至(5)で示される末端基のうち、式(2)で示されるハロエチル末端基の割合が70%以上であることを特徴とする、ハロゲン含有ポリマー。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
ゲル浸透クロマトグラフィー法によって測定される標準ポリスチレン換算における重量平均分子量が1,000~8,000である、請求項1に記載のハロゲン含有ポリマー。
【請求項3】
一般式(1)において、Rが、炭素数1~3のアルキレン基であることを特徴とする、請求項1に記載のハロゲン含有ポリマー。
【請求項4】
一般式(1)において、Rが、2,2-プロピレン基であることを特徴とする、請求項1に記載のハロゲン含有ポリマー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、難燃剤などに用いられる、ハロゲン含有ポリマーに関する。
続きを表示(約 840 文字)【背景技術】
【0002】
難燃剤は、樹脂と混合することで、当該樹脂に難燃性を付与する添加剤としてよく知られている。例えば、複数のハロゲン原子を有する化合物が、ハロゲン系難燃剤として古くから使用されている。なお、一部の低分子量型のハロゲン系難燃剤(例えば、ポリ臭化ビフェニル類)については、その有害性のために、RoHS指令の規制対象となっている。このため近年では、高分子量型のハロゲン系難燃剤が開発されている。
【0003】
高分子量型の臭素系難燃剤として、例えば、テトラブロモビスフェノールAをエチレン基で連結した、耐熱性が高いハロゲン含有ポリマーが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-77857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来公知のハロゲン含有ポリマーは、樹脂に配合した際に発現する難燃性が必ずしも十分ではなく、配合樹脂の流動性や耐衝撃性といった機械特性が十分満足できるものではないという課題があった。
【0006】
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂へ配合した際に優れた難燃性、流動性及び耐衝撃性を示すハロゲン含有ポリマーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、鋭意検討した結果、下記の発明が上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち本願発明は、以下に示すハロゲン含有ポリマーに係る。
【0009】
[1]
下記一般式(1)
【0010】
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2025062787000001.jpg
31
73
(【0011】以降は省略されています)

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