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公開番号
2025030699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023136212
出願日
2023-08-24
発明の名称
ホットメルト組成物
出願人
アイカ工業株式会社
代理人
主分類
C08L
23/10 20060101AFI20250228BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 本発明が解決しようとする課題は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性が良好で、固化した後の機械的物性に優れており、低温環境下においても一定の耐久性を維持することができるホットメルト組成物を提供することである。
【解決手段】 オレフィン系エラストマー(A)と、粘着付与剤(B)と、オレフィン系ワックス(C)と、を含有し、前記オレフィン系ワックス(C)が、植物由来であることを特徴とするホットメルト組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
オレフィン系エラストマー(A)と、粘着付与剤(B)と、オレフィン系ワックス(C)と、を含有し、
前記オレフィン系ワックス(C)が、植物由来であることを特徴とするホットメルト組成物。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記オレフィン系エラストマー(A)として、メルトフローレート(ASTM D-1238、230℃/2.16kg)が1~500g/10minであるオレフィン系エラストマー(a1)と、溶融粘度(190℃)が100~30,000mPa・sであるオレフィン系エラストマー(a2)と、を含むことを特徴とする請求項1記載のホットメルト組成物。
【請求項3】
フィルターに用いることを特徴とする請求項1又は2記載のホットメルト組成物。
【請求項4】
請求項1又は2記載のホットメルト組成物を用いて製造された物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホットメルト組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ホットメルト組成物について、広く研究開発が行われている。ホットメルト組成物は、加熱することにより溶融し、23℃程度の常温まで冷却させると固化することから、接着剤として好適に用いられている。その特徴としては、無溶剤で環境に優しく、短時間で硬化可能で、非常に扱いやすい材料であることが挙げられ、製造現場における作業環境を改善することが可能であることから、様々な分野において幅広く用いられている。
【0003】
過去に、本願の出願人は、オレフィン系エラストマー(A)と、粘着付与剤(B)と、ワックス(C)と、を含有し、オレフィン系エラストマー(A)として、メルトフローレート(ASTM D-1238、230℃/2.16kg)が1~500g/10minであるオレフィン系エラストマー(a1)と、溶融粘度(190℃)が100~30,000mPa・sであるオレフィン系エラストマー(a2)と、を含むことを特徴とするホットメルト組成物を発明した(特許文献1)。このホットメルト組成物は、繊維質素材に対して接着力を発揮し、オープンタイムが長く溶融粘度が適度であることから作業性が良好で、耐衝撃性にも優れているものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-164652号公報
【0005】
従来から、各種分野において、排熱やろ過、異物混入防止のために、製品内部に繊維質素材からなるフィルターが設けられており、製品ごとの内部構造に合わせて、フィルターの形状を加工し固定するために、ホットメルト組成物が好ましく用いられている。
【0006】
近年では、石油資源に依存しない、バイオマス資源が注目を集めており、様々な技術分野において、石油由来原料から植物由来原料への置き換えが進みつつある。ただ、輸送用機器や電気製品に設置されるフィルターに、ホットメルト組成物を用いる場合、その機械的物性の向上も、同時に要求されており、改善の余地があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性が良好で、固化した後の機械的物性に優れており、低温環境下においても一定の耐久性を維持することができるホットメルト組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、オレフィン系エラストマー(A)と、粘着付与剤(B)と、オレフィン系ワックス(C)と、を含有し、前記オレフィン系ワックス(C)が、植物由来であることを特徴とするホットメルト組成物である。
【発明の効果】
【0009】
本発明にかかるホットメルト組成物は、溶融粘度が適度であることから塗布作業性が良好で、固化した後の機械的物性に優れており、低温環境下においても一定の耐久性を維持することができるという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<オレフィン系エラストマー>
本発明では、オレフィン系エラストマー(A)を用いる。当該(A)成分は、本発明にかかるホットメルト組成物のベースポリマーとして用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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