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公開番号2025034990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141708
出願日2023-08-31
発明の名称レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸拡散制御剤
出願人東京応化工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G03F 7/004 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】良好なラフネスを維持しつつ、感度が向上されたなレジスト組成物等の提供する。
【解決手段】露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物。酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と式(d0)で表される化合物(D0)とを含有する。Ar01は芳香環;X01はハロゲン原子;Rd01は置換基(ハロゲン原子及びヒドロキシ基を除く);Rx0は式(Rx0-1)で表される基;m01及びn01は原子価が許容する限り0以上の整数;Mm+は、m価のカチオン;Ar02は芳香環;X02はハロゲン原子;Ld01は単結合又はアルキレン基;Ld02はアルキレン基;Rd02はハロゲン原子以外の置換基;)
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、
酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、
下記一般式(d0)で表される化合物(D0)と、
を含有する、レジスト組成物。
TIFF
2025034990000106.tif
41
170
[式中、Ar
01
は、芳香環を表す。X
01
は、ハロゲン原子を表す。Rd
01
は、置換基を表す。但し、Rd
01
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx

は、下記一般式(Rx0-1)で表される基を表す。m01、及びn01は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、k0個のRx

が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m01≧1である。k0は、原子価が許容する限り1以上の整数を表す。m01が2以上の整数のとき、2以上のX
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n01が2以上の整数のとき、2以上のRd
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k0が2以上の整数のとき、2以上のRx

は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
TIFF
2025034990000107.tif
61
170
[式中、Ar
02
は、芳香環を表す。X
02
は、ハロゲン原子を表す。Ld
01
は、単結合、又は炭素原子数1~5のアルキレン基を表す。Ld
02
は、アルキレン基を表す。Rd
02
は、ハロゲン原子以外の置換基を表す。m02、及びn02は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、前記一般式(d0)中のm01が0のとき、k0個のm02の全てが0になることはない。m02が2以上の整数のとき、2以上のX
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n02が2以上の整数のとき、2以上のRd
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。*は結合手を示す。]
続きを表示(約 3,900 文字)【請求項2】
前記化合物(D0)が、下記一般式(d0-1)で表される化合物である、請求項1に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025034990000108.tif
41
170
[式中、X
011
は、ハロゲン原子を表す。Rd
011
は、置換基を表す。但し、Rd
011
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx
01
は、下記一般式(Rx01-1)で表される基を表す。m011及びn011は、それぞれ独立に、0~4の整数を表す。但し、k01個のRx
01
が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m011≧1である。k01は、1~5の整数を表す。m011+n011+k01≦5である。m011が2以上の整数のとき、2以上のX
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n011が2以上の整数のとき、2以上のRd
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k01が2以上の整数のとき、2以上のRx
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
TIFF
2025034990000109.tif
58
170
[式中、X
012
は、ハロゲン原子を表す。Ld
011
は、単結合、又は炭素原子数1~5のアルキレン基を表す。Ld
021
は、アルキレン基を表す。Rd
012
は、ハロゲン原子以外の置換基を表す。m012、及びn012は、それぞれ独立に、0~5の整数を表す。但し、前記一般式(d0-1)中のm011が0のとき、k01個のm012の全てが0になることはない。m012が2以上の整数のとき、2以上のX
012
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n012が2以上の整数のとき、2以上のRd
012
は相互に同じでもよく、異なってもよい。]
【請求項3】
前記一般式(d0)中のk0個のRx

のうちの1個と、-C(=O)―O

とが、Ar
01
で表される芳香環の環骨格を構成する炭素原子のうち隣接する2個の炭素原子にそれぞれ結合している、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項4】
前記一般式(d0-1)で表される化合物が、下記一般式(d0-1-1)で表される化合物である、請求項2に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025034990000110.tif
45
170
[式中、X
011
は、ハロゲン原子を表す。Rd
011
は、置換基を表す。但し、Rd
011
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx
01
は、前記一般式(Rx01-1)で表される基を表す。m011及びn011は、それぞれ独立に、0~4の整数を表す。但し、k01個のRx
01
が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m011≧1である。k01は、1~5の整数を表す。m011+n011+k01≦5である。m011が2以上の整数のとき、2以上のX
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n011が2以上の整数のとき、2以上のRd
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k01が2以上の整数のとき、2以上のRx
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
【請求項5】
前記一般式(d0)中のm01が1以上の整数であり、且つ前記一般式(Rx0-1)中のm02が1以上の整数である、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項6】
前記一般式(d0-1)中のm011が1~4の整数であり、且つ前記一般式(Rx01-1)中のm012が1~4の整数である、請求項2に記載のレジスト組成物。
【請求項7】
支持体上に、請求項1又は2に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、及び前記露光後のレジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を有する、レジストパターン形成方法。
【請求項8】
下記一般式(d0)で表される化合物。
TIFF
2025034990000111.tif
41
170
[式中、Ar
01
は、芳香環を表す。X
01
は、ハロゲン原子を表す。Rd
01
は、置換基を表す。但し、Rd
01
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx

は、下記一般式(Rx0-1)で表される基を表す。m01、及びn01は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、k0個のRx

が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m01≧1である。k0は、原子価が許容する限り1以上の整数を表す。m01が2以上の整数のとき、2以上のX
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n01が2以上の整数のとき、2以上のRd
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k0が2以上の整数のとき、2以上のRx

は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
TIFF
2025034990000112.tif
61
170
[式中、Ar
02
は、芳香環を表す。X
02
は、ハロゲン原子を表す。Ld
01
は、単結合、又は炭素原子数1~5のアルキレン基を表す。Ld
02
は、アルキレン基を表す。Rd
02
は、ハロゲン原子以外の置換基を表す。m02、及びn02は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、前記一般式(d0)中のm01が0のとき、k0個のm02の全てが0になることはない。m02が2以上の整数のとき、2以上のX
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n02が2以上の整数のとき、2以上のRd
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。*は結合手を示す。]
【請求項9】
下記一般式(d0-1)で表される、請求項8に記載の化合物。
TIFF
2025034990000113.tif
41
170
[式中、X
011
は、ハロゲン原子を表す。Rd
011
は、置換基を表す。但し、Rd
011
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx
01
は、前記一般式(Rx01-1)で表される基を表す。m011及びn011は、それぞれ独立に、0~4の整数を表す。但し、k01個のRx
01
が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m011≧1である。k01は、1~5の整数を表す。m011+n011+k01≦5である。m011が2以上の整数のとき、2以上のX
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n011が2以上の整数のとき、2以上のRd
011
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k01が2以上の整数のとき、2以上のRx
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
TIFF
2025034990000114.tif
58
170
[式中、X
012
は、ハロゲン原子を表す。Ld
011
は、単結合、又は炭素原子数1~5のアルキレン基を表す。Ld
021
は、アルキレン基を表す。Rd
012
は、ハロゲン原子以外の置換基を表す。m012、及びn012は、それぞれ独立に、0~5の整数を表す。但し、前記一般式(d0-1)中のm011が0のとき、k01個のm012の全てが0になることはない。m012が2以上の整数のとき、2以上のX
012
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n012が2以上の整数のとき、2以上のRd
012
は相互に同じでもよく、異なってもよい。]
【請求項10】
前記一般式(d0)中のk0個のRx

のうちの1個と、-C(=O)―O

とが、Ar
01
で表される芳香環の環骨格を構成する炭素原子のうち隣接する2個の炭素原子にそれぞれ結合している、請求項8に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸拡散制御剤に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。
【0003】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
【0004】
レジストパターンの形成においては、露光により酸発生剤成分から発生する酸の挙動がリソグラフィー特性に大きな影響を与える一要素とされる。
これに対し、酸発生剤成分とともに、露光により該酸発生剤成分から発生する酸の拡散を制御する酸拡散制御剤を併有する化学増幅型レジスト組成物が提案されている。
例えば、特許文献1には、光崩壊性塩基を酸拡散制御剤成分として含有するレジスト組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-085916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
リソグラフィー技術のさらなる進歩、レジストパターンの微細化がますます進むなか、例えば、EUVやEBによるリソグラフィーでは、数十nmの微細なパターン形成が目標とされる。このようにレジストパターン寸法が小さくなるほど、感度及びラフネス等のリソグラフィー特性を各々トレードオフすることなく、改善することが求められる。
しかしながら、これらのリソグラフィー特性はトレードオフの関係にあり、これらの特性をいずれも満足させることは困難である。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、良好なラフネスを維持しつつ、感度が向上されたレジスト組成物、前記レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法、前記レジスト組成物に利用可能な化合物、及び前記化合物を用いた酸拡散制御剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の第1の態様は、露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、下記一般式(d0)で表される化合物(D0)と、を含有する、レジスト組成物である。
【0009】
TIFF
2025034990000001.tif
41
170
[式中、Ar
01
は、芳香環を表す。X
01
は、ハロゲン原子を表す。Rd
01
は、置換基を表す。但し、Rd
01
がハロゲン原子及びヒドロキシ基になることはない。Rx

は、下記一般式(Rx0-1)で表される基を表す。m01、及びn01は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、k0個のRx

が含むハロゲン原子の合計が0個のとき、m01≧1である。k0は、原子価が許容する限り1以上の整数を表す。m01が2以上の整数のとき、2以上のX
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n01が2以上の整数のとき、2以上のRd
01
は相互に同じでもよく、異なってもよい。k0が2以上の整数のとき、2以上のRx

は相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
は、m価のカチオンである。]
【0010】
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2025034990000002.tif
61
170
[式中、Ar
02
は、芳香環を表す。X
02
は、ハロゲン原子を表す。Ld
01
は、単結合、又は炭素原子数1~5のアルキレン基を表す。Ld
02
は、アルキレン基を表す。Rd
02
は、ハロゲン原子以外の置換基を表す。m02、及びn02は、それぞれ独立に、原子価が許容する限り0以上の整数を表す。但し、前記一般式(d0)中のm01が0のとき、k0個のm02の全てが0になることはない。m02が2以上の整数のとき、2以上のX
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。n02が2以上の整数のとき、2以上のRd
02
は相互に同じでもよく、異なってもよい。*は結合手を示す。]
(【0011】以降は省略されています)

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