TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025066020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175609
出願日2023-10-10
発明の名称モニター付撮影機器の日よけカバー
出願人個人
代理人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250415BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 本発明はモニター付撮影機器(デジタル式一眼レフや、スマートフォン)を使用して屋外にて撮影する際、太陽光下のモニターの見えづらさ軽減し本体が直射日光に照らされないように保護する、ホットシュー部に装着できるモニター付撮影機器の日よけカバーを提供する。
【解決手段】撮影機器の上部を覆い撮影機器の直射日光を受ける面積をより縮小するために台形立方体をくり抜いた屋根形状で裏側に取付用のネジ穴を設けた日よけカバーに、一眼レフやホットシュー部を備えるスマートフォンホルダーのホットシュー部に挿通できる平板状の形状を有するネジを日よけカバーのネジ穴にねじ込み締付リングで固定し、一眼レフやホットシュー部を備えるスマートフォンホルダーのホットシュー部に平板状の部分を挿通し締付リングで固定し取り付けることで、モニター付撮影機器の日よけカバーとなる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
撮影機器の上部を覆い、裏側に取付部を設けた日よけカバー1と、固定ネジ22の下端部に固定された平板状の固定板21から構成されたネジ2と、ネジ2に螺合された締付リング3と締付リング4からなる構成を特徴とするモニター付き撮影機器の日よけカバー。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
撮影機器の上部を覆う日よけカバー1の裏側に固定ネジ22の下端部に固定された平板状の固定板21から構成されたネジ2を固定し常設した日よけカバー1と、ネジ2に螺合された締付リング4からなる構成を特徴とするモニター付き撮影機器の日よけカバー。
【請求項3】
ホットシュー部付きスマートフォンホルダーのホットシュー部に接続部品を差し込み接着固定し、且つ接続部材の反対側を撮影機器の上部を覆う日よけカバーの裏側に接着固定した構成を特徴とするモニター付き撮影機器の日よけカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外にてモニター付撮影機器を直射日光から守り画面の見にくさを軽減するモニター付撮影機器の日よけカバーに関するものである。
続きを表示(約 3,900 文字)【背景技術】
【0002】
モニター付撮影機器(デジタル式一眼レフや、スマートフォン)を使用して屋外に撮影していると、日差しの強い日だとモニターが見えづらく、撮影機会を逃すことがあった。
モニター付撮影機器(デジタル式一眼レフや、スマートフォン)で撮影していると太陽光下のもとで撮影し続けていると、本体が直射日光に照らされて、カメラの温度が上がり高温エラーで機器が異常で止まることがあった。高温エラーになるとカメラ温度が下がるまで使用できない状態となり撮影タイミングを逃していた。そのために従来は特許文献1のような布カバーを使用することもあるが、画面を見るためには毎回画面部分の布をめくり上げる必要があり、常に画面を見て撮影機会を見たいところだが布をめくると直射日光で画面が見づらく撮影機会を逃していた。
特許文献1は待機時に使用するには良いが、常時撮影機会を狙う状況下では困難であった。
特許文献2のファインダーなら画面は見やすいが被写体を直視しながら画面の操作をすることが出来ず不便であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-32286号公報
実用新案登録第3207947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋外でモニター付撮影機器(デジタル式一眼レフカメラ・スマートフォン)を使用する際に次のような問題があった。
(イ)液晶モニターで設定や撮影対象を確認する際に太陽光下だと反射して画面が見えないときがあり、見づらいことで撮影タイミングを逃すことがあった。
(ロ)カメラ設定で画面表示を一番明るい表示にしても太陽光下だと見えない。例え辛うじて見える状態でも、この設定だと電力を消費しやすいことでカメラ本体の内部温度が上がりかつ電池の消耗問題が併発することになり、結果撮影タイミングを逃すことがあった。
(ハ)撮影機器の高性能化と、昨今の温暖化の影響で、太陽光下だとすぐに撮影機器の温度が上がりやすく、高温注意のエラーが発生する。一度高温エラーになるとカメラ温度が下がるまで使用できない状態となり撮影タイミングを逃していた。
(二)先行文献の道具、タオルやレインカバー等で日よけをするが画面を見やすくセッティングすることは難しく、時間を要していた。
(ホ)日傘をさして撮影機器に日差しが当たらないよう日陰を作っていたが、混雑しているところでは周りの人の邪魔になり迷惑をかけていた。風のある日だと日傘自体をさすことが難しく無理やり撮影していた。
(へ)軒下や木陰等の日陰で撮影することもあるが、場所が限定され良い画角での撮影することが出来なかった。
(ト)一眼レフでの撮影は、ファインダー撮影とモニター見てのライブビュー撮影ができるが、従来の布カバーや、タオルをかけたりする日よけ対策では簡単に撮影方法を変更するには難しく、結局日よけ対策をせずに撮影していた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、撮影機器の上部を覆い撮影機器の直射日光を受ける面積をより縮小するために台形立方体をくり抜いた屋根形状で裏側に取付用のネジ穴を装備した日よけカバーに、一眼レフやホットシュー部を備えるスマートフォンホルダ
ーのホットシュー部に挿通できる平板状の形状を有するネジを、日よけカバーのネジ穴にねじ込み締付リングで固定し、一眼レフやホットシュー部を備えるスマートフォンホルダーのホットシュー部に平板状の部分を挿通し締付リングで固定し取り付けることで、モニター付撮影機器の日よけカバーとなる。
【発明の効果】
【0006】
(イ)太陽光下のモニターの見にくさを軽減することが出来る。
(ロ)太陽光下の直射日光による撮影機器本体の温度上昇異常の予防が出来る。
(ハ)日陰を探して撮影場所を気にすることなく撮影することが出来る。
(二)日よけカバーは撮影の邪魔にならず常に被写体を直視とモニター画面とで両方を確認して撮影することが出来る。
(ホ)日よけカバーを装着した状態でもカメラの操作性は損なわれず撮影することが出来る。
(へ)一眼レフカメラに使用時は、日よけカバーの締付リングをゆるめ、180°向きを変えることにより、ファインダーを覗き込んで撮影するファインダー撮影する時にも日よけカバーは邪魔にならず撮影することが出来る。
(ト)本発明を、ホットシュー取付部を有するスマートフォン用ホルダーにも装着でき、スマートフォン用屋外撮影用にも簡単に変更することができる。
(チ)日よけカバーは、時には小雨を保護するレインカバーにもなる。
(リ)日よけカバーをスマートフォンに使用している時には、雨に対するレンズの水滴保護にもなる。
(ヌ)日よけカバーを使用しない時は締付リングを緩め、部品を解体することが安易に可能で、カメラバック等への収納、取り出しも容易とし、携帯性を高めたものである。
と、(イ)~(ヌ)の効果を得ることができ課題を解決する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一眼レフ装着前の分解斜視図である。
本発明の取付断面図(正面図)である。
本発明日よけカバー裏側の取付部詳細図である。
本発明の一眼レフ装着時の断面図(側面図)である。
本発明の一眼レフに装着時の斜視図である。
本発明を一眼レフに取り付けてのファインダー撮影状態図である。
本発明のホットシュー部付きスマートフォンホルダー装着前の分解斜視図である。
本発明のホットシュー部付きスマートフォンホルダー装着時の断面図(側面図)である。
本発明をホットシュー部付きスマートフォンホルダー装着時の三脚使用時例である。
本発明の日よけカバー1とネジ2一体型の日よけカバーの側面図である。
本発明の日よけカバー一体型のスマートフォンホルダーの分解斜視図である。
本発明の日よけカバー一体型のスマートフォンホルダーの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1に示すように撮影機器の上部を覆い、台形立方体をくり抜いたような屋根形状で、裏側に取付部を設けた日よけカバー1。
その日よけカバー1の裏側の取付部(図3)は、日よけカバーの前後非対称で左右真ん中の位置の取付穴は一眼レフ用とし、日よけカバーの前後左右の真ん中に位置する取付穴はスマートフォン用するが、その取付穴の使用方法はその限りでない。取付穴は1個でも複数でもよい。
図1に示すネジ2は、固定ネジ22の下端部に固定された平板状の固定板21から構成されていて、このネジ2に螺合された締付リング3と締付リング4からなる。
締付リング3は日よけカバーとの固定用、締付リング4はホットシュー部との固定用である。
本発明は以上のような部品構成である。
本発明を使用するときは、日よけカバー1の裏側の取付部にネジ2をねじ込み、締付リング3を回して日よけカバー1に締め付けることで日よけカバー1とネジ2が固定され、次にネジ2の固定板21を撮影機器のホットシュー部に挿通し、締付リング4と固定板21とでホットシュー部の上面片を挟持することにより、ホットシュー部に固定され、モニター付撮影機器の日よけカバーとなる。
取付部の使用方法として、一眼レフ用の取付穴は庇部から近い側の穴を前側(被写体側)にするときは画面を見ながら撮影するモニター撮影用(図4)とし、逆に庇から遠い方を前側(被写体側)にするときは、ファインダーを覗いて撮影するファインダー撮影用とするが(図6)、その使い方もその限りではない。
今までの説明ではネジ2を日よけカバー1に取り付けて固定する方法で説明してきたが、日よけカバー1にネジ2を固定し常設した一体構造で締付リング4を装備した日よけカバーでも良い(図10)。また、ホットシュー部付きスマートフォンホルダーのホットシュー部に部品61から63のような形状(図11)の部品を挿通し接着固定し、その部品の反対側を日よけカバー裏側に接着固定した一体構造でも良い(図12)。
日よけカバー1の屋根形状の形は台形立方体をくり抜いた形状の必要はない。
ネジ2は、旋回機構付きネジや、ボールジョイント付ネジを使用することでもよい。
【符号の説明】
【0009】
1 日よけカバー
11 取付穴(一眼レフ用)
12 取付穴(スマートフォン用)
2 ネジ
21 固定板
22 固定ネジ
3 締付リング(日よけカバー固定用)
4 締付リング(ホットシュー部固定用)
5 ネジ一体型日よけカバー
6 日よけカバー付きスマートフォンホルダー
61 接続部材A
62 接続部材B
63 接続部材C

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スクリーン
25日前
株式会社リコー
撮影装置
23日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
キヤノン株式会社
撮像装置
26日前
株式会社トプコン
全周カメラ
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
2日前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
26日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
24日前
個人
モニター付撮影機器の日よけカバー
11日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
個人
露光装置、及び露光方法
23日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成制御装置
23日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
24日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
18日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
電子機器、遮光装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
29日前
続きを見る