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公開番号2025040179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-24
出願番号2023146924
出願日2023-09-11
発明の名称エレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 1/14 20060101AFI20250314BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】乗りかご内の快適性を向上させることができるエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ10は、乗りかご20のかご内に空気を送り込む空調ユニット30と、空調ユニット30の運転を制御する空調制御部46とを含み、空調制御部46は乗りかご20のかご内の温度が予め設定された第1閾値α未満の温度である場合には乗りかご20を利用する乗客がいないことを示唆する所定の状態であることを条件に空調ユニット30の運転を開始するように構成された第1モードを実行する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
乗りかご内に空気を送り込む送風ユニットと、前記送風ユニットの運転を制御する制御部とを含むエレベータであって、
前記制御部は、前記乗りかご内の温度が予め設定された閾値未満の温度である場合には前記乗りかごを利用する乗客がいないことを示唆する所定の状態であることを条件に前記送風ユニットの運転を開始するように構成された第1モードを実行する、
エレベータ。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記所定の状態には、前記乗りかごがかご扉を閉じた状態でいずれかの乗場に停止している状態であることが含まれる、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項3】
前記所定の状態には、前記乗りかごに設置されたかご操作盤を介して呼び操作が行われていない状態であることを含む、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項4】
前記所定の状態には、乗り場に設置された乗場操作盤を介して呼び操作が行われていない状態であることを含む、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項5】
前記制御部は、前記乗りかご内の温度が前記閾値以上の温度である場合には呼び操作が行われたことを条件に前記送風ユニットの運転を開始する第2モードを実行する、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項6】
前記第1モードは、前記送風ユニットを運転しているときに呼び操作が行われた場合には前記送風ユニットの運転を停止するように構成される、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項7】
前記制御部は、予め設定されたスケジュールに基づいて前記閾値を変更するように構成されている、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項8】
前記制御部は、特定の行先階に関する呼び操作が行われた場合には前記閾値を変更する、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項9】
前記送風ユニットは、前記乗りかご内の温度を調節する機能を有する、
請求項1に記載のエレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータに関し、特に、エレベータに備えられた乗りかごに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
エレベータの乗りかごには、かご内の換気や空調を行うために送風ユニットが設けられている。このような送風ユニットを備えたエレベータの中には、かご内の乗客の人数に応じて送風ユニットがかご内に送り込む空気の風量を調節する機能を有するものなどがある。
【0003】
しかしながら、かご内の乗客の人数に応じて風量を変更する場合には、乗客がかごに乗り込んでから風量を変更することとなり乗客が乗り込んでからかご内が快適な状態となるまでに時間を要するという問題もある。
【0004】
例えば、特許文献1には、乗り場呼びの登録がなされたときの乗りかご内の温度に基づいて乗りかご内に送り込む空気の風量を調節可能に構成されたエレベータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-25518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載のエレベータの構成では、かご内の温度に基づいて送り込む空気の風量を調節することができるものの送風ユニットから送り込まれる空気の流れによって乗客が冷えや寒さを感じることで快適性が損なわれる場合も起こり得る。
【0007】
本発明では、乗りかご内の快適性を向上させることができるエレベータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のエレベータは、乗りかご内に空気を送り込む送風ユニットと、送風ユニットの運転を制御する制御部とを含むエレベータであり、制御部は乗りかご内の温度が予め設定された閾値未満の温度である場合には乗りかごを利用する乗客がいないことを示唆する所定の状態であることを条件に送風ユニットの運転を開始するように構成された第1モードを実行するものである。
【0009】
本発明のエレベータにおいて、所定の状態には、乗りかごがかご扉を閉じた状態でいずれかの乗場に停止している状態であることが含まれてもよい。
【0010】
本発明のエレベータにおいて、所定の状態には、乗りかごに設置されたかご操作盤を介して呼び操作が行われていない状態であることが含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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