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公開番号2024161724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-20
出願番号2023076683
出願日2023-05-08
発明の名称産業車両
出願人株式会社豊田自動織機
代理人
主分類B66F 9/24 20060101AFI20241113BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】周囲の温度が低温又は高温であってもアタッチメントの位置を正確に検出することができる産業車両の提供にある。
【解決手段】車体と、車体に備えられ、マストおよびマストに対して可動するアタッチメントを有する荷役装置と、アタッチメントに備えられ、アタッチメントの位置を検出するポテンショメータ70と、を備える産業車両において、ポテンショメータ70を収容する筐体79と、筐体79とポテンショメータ70との間に設置された温度調整器と、温度調整器をポテンショメータ70に付勢する付勢部材と、を備えた。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、
前記車体に備えられ、マストおよび前記マストに対して可動するアタッチメントを有する荷役装置と、
前記アタッチメントに備えられ、前記アタッチメントの位置を検出するポテンショメータと、を備える産業車両において、
前記ポテンショメータを収容する筐体と、
前記筐体と前記ポテンショメータとの間に設置された温度調整器と、
前記温度調整器を前記ポテンショメータに付勢する付勢部材と、を備えることを特徴とする産業車両。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記付勢部材は、緩衝機能を有する断熱性材料により形成されていることを特徴とする請求項1記載の産業車両。
【請求項3】
前記温度調整器は、加熱器であることを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両。
【請求項4】
前記加熱器は、PTCヒータであることを特徴とする請求項3記載の産業車両。
【請求項5】
前記筐体の内壁に断熱性材料により形成されている断熱部材が設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の産業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、産業車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
産業車両に関連する従来技術として、例えば、特許文献1に開示された材料貯蔵装置における材料計測装置が知られている。特許文献1に開示された材料貯蔵装置には、入力出庫装置としての材料搬送装置が設けられている。材料搬送装置には、リフタビームにリフタアームを適宜な案内により水平方向へ移動自在となし、リフタアームの下面にラックを装着し、このラックに螺合するピニオンがリフタビームの下面に回転自在に設けられている。このピニオンを駆動するためリフタアーム駆動用モータがリフタビームの下面に設けられ、このリフタアーム駆動用モータに移動量検出装置であるエンコーダが設けられている。なお、エンコーダに代えてポテンショメータを用いていることも可能である。
【0003】
ところで、産業車両においては、荷役装置を備えるフォークリフトが知られている。フォークリフトの荷役装置は、マストと、マストに対して可動するアタッチメントを備えている。荷を操作するアタッチメントには、アタッチメントの位置を検出するためにポテンショメータを備えることがある。そして、この種のフォークリフトは、冷凍倉庫等の低温環境で荷役作業を行う場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-132112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、産業車両が冷凍倉庫等の低温環境で荷役作業を行う場合、ポテンショメータの出力電圧が低温によってばらつきが生じ、アタッチメントの位置を正確に検出できないという問題がある。アタッチメントの位置を正確に検出できないと、アタッチメントにより棚に対して載置された荷の位置が意図する位置と相違してしまう。特に、無人走行する産業車両の場合、棚における荷の位置が意図する位置と相違すると、産業車両と荷との干渉および産業車両による荷の取り出し不能が生じるおそれがある。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、周囲の温度が低温又は高温であってもアタッチメントの位置を正確に検出することができる産業車両の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明は、車体と、前記車体に備えられ、マストおよび前記マストに対して可動するアタッチメントを有する荷役装置と、前記アタッチメントに備えられ、前記アタッチメントの位置を検出するポテンショメータと、を備える産業車両において、前記ポテンショメータを収容する筐体と、前記筐体と前記ポテンショメータとの間に設置された温度調整器と、前記温度調整器を前記ポテンショメータに付勢する付勢部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明では、ポテンショメータが筐体に収容され、筐体とポテンショメータとの間に設置される温度調整器は付勢部材によりポテンショメータに押し付けられるので、ポテンショメータの温度は、温度調整器により調整される。したがって、周囲の温度が低温又は高温であってもポテンショメータの著しい温度変化を抑制できる。その結果、ポテンショメータの出力電圧は安定し、アタッチメントの位置を正確に検出することができる。
【0009】
また、上記の産業車両において、前記付勢部材は、緩衝機能を有する断熱性材料により形成されている構成としてもよい。
この場合、付勢部材が緩衝機能を有する断熱性材料により形成されているので、温度調整器は、付勢部材の緩衝機能によりポテンショメータに押し付けられるとともに、断熱性材料による断熱効果により周囲の温度の影響を受けにくくなる。その結果、ポテンショメータの出力電圧はより安定する。
【0010】
また、上記の産業車両において、前記温度調整器は、加熱器である構成としてもよい。
この場合、冷凍倉庫等の低温環境であっても、加熱器がポテンショメータを加熱することで、ポテンショメータの著しい温度低下を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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