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公開番号
2025069634
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179461
出願日
2023-10-18
発明の名称
自動車用台車
出願人
新英運輸株式会社
代理人
個人
主分類
B66F
3/12 20060101AFI20250423BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】タイヤを任意に回転させて、タイヤやホイールの商品名を、最適な位置に合わせることができる自動車用台車を提供すること。
【解決手段】自動車に取り付けられたホイールXとタイヤYとを、互いに接近させた第1のローラ15と第2のローラ16とによってジャッキし、そのまま自動車を移動させることができる自動車用台車10であって、第2のローラ16の一端に第1の歯車17が設けられ、第1の歯車17と噛み合う第2の歯車18を備えた回転軸19が設けられたもの。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
上面の一部に開口部を備えた筒状の第1のフレームと、
第2のフレームと、
第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、
第1のフレームに垂直方向に連結された第3のフレームと、
第2のフレームに垂直方向に連結された第4のフレームと、
第3のフレームに回転自在に設けられた第1のローラと、
第4のフレームに回転自在に設けられた第2のローラと、
第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、
第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための第1の爪と第2の爪とを備えた上下動自在なレバーとラックとからなるラチェット機構のアクチュエータと、を有し、
レバーと第1の爪と第2の爪とは第1のフレームに設けられ、
ラックは第2のフレームの上面に設けられ、
レバーを上下動させることにより、第1の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第2のフレームを第1のフレーム側に繰り出し、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、同時に、第2の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車であって、
第1のローラ又は第2のローラのいずれかの一端に第1の歯車が設けられ、
第1の歯車と噛み合う第2の歯車を備えた回転軸が設けられたもの。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
筒状の第1のフレームと、
第2のフレームと、
第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、
第1のフレームに垂直方向に連結された第3のフレームと、
第2のフレームに垂直方向に連結された第4のフレームと、
第3のフレームに回転自在に設けられた第1のローラと、
第4のフレームに回転自在に設けられた第2のローラと、
第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、
第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための上下動自在なレバーとレバーの上下動によって作動するポンプとポンプによって作動するシリンダとからなる油圧機構のアクチュエータと、を有し、
レバーとポンプとは第1のフレームに設けられ、
シリンダは第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるように適宜の場所に設けられ、
レバーを上下動させることにより、ポンプとシリンダとを作動させ、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車であって、
第1のローラ又は第2のローラのいずれかの一端に第1の歯車が設けられ、
第1の歯車と噛み合う第2の歯車を備えた回転軸が設けられたもの。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとをジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車であって、そのままタイヤを任意に回転させることができるものに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、上面の一部に開口部を備えた筒状の第1のフレームと第2のフレームとを備え、第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、第1のフレームの一端に垂直方向に連結された第3のフレームと、第2のフレームの他端に垂直方向に連結された第4のフレームと、第3のフレームに設けられた第1のローラと、第4のフレームに設けられた第2のローラと、第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための第1の爪と第2の爪とを備えた上下動自在なレバーとラックとからなるラチェット機構のアクチュエータと、を有し、レバーの第1の爪と第2の爪とは第1のフレームの他端に設けられ、ラックは第2のフレームの上面に設けられ、レバーを上下動させることにより、第1の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第2のフレームを第1のフレーム側に繰り出し、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、同時に、第2の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、他の従来の技術として、筒状の第1のフレームと第2のフレームとを備え、第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、第1のフレームに垂直方向に連結された第3のフレームと、第2のフレームの一端に垂直方向に連結された第4のフレームと、第3のフレームに設けられた第1のローラと、第4のフレームに設けられた第2のローラと、第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための上下動自在なレバーとレバーの上下動によって作動するポンプとポンプによって作動するシリンダとからなる油圧機構のアクチュエータと、を有し、レバーとポンプとは第1のフレームに設けられ、シリンダは第3のフレームと第4のフレームとの間に垂直方向に連結されるか又は第1のフレームと第2のフレームとの間に連結され、レバーを上下動させることにより、ポンプとシリンダとを作動させ、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車がある(例えば、非特許文献1参照)。
【0004】
従来の技術の自動車用台車では、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとの4輪のすべてをジャッキすることにより、例えば、展示会場、修理ガレージ、販売店、及び駐車施設のような狭いスペース内においても、簡単かつ円滑に、自動車を所望の移動先に移動させることができた。
【0005】
しかし、例えば、展示会場や販売店などで、販売促進目的で、タイヤやホイールの商品名の見映えを良くするために、そのままタイヤを任意に回転させて、タイヤやホイールの商品名を、最適な位置に合わせることができないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平2-8199号公報
【非特許文献】
【0007】
コバヤシデンソー株式会社,KiKAiYA,油圧式カードーリー取扱説明書,品番HDO-4,2023年10月10日受入
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記の問題点を解決するため、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとをジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車において、そのままタイヤを任意に回転させて、タイヤやホイールの商品名を、容易に最適な位置に合わせることができるものを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の課題解決手段は、上面の一部に開口部を備えた筒状の第1のフレームと、第2のフレームと、第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、第1のフレームに垂直方向に連結された第3のフレームと、第2のフレームに垂直方向に連結された第4のフレームと、第3のフレームに回転自在に設けられた第1のローラと、第4のフレームに回転自在に設けられた第2のローラと、第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための第1の爪と第2の爪とを備えた上下動自在なレバーとラックとからなるラチェット機構のアクチュエータと、を有し、レバーと第1の爪と第2の爪とは第1のフレームに設けられ、ラックは第2のフレームの上面に設けられ、レバーを上下動させることにより、第1の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第2のフレームを第1のフレーム側に繰り出し、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、同時に、第2の爪が第1のフレームの開口部を介して第2のフレームのラックと噛み合って、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車であって、第1のローラ又は第2のローラのいずれかの一端に第1の歯車が設けられ、第1の歯車と噛み合う第2の歯車を備えた回転軸が設けられたものである。
【0010】
本発明の第2の課題解決手段は、筒状の第1のフレームと、第2のフレームと、第2のフレームが第1のフレーム内に摺動自在に設けられ、第1のフレームに垂直方向に連結された第3のフレームと、第2のフレームに垂直方向に連結された第4のフレームと、第3のフレームに回転自在に設けられた第1のローラと、第4のフレームに回転自在に設けられた第2のローラと、第3のフレーム及び第4のフレームのそれぞれの両端に設けられたキャスターと、第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるようにするための上下動自在なレバーとレバーの上下動によって作動するポンプとポンプによって作動するシリンダとからなる油圧機構のアクチュエータと、を有し、レバーとポンプとは第1のフレームに設けられ、シリンダは第1のローラと第2のローラとが互いに接近及び離隔自在となるように適宜の場所に設けられ、レバーを上下動させることにより、ポンプとシリンダとを作動させ、第1のフレーム内に第2のフレームを所定の距離だけ移動させ、第1のフレームと第2のフレームとの位置を固定することによって、第1のローラと第2のローラとを互いに接近させ、自動車に取り付けられたホイールとタイヤとを第1のローラと第2のローラとによってジャッキし、そのまま自動車を移動させるための自動車用台車であって、第1のローラ又は第2のローラのいずれかの一端に第1の歯車が設けられ、第1の歯車と噛み合う第2の歯車を備えた回転軸が設けられたものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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