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公開番号
2025044357
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151880
出願日
2023-09-20
発明の名称
配電装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】より信頼性の向上を図ることが可能な配電装置を提供する。
【解決手段】第1バッテリ11に接続される端子60a,60bと、第2バッテリ12に接続される端子60c,60dと、急速充電器30に接続される端子60e,60fと、各部を接続する第1~第5ラインL1~L5と、第3ラインL3上の第1スイッチSW1と、第4ラインL4上の第2スイッチSW2と、第5ラインL5上の第3スイッチSW3と、第1~第3スイッチSW1~SW3を制御する制御部63とを備え、制御部63は、第1ラインL1と第2ラインL2との電圧を計測する電圧計測部63cと、第4ラインL4における電流を計測する電流計測部63aと、電圧計測部63c及び電流計測部63aの計測結果に基づいて、第1~第3スイッチSW1~SW3の故障を判断する故障判断部63dとを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1バッテリの正極及び負極にそれぞれ接続される第1バッテリ正極端子及び第1バッテリ負極端子と、
第2バッテリの正極及び負極にそれぞれ接続される第2バッテリ正極端子及び第2バッテリ負極端子と、
充電器の正極及び負極にそれぞれ接続される充電器正極端子及び充電器負極端子と、
前記第1バッテリ正極端子と前記充電器正極端子とを接続する第1ラインと、
前記第2バッテリ負極端子と前記充電器負極端子とを接続する第2ラインと、
前記第2バッテリ正極端子と前記第1バッテリ負極端子とを接続する第3ラインと、
前記第3ラインにおける導通及び遮断を制御する第1スイッチと、
前記第2バッテリ正極端子と前記第1ラインとを接続する第4ラインと、
前記第4ラインにおける導通及び遮断を制御する第2スイッチと、
前記第2ラインと前記第1バッテリ負極端子とを接続する第5ラインと、
前記第5ラインにおける導通及び遮断を制御する第3スイッチと、
前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの導通状態と遮断状態とを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記第1ラインと前記第2ラインとの電圧を計測する電圧計測手段と、
前記第4ライン及び前記第5ラインの一方における電流を計測する電流計測手段と、
前記電圧計測手段により計測された電圧、及び、前記電流計測手段により計測された電流に基づいて、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの故障を判断する故障判断手段と、を有する
ことを特徴とする配電装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記第4ライン及び前記第5ラインの他方における電流を計測する第2電流計測手段をさらに有し、
前記故障判断手段は、さらに、前記第2電流計測手段により計測された電流に基づいて、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの故障を判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の配電装置。
【請求項3】
前記第4ラインは、一端側が前記第3ラインと共通化されて前記第2バッテリ正極端子に接続され、
前記電流計測手段は、前記第4ラインの電流を計測するものであって、前記第3ラインとの共通化部分における電流を計測する
ことを特徴とする請求項1に記載の配電装置。
【請求項4】
前記第5ラインは、一端側が前記第3ラインと共通化されて前記第1バッテリ負極端子側に接続され、
前記電流計測手段は、前記第5ラインの電流を計測するものであって、前記第3ラインとの共通化部分における電流を計測する
ことを特徴とする請求項1に記載の配電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配電装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年環境を考慮してEV(Electric Vehicle)やPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)など高電圧電池を搭載した電動車両が登場している。これら電動車両の電圧は年々高くなっており、例えば400V程度から800V程度になってきている。電動車両の電圧の上昇に伴い電動車両の充電器の規格電圧も高くなっており、高電圧の電池を搭載した車両に対応できるようになってきている。しかし、規格の大きい充電器は電力も大きいため電力事情の悪い地域での設置は難しく、現在設置されている充電器も全て例えば800Vの電圧に対応できるように置き換えるのは困難である。
【0003】
そこで、電動車両に搭載される二次電池を直接接続したり並列接続したり切替を可能とした配電装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この配電装置によれば、充電時に並列接続に切り替えることで、直列接続している場合よりも充電時における電圧を低くすることができる。よって、低い電圧でも高い電圧の電動車両を充電することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-63722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された配電装置では、直列接続と並列接続とを切り替えるスイッチに故障が生じてしまうと、二次電池の短絡等が発生してしまい、信頼性が低下する。特に、スイッチを複数用いる場合には、どのスイッチの故障であるかを特定することがより信頼性の向上につながる。
【0006】
そこで、本発明は、より信頼性の向上を図ることが可能な配電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示に係る一実施形態に係る配電装置は、第1バッテリの正極及び負極にそれぞれ接続される第1バッテリ正極端子及び第1バッテリ負極端子と、第2バッテリの正極及び負極にそれぞれ接続される第2バッテリ正極端子及び第2バッテリ負極端子と、充電器の正極及び負極にそれぞれ接続される充電器正極端子及び充電器負極端子と、前記第1バッテリ正極端子と前記充電器正極端子とを接続する第1ラインと、前記第2バッテリ負極端子と前記充電器負極端子とを接続する第2ラインと、前記第2バッテリ正極端子と前記第1バッテリ負極端子とを接続する第3ラインと、前記第3ラインにおける導通及び遮断を制御する第1スイッチと、前記第2バッテリ正極端子と前記第1ラインとを接続する第4ラインと、前記第4ラインにおける導通及び遮断を制御する第2スイッチと、前記第2ラインと前記第1バッテリ負極端子とを接続する第5ラインと、前記第5ラインにおける導通及び遮断を制御する第3スイッチと、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの導通状態と遮断状態とを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1ラインと前記第2ラインとの電圧を計測する電圧計測手段と、前記第4ライン及び前記第5ラインの一方における電流を計測する電流計測手段と、前記電圧計測手段により計測された電圧、及び、前記電流計測手段により計測された電流に基づいて、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの故障を判断する故障判断手段と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、より信頼性の向上を図ることが可能な配電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る配電装置を含む二次電池システムを示す図である。
図1に示したSW制御部による制御状態を示す第1の状態図である。
図1に示したSW制御部による制御状態を示す第2の状態図である。
図1に示した故障判断部による故障判断方法を示す第1の図表である。
図1に示した故障判断部による故障判断方法を示す第2の図表である。
各故障状態での電流の流れを示す第1の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第2の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第3の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第4の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第5の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第6の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第7の状態図である。
各故障状態での電流の流れを示す第8の状態図である。
本実施形態に係る第1の変形例を示す二次電池システムを示す構成図である。
本実施形態に係る第2の変形例を示す二次電池システムを示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
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