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公開番号2025070015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180023
出願日2023-10-19
発明の名称異常検出装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250424BHJP(信号)
要約【課題】運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と運転者が運転不能であることを示す異常状態とをそれぞれ区別して検出することができる異常検出装置を提供することを目的とする。
【解決手段】異常検出装置は、入力部(2)が取得した車両(1)の運転者に関する情報に基づいて、前記運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と、前記運転者が運転不能であることを示す異常状態と、をそれぞれ検出する制御部(5)を備えることを特徴とする。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
入力部が取得した車両の運転者に関する情報に基づいて、
前記運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と、
前記運転者が運転不能であることを示す異常状態と、
をそれぞれ検出する制御部を備える、
異常検出装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記入力部は、画像データを生成するカメラを含み、
前記情報は、前記カメラにより前記運転者を撮像した前記画像データである、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項3】
前記入力部は、音声データを生成するマイクを含み、
前記情報は、前記マイクにより前記運転者の音声を取得した前記音声データである、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項4】
前記入力部は、心拍数を計測する心拍計測機を含み、
前記情報は、前記心拍計測機により前記運転者の心拍を計測した前記心拍数である、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記予兆状態と前記異常状態とにおいて、前記車両に対して異なる制御を行う、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記予兆状態として、
前記運転者が運転不能となる可能性がある第1予兆状態と、
前記運転者が運転不能となる可能性が前記第1予兆状態より高い第2予兆状態と、
をそれぞれ検出する、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第1予兆状態と前記第2予兆状態と前記異常状態とを、それぞれ異なる状態検出動作群により検出する、
請求項6に記載の異常検出装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記異常状態を検出した場合、前記運転者に呼びかけを行い、
前記呼びかけに対して所定の期間に前記運転者の応答がなかった場合、前記車両の事故を回避する制御を行う、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記運転者の身体の違和感に対する前記運転者の無意識の行動を検出した場合、前記予兆状態であると判定する、
請求項1に記載の異常検出装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記運転者の身体の異常に対処する、又は前記運転者の身体の異常を緩和させる前記運転者の行動を検出した場合、前記予兆状態であると判定する、
請求項1に記載の異常検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、異常検出装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両を運転する運転者の異常状態を検出する様々な異常検出装置が開発されている。例えば、特許文献1には、自車両の車室内を撮影するカメラで得られた撮影画像を取得する取得部と、撮影画像に基づいてドライバの現在の姿勢を検出する検出部と、検出部によって検出されたドライバの現在の姿勢とドライバの過去の姿勢に関するデータベースとに基づいて、ドライバの未来の運転不能状態を予測する状態予測部と、を備える運転不能状態予測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-074964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような従来技術においては、運転不能状態を予測することはできるものの、運転不能である異常状態を検出することはできない。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と運転者が運転不能であることを示す異常状態とをそれぞれ区別して検出することができる異常検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る異常検出装置は、入力部が取得した車両の運転者に関する情報に基づいて、前記運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と、前記運転者が運転不能であることを示す異常状態と、をそれぞれ検出する制御部を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る異常検出装置は、運転者が運転不能となる予兆を示す予兆状態と運転者が運転不能であることを示す異常状態とをそれぞれ区別して検出することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る異常検出装置を含む車両の概要構成例を示すブロック図である。
図2は、異常検出方法における処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1は、一実施形態に係る異常検出装置を含む車両の概要構成例を示すブロック図である。図1に示す本実施形態の異常検出装置を含む車両1は、入力部2と、出力部3と、通信部4と、異常検出装置としての制御部5と、記憶部7と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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