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公開番号2025053844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162912
出願日2023-09-26
発明の名称流動性飲食物の提供用ホルダ
出願人くら寿司株式会社
代理人個人
主分類A47G 23/08 20060101AFI20250331BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】器の転倒を抑制する流動性飲食物の提供用ホルダを提供する。
【解決手段】提供用ホルダは、流動性飲食物入りの器を収容して搬送するための流動性飲食物の提供用ホルダであって、容器本体と、蓋体とを備える。容器本体は、底壁部及び底壁部の周縁から上方に延びる第1側壁部を有し、第1側壁部の上端が上部開口を画定する。蓋体は、天面部及び天面部の周縁から下方に延びる第2側壁部を有し、上部開口を開閉する。器を収容した状態において、第1側壁部の上端及び第2側壁部の下端は、器の上端よりも下に位置する。天面部の面積は、上部開口の面積よりも小さい。天面部及び第2側壁部の少なくとも一方は、器に接するか、または器が一定以上に傾くのを抑制できる程度の隙間をあけて配置されるように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
流動性飲食物入りの器を収容して搬送するための流動性飲食物の提供用ホルダであって、
底壁部及び前記底壁部の周縁から上方に延びる第1側壁部を有し、前記第1側壁部の上端が上部開口を画定する容器本体と、
天面部及び前記天面部の周縁から下方に延びる第2側壁部を有し、前記上部開口を開閉する蓋体と
を備え、
前記器を収容した状態において、前記第1側壁部の上端及び前記第2側壁部の下端は、前記器の上端よりも下に位置し、
前記天面部の面積は、前記上部開口の面積よりも小さく、
前記天面部及び前記第2側壁部の少なくとも一方は、前記器に接するか、または前記器が一定以上に傾くのを抑制できる程度の隙間をあけて配置されるように構成されている、
提供用ホルダ。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
流動性飲食物入りの前記器として、第1器と第2器とを収容可能に構成され、
前記第1器の下端部と上端部は、それぞれ、前記容器本体の底壁部と前記蓋体の天面部に接するように収容され、
前記第2器の下端部は前記容器本体の底壁部に接するが、前記第2器の上部は前記蓋体の天面部及び第2側壁部の少なくとも一方と所定以下の距離をおくように収容される、
請求項1に記載の提供用ホルダ。
【請求項3】
前記第2側壁部は、他の部位よりも外側に膨出するように傾斜するテーパ部を有し、
前記蓋体をテーパ部とは反対側の端部を中心として揺動させて開く際に、前記テーパと前記器とが干渉しないように構成されている、
請求項1または2に記載の提供用ホルダ。
【請求項4】
前記蓋体は、前記第1側壁部の上端部を外側から囲む第3側壁部と、前記第3側壁部に対して可動なロック部材とをさらに有し、
前記ロック部材は、前記蓋体が前記容器本体に対して固定されたロック状態と、前記蓋体が前記容器本体に対して取り外し可能である解除状態とを切り替える、
請求項1または2に記載の提供用ホルダ。
【請求項5】
前記蓋体は、前記第2側壁部の下端と、前記第3側壁部の上端とに連続する蓋周縁部をさらに有し、
前記蓋周縁部の一部は、溝を画定する、
請求項4に記載の提供用ホルダ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流動性飲食物の提供用ホルダに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、飲食物が載せられる容器を収容する、蓋体付きの収容体を開示する。この収容体は、飲食物搬送装置が設置された飲食店での使用が想定されている。飲食物搬送装置は、客席に沿って循環移動する搬送路を有する装置である。搬送路は、器に盛りつけられた飲食物を載せて、これを客席まで搬送する。上記収容体は、典型的には、一般に回転寿司と称される飲食店において、皿に盛りつけられた寿司を上記搬送路に載せて客席に提供する場合に好ましく使用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-016238
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述したような飲食店では、寿司だけではなく、茶碗蒸しや椀入りの汁物、飲料といったメニューも日常的に提供されている。これらの流動性飲食物は、「わん」あるいはドリンクカップ等の器に入った状態で深皿に入れられ、搬送路に載せられ、客席に搬送されることがある。客席の店舗利用客は、所望の深皿を搬送路から取り出すことで、上記器に入った飲食物を得ることができる。
【0005】
しかし、流動性飲食物が収容される器は、一定の深さを有するために不安定になり易い。このため、店舗利用客が深皿を持ってこれを搬送路から取り出すとき等に、流動性飲食物が入った器が転倒したり、転倒しかかった器が深皿から落下したりするおそれがあった。
【0006】
本発明は、流動性飲食物が入った器の転倒を抑制する流動性飲食物の提供用ホルダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1観点に係る提供用ホルダは、流動性飲食物入りの器を収容して搬送するための流動性飲食物の提供用ホルダであって、容器本体と、蓋体とを備える。容器本体は、底壁部及び底壁部の周縁から上方に延びる第1側壁部を有し、第1側壁部の上端が上部開口を画定する。蓋体は、天面部及び天面部の周縁から下方に延びる第2側壁部を有し、上部開口を開閉する。器を収容した状態において、第1側壁部の上端及び第2側壁部の下端は、器の上端よりも下に位置する。天面部の面積は、上部開口の面積よりも小さい。また、天面部及び第2側壁部の少なくとも一方は、器に接するか、または器が一定以上に傾くのを抑制できる程度の隙間をあけて配置されるように構成されている。
【0008】
本発明の第2観点に係る提供用ホルダは、第1観点に係る提供用ホルダであって、流動性飲食物入りの前記器として、第1器と第2器とを収容可能に構成され、前記第1器の下端部と上端部は、それぞれ、前記容器本体の底壁部と前記蓋体の天面部に接するように収容され、前記第2器の下端部は前記容器本体の底壁部に接するが、前記第2器の上端部は前記蓋体の天面部に接しないように収容される。
【0009】
第3観点に係る提供用ホルダは、第1観点または第2観点に係る提供用ホルダであって、前記第2側壁部は、他の部位よりも外側に膨出するように傾斜するテーパ部を有し、前記蓋体をテーパ部とは反対側の端部を中心として揺動させて開く際に、前記テーパと前記器とが干渉しないように構成されている。
【0010】
第4観点に係る提供用ホルダは、第1観点から第3観点のいずれかに係る提供用ホルダであって、蓋体は、第1側壁部の上端部を外側から囲む第3側壁部と、第3側壁部に対して可動なロック部材とをさらに有する。ロック部材は、蓋体が容器本体に対して固定されたロック状態と、蓋体が容器本体に対して取り外し可能である解除状態とを切り替える。
(【0011】以降は省略されています)

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