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公開番号
2025057066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166704
出願日
2023-09-28
発明の名称
電力変換器、処理システム、処理方法、およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G05F
1/67 20060101AFI20250402BHJP(制御;調整)
要約
【課題】最大電力点が不正確であると判断した場合に、より正しいと考えられる最大電力点に補正することのできる電力変換器を提供する。
【解決手段】電力変換器は、惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶する記憶部と、次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較する比較部と、比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行う制御部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶する記憶部と、
次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較する比較部と、
比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行う制御部と、
を備える電力変換器。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御として、
前記比較結果において前記出力電圧どうしの差がしきい値よりも大きく、前記次の周回時の前記最大電力が1周回前の前記最大電力以下である場合、前記1周回前の前記最大電力となるように定電圧制御を行った後にMPPT(Maximum Power Point Tracking)方式の制御を行う、
請求項1に記載の電力変換器。
【請求項3】
前記制御部は、
前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御として、
前記比較結果において前記出力電圧どうしの差がしきい値以下である場合、MPPT方式の制御を行う、
請求項1に記載の電力変換器。
【請求項4】
前記制御部は、
前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御として、
前記比較結果において前記出力電圧どうしの差がしきい値よりも大きく、前記次の周回時の前記最大電力が1周回前の前記最大電力よりも大きい場合、MPPT方式の制御を行う、
請求項1に記載の電力変換器。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電力変換器と、
前記電力変換器に電力を供給するソーラーパネルと、
を備える処理システム。
【請求項6】
惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶することと、
次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較することと、
比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行うことと、
を含む処理方法。
【請求項7】
コンピュータに、
惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶することと、
次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較することと、
比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行うことと、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力変換器、処理システム、処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
さまざまな用途で人工衛星が利用されている。特許文献1には、関連する技術として、MPPT制御により太陽電池の動作点を最大電力点に追従させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-153284号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に関連するMPPT方式の制御を用いる技術では、山登り法が用いられることがあるが、山登り法では必ずしも最大電力点を正確に求まるとは限らない。そこで、最大電力点が不正確であると判断した場合に、より正しいと考えられる最大電力点に補正することのできる技術が求められている。
【0005】
本開示の各態様は、上記の課題を解決することのできる電力変換器、処理システム、処理方法、およびプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によれば、電力変換器は、惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶する記憶部と、次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較する比較部と、比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行う制御部と、を備える。
【0007】
本開示の別の態様によれば、処理システムは、上記の電力変換器と、前記電力変換器に電力を供給するソーラーパネルと、を備える。
【0008】
本開示の別の態様によれば、処理方法は、惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶することと、次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較することと、比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行うことと、を含む。
【0009】
本開示の別の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、惑星を周回する人工衛星の1周回分の経過時間に対する前記人工衛星に設けられたソーラーパネルの最大電力と、前記最大電力が得られる前記ソーラーパネルの出力電圧と、を記憶することと、次の周回時の前記ソーラーパネルの最大電力および前記ソーラーパネルの出力電圧の測定値を、記憶した前記最大電力および前記出力電圧と比較することと、比較結果に基づいて、前記ソーラーパネルから電力を取り出す制御を行うことと、を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の各態様によれば、最大電力点が不正確であると判断した場合に、より正しいと考えられる最大電力点に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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