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公開番号
2025069552
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179346
出願日
2023-10-18
発明の名称
サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
21/40 20130101AFI20250423BHJP(計算;計数)
要約
【課題】判断能力が失われた利用者の情報に親族等の第三者がアクセス可能とする、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、認証制御手段と、を備える。記憶手段は、少なくとも1以上のアカウント名義人について、アカウント名義人の生体情報とアカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する。認証制御手段は、アカウント名義人のアカウントにアクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信する。認証制御手段は、受信した2人の生体情報と記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、利用者のログインを許可する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1以上のアカウント名義人について、前記アカウント名義人の生体情報と前記アカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する、記憶手段と、
前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信し、前記受信した2人の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、認証制御手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記認証制御手段は、
第1の被認証者の生体情報と第2の利用者の生体情報を受信し、
前記受信した第1の被認証者の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人の生体情報を用いた第1の生体認証を実行し、前記第1の生体認証に成功すると、
前記受信した第2の被認証者の生体情報と前記記憶されたアクセス許可者の生体情報を用いた第2の生体認証を実行し、
前記第2の生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記認証制御手段は、前記第1の生体認証により特定された前記アカウント名義人に前記アクセス許可者が設定されている場合、前記第2の生体認証を実行する、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記アカウント名義人のアカウントにログインした利用者に対し、前記アカウント名義人と同じサービスを提供する、サービス提供手段をさらに備える、請求項3に記載のサーバ装置。
【請求項5】
前記第1の被認証者は判断能力が失われた人物であり、前記第2の被認証者は前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者である、請求項2乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記認証制御手段は、前記第1の被認証者の判断能力が失われたことを証明する情報を前記利用者の端末から取得し、前記取得した情報に基づいて前記第1の生体認証により特定された前記アカウント名義人の判断能力が失われていると判定した場合、前記利用者のログインを許可する、請求項5に記載のサーバ装置。
【請求項7】
少なくとも1以上のアカウント名義人について、前記アカウント名義人の生体情報と前記アカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する、記憶工程と、
前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信し、前記受信した2人の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、認証制御工程と、
を備える、サーバ装置の制御方法。
【請求項8】
サーバ装置に搭載されたコンピュータに、
少なくとも1以上のアカウント名義人について、前記アカウント名義人の生体情報と前記アカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する、記憶処理と、
前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信し、前記受信した2人の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、認証制御処理と、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
生体認証に関する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、盗難や模倣が不可能なバイオメトリクス情報による個人認証を用いて秘密情報を保護・ガードできるようにして、秘密情報についての高いセキュリティ性能を確保する、と記載されている。特許文献1の携帯電子装置は、照合用バイオメトリクス特徴情報と参照用バイオメトリクス特徴情報とを照合部により照合する。照合部により照合した、照合用バイオメトリクス特徴情報が所有者本人のものであると認識されると、携帯電子装置の表示制御部が、秘密情報を保存部から読み出し、その秘密情報を表示部に表示させるように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-236324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
利用者にサービスを提供するための様々なIDが存在する。例えば、公的機関が管理するID(識別情報)として、被保険者番号、旅券番号、マイナンバー、運転免許証番号等が存在する。また、民間企業が管理するIDとして、銀行口座番号、クレジットカード番号、会員番号、SNS(Social networking service)サービス等のIDが存在する。
【0006】
公的機関が管理するIDや民間事業者が管理するIDによるサービスの享受は、利用者本人が健康である事が前提である。即ち、利用者本人が、これらのIDを正しく管理し、利用できる状態であることが前提である。しかしながら、利用者が高齢となったり病気に罹患したりすると正常な判断能力が失われる場合がある。正常な判断能力が失われた利用者本人が自らのIDをきちんと管理したり、思い出したりすることは事実上不可能である。また、利用者の家族も判断能力が失われた家族のIDが分からないことが多いので、判断能力が失われた利用者に関する各種の手続きが円滑に進まないといった問題がある。
【0007】
なお、特許文献1に開示された技術を適用しても上記問題を解決できない。特許文献1の端末は、生体情報を用いた認証に成功した利用者に秘密情報を開示しているに過ぎない。
【0008】
本発明は、判断能力が失われた利用者の情報に親族等の第三者がアクセス可能とすることに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1の視点によれば、少なくとも1以上のアカウント名義人について、前記アカウント名義人の生体情報と前記アカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する、記憶手段と、前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信し、前記受信した2人の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、認証制御手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0010】
本発明の第2の視点によれば、少なくとも1以上のアカウント名義人について、前記アカウント名義人の生体情報と前記アカウント名義人のアカウントにアクセスすることが許可されたアクセス許可者の生体情報を対応付けて記憶する、記憶工程と、前記アカウント名義人のアカウントに前記アクセス許可者としてログインしようとする利用者の端末から、2人の生体情報を受信し、前記受信した2人の生体情報と前記記憶されたアカウント名義人及びアクセス許可者の生体情報を用いた生体認証に成功すると、前記利用者のログインを許可する、認証制御工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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