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公開番号2025060335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023171011
出願日2023-09-30
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250403BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置におけるローラの交換を適切かつ容易に行うことを可能とする。
【解決手段】第1ベアリング203及び第2ベアリング203は、それぞれ軸部202に圧入されて固定されており、第1支持部材211及び第2支持部材212は、ローラ200が第1支持部材211及び第2支持部材212に支持された際のローラ200の回転軸方向と略直交する所定の方向に沿って第1ベアリング203及び第2ベアリング203をそれぞれ受け入れる開口213aを備えた支持部213を有し、ローラ200は、ローラ200に固定された第1ベアリング203及び第2ベアリング203がそれぞれ第1支持部材211及び第2支持部材212の支持部213に受け入れられるように所定の方向に沿って並進運動させられて、第1支持部材211及び第2支持部材213に組付け可能に構成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
トナー像を担持する像担持体と、
回転可能なローラであって、その回転軸方向の一端部と他端部とから突出した軸部を備え、前記像担持体に当接可能なローラと、
前記一端部において前記軸部に取り付けられた第1ベアリングと、
前記他端部において前記軸部に取り付けられた第2ベアリングと、
前記第1ベアリングを介して前記ローラを支持する第1支持部材と、
前記第2ベアリングを介して前記ローラを支持する第2支持部材と、
を有する画像形成装置において、
前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングは、それぞれ前記軸部に圧入されて固定されており、
前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、前記ローラが前記第1支持部材及び前記第2支持部材に支持された際の前記ローラの回転軸方向と略直交する所定の方向に沿って前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングをそれぞれ受け入れる開口を備えた支持部を有し、
前記ローラは、前記ローラに固定された前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングがそれぞれ前記第1支持部材及び前記第2支持部材の前記支持部に受け入れられるように前記所定の方向に沿って並進運動させられて、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に組付け可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、それぞれ前記所定の方向に沿って前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングが前記支持部から外れる方向への前記ローラの移動を規制する抜け止め部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1支持部材の前記支持部は、前記ローラの回転軸方向に関して前記第1ベアリングと嵌合し、前記第2支持部材の前記支持部は、前記ローラの回転軸方向に関して前記第2ベアリングに対して遊びを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ローラは、前記像担持体に加圧された状態で回転することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記ローラは、前記像担持体に対する給電経路を構成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記ローラは、前記像担持体との間で記録材を挟持し、前記像担持体から記録材にトナーを転写する転写ローラであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいはこれらのうち複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、電子写真方式を用いた複写機などの画像形成装置において、ローラの表面の摩耗や紙粉の付着などにより搬送性が低下するなどの機能低下などを理由として、画像形成装置の装置本体の寿命の前に交換されるローラがある。
【0003】
一例として、画像形成装置の装置本体に着脱可能とされた転写ローラがある。画像形成装置では、感光体や中間転写体といった像担持体上に形成されたトナー像を、転写ローラに転写バイアスを印加することで記録材に転写することが行われている。転写ローラとしては、例えば、イオン導電剤などを分散して導電性を付与した弾性層を備えた弾性ローラが用いられている。このような転写ローラは、通電によってイオン導電材が偏在するなどして、電気抵抗が上昇することがある。そして、高圧基板の容量などとの関係で、このように電気抵抗が上昇した転写ローラを新品に交換する必要がある場合がある。
【0004】
この転写ローラの交換作業は、交換作業に慣れている専門のサービス担当者が行うことが一般的であり、交換作業に不慣れな一般ユーザが行うことはほとんどなかった。そのため、交換作業の際における転写ローラの取扱性は重視されていなかった。
【0005】
しかし、近年の画像形成装置では、コスト負担軽減などのため、転写ローラなどの交換部品を一般ユーザが交換する機会が増えている。そのため、一般ユーザでも転写ローラの交換作業が適切かつ容易に行えるように、その交換作業性を向上させることが望まれている。
【0006】
特許文献1では、軸部にベアリングと抜け止め部材とを備えた転写ローラが提案されている。ローラユニットを支持部材に組み付けて筐体に装着した後、抜け止め部材を軸周りに回動させると抜け止めされる構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2016-197204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来のローラユニットの構成では、ベアリングや抜け止め部材は軸部に対して装着・嵌合されている状態のため、力がかかると軸方向に動くことができる。そのため、ローラユニットの着脱動作時に軸部から部品が抜け落ちたり、支持部材に対する位置がずれたりすることで、交換性が低減してしまう可能性がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、画像形成装置におけるローラの交換を適切かつ容易に行うことを可能とすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナー像を担持する像担持体と、回転可能なローラであって、その回転軸方向の一端部と他端部とから突出した軸部を備え、前記像担持体に当接可能なローラと、前記一端部において前記軸部に取り付けられた第1ベアリングと、前記他端部において前記軸部に取り付けられた第2ベアリングと、前記第1ベアリングを介して前記ローラを支持する第1支持部材と、前記第2ベアリングを介して前記ローラを支持する第2支持部材と、を有する画像形成装置において、前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングは、それぞれ前記軸部に圧入されて固定されており、前記第1支持部材及び前記第2支持部材は、前記ローラが前記第1支持部材及び前記第2支持部材に支持された際の前記ローラの回転軸方向と略直交する所定の方向に沿って前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングをそれぞれ受け入れる開口を備えた支持部を有し、前記ローラは、前記ローラに固定された前記第1ベアリング及び前記第2ベアリングがそれぞれ前記第1支持部材及び前記第2支持部材の前記支持部に受け入れられるように前記所定の方向に沿って並進運動させられて、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に組付け可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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