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公開番号
2025068215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023177968
出願日
2023-10-16
発明の名称
電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
17/04 20210101AFI20250421BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本体に容易に着脱可能であり、衝撃で外れにくいモジュールを備える電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器は、本体に接続されるモジュールを有し、モジュールは外周面から径方向外側に伸びる突起部と底部に配置される第1磁性体とを備え、本体はモジュールを取り付け可能な円筒状の凹部である装着部の内周面にモジュールが本体に取り付けられる第1方向に沿って形成され、モジュールが本体に取り付けられる際に突起部が通過するガイド溝とガイド溝と連通し第1方向に平行な軸周りの第2方向に沿って形成される係合溝と装着部の底部に配置される第2磁性体とを備え、モジュールが第1方向に沿って本体に挿入され突起部がガイド溝を通過する間、第1及び第2磁性体は第2方向で異なる位置にあり、モジュールが装着部の底部に到達し第1及び第2磁性体による吸着力により第2方向へ回転した後、突起部は係合溝と係合する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
電子機器本体と、
前記電子機器本体に着脱可能であり、前記電子機器本体と電気的に接続される電子モジュールとを有し、
前記電子モジュールは、
外周面から径方向外側に伸びている突起部と、
底部に配置されている第1磁性体とを備え、
前記電子機器本体は、
前記電子モジュールを取り付け可能な円筒状の凹部である装着部と、
前記装着部の内周面に、前記電子モジュールが前記電子機器本体に取り付けられる第1方向に沿って形成され、前記電子モジュールが前記電子機器本体に取り付けられる際に前記突起部が通過するガイド溝と、
前記ガイド溝と連通し、前記第1方向に平行な軸周りの第2方向に沿って形成されている係合溝と、
前記装着部の底部に配置されている第2磁性体とを備え、
前記電子モジュールが前記第1方向に沿って前記電子機器本体に挿入されて前記突起部が前記ガイド溝を通過する間、前記第1磁性体と前記第2磁性体は前記第2方向において異なる位置にあり、前記電子モジュールが前記装着部の前記底部に到達して前記第1磁性体と前記第2磁性体とによる吸着力により前記第2方向へ回転した後、前記突起部は前記係合溝と係合することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記電子モジュールは、少なくとも一つの操作部を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子モジュールのうち前記少なくとも一つの操作部のみが、前記電子機器本体の外観に露出していることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記電子機器本体は、前記装着部の前記底部に設けられ、前記電子モジュールが前記電子機器本体から取り外される第3方向へ接触圧を発生させる電極部を備え、
前記電子モジュールは、前記電極部に電気的に接続される接点部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項5】
前記電子モジュールと前記装着部との隙間を埋めるシール部材を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項6】
前記第1磁性体は永久磁石であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項7】
前記第2磁性体は永久磁石であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項8】
前記第2磁性体は、前記第1磁性体よりも磁力が強いことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項9】
前記第1磁性体と前記第2磁性体はそれぞれ、一対で設けられ、前記電子モジュールの回転中心を挟んで対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項10】
前記電子機器本体は、前記ガイド溝と前記係合溝との間に設けられた、前記突起部が通過可能であり、かつ前記電子モジュールが前記電子機器から取り外される第3方向に対して傾斜する傾斜溝を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器本体に着脱可能な電子モジュールを有する電子機器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、入力部材等の機能性部品が搭載されている電子機器において、機能性部品を交換モジュール化し、電子機器本体に対して着脱可能にすることでユーザの好みに合わせて位置や種類をカスタマイズ可能とする構成が知られている。機能性部品は例えば、磁石の磁力を利用して電子機器本体に着脱可能に取り付けられる。特許文献1には、着脱口に挿入された係合部をスライドさせることで係合部の凹凸を係合させ、かつ係合状態で磁石の磁力により吸着させる電子機器本体に対する付属器具の着脱構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5852182号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように一方向にスライドして磁石で吸着保持する構成では、電子機器本体を落下させてしまった際の衝撃の方向がスライドの方向と略逆向きである場合、交換モジュールが脱落してしまう可能性がある。主に携行して使用するカメラ等の撮像装置の交換モジュールが落下等の衝撃時により脱落すると、交換モジュール自体を紛失してしまうリスクがあるため、落下等で外れにくい構成が求められる。
【0005】
また、交換モジュールが小型であったり、回転操作モジュールであったりする場合、交換モジュールの外観部はほぼ操作部のみで構成されており、着脱操作を行うための把持部を設けることが難しい。
【0006】
本発明は、電子機器本体に容易に着脱可能であり、かつ衝撃で外れにくい電子モジュールを備える電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面としての電子機器は、電子機器本体と、電子機器本体に着脱可能であり、電子機器本体と電気的に接続される電子モジュールとを有し、電子モジュールは、外周面から径方向外側に伸びている突起部と、底部に配置されている第1磁性体とを備え、電子機器本体は、電子モジュールを取り付け可能な円筒状の凹部である装着部と、装着部の内周面に、電子モジュールが電子機器本体に取り付けられる第1方向に沿って形成され、電子モジュールが電子機器本体に取り付けられる際に突起部が通過するガイド溝と、ガイド溝と連通し、第1方向に平行な軸周りの第2方向に沿って形成されている係合溝と、装着部の底部に配置されている第2磁性体とを備え、電子モジュールが第1方向に沿って電子機器本体に挿入されて突起部がガイド溝を通過する間、第1磁性体と第2磁性体は第2方向において異なる位置にあり、電子モジュールが装着部の底部に到達して第1磁性体と第2磁性体とによる吸着力により第2方向へ回転した後、突起部は係合溝と係合することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子機器本体に容易に着脱可能であり、かつ衝撃で外れにくい電子モジュールを備える電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラの斜視図である。
第一実施形態の電子機器のブロック図である。
第一実施形態の電子モジュールの斜視図である。
第一実施形態の電子モジュールの断面図である。
第一実施形態の電子モジュールの分解斜視図である。
第一実施形態の電子モジュールを取り付ける装着部の斜視図である。
第一実施形態のカメラに取り付けられた状態の電子モジュールの断面図である。
第一実施形態の電子モジュールの取り付け方法の一例を示す概略図である。
第一実施形態の電子モジュールの取り外し方法の一例を示す概略図である。
第二実施形態の電子モジュールの取り外し方法の一例を示す概略図である。
第三実施形態の電子モジュールの取り付け方法の一例を示す概略図である。
第三実施形態の電子モジュールの取り外し方法の一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
[第一実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器の一例であるデジタルカメラ(以下、単にカメラと記す)10の斜視図である。図1(a)はカメラ10を前方から見た斜視図であり、図1(b)はカメラ10を背面から見た斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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