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公開番号2025064857
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023184298
出願日2023-10-05
発明の名称清浄塩水、清浄自然塩、清浄苦汁、ミネラル飲料
出願人個人
代理人
主分類A23L 2/38 20210101AFI20250410BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】生活排水、工場廃水、廃油、廃棄プラスチック、ダイオキシン類、マイクロプラスチック等の有害物質が含まれていない清浄な海水から製造された、海水と同じミネラルバランスがある必須ミネラル成分を含み、海水と略同じ電解質濃度がある清浄塩水、清浄自然塩、清浄苦汁、ミネラル飲料を得る。
【解決手段】本願発明に係る清浄塩水は、日本国内の汚染されていない特定の地域の清浄海水をポンプ吸引して取水し、取水した清浄海水をフィルタ-内を通過させて砂や土などの不純物を除去し、濃縮化した清浄塩水である。この清浄塩水は、海水と同じミネラルバランスがある必須ミネラル成分を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(1)北海道から長野県に至る北米プレートと大陸プレートとが接する地域の海岸近くの陸地の地下深層中に存在する清浄海水、
(2)日本列島に接する汚染されていない海の海岸近くの陸地から約200m~1000mの深さになる地下深層中に存在する清浄海水、
(3)汚染が極めて少ない珊瑚礁台地の地下深層中に存在する清浄海水、
(4)汚染が極めて少ない海の水深が約1000mの場所に存在する清浄海水、
上記(1)(2)(3)に記載の清浄海水は、海が汚染されていない時代に海から前記地下深層中に浸透し、或いは、地下深層中に形成された破砕帯域中に滞留し、その後に外界から封止された環境中に存在する清浄海水であり、
上記(4)に記載の清浄海水は、汚染物質が届かない深さに存在する清浄海水であり、
上記(1)(2)(3)(4)の何れかに記載の清浄海水がポンプ吸引して取水されて、フィルター内を通過させて砂や土などの不純物が除去され、水分の一部を分離して濃縮化された、前記清浄海水と同じミネラルバランスがある必須ミネラル成分を含んでいることを特徴とする清浄塩水。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記必須ミネラル成分は、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、リン(P)である、請求項1に記載の清浄塩水。
【請求項3】
酸化還元電位が-50~-180mVの範囲内にある清浄海水を採水して得た、請求項1又は2に記載の清浄塩水。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれかに記載の清浄塩水から分離して得たことを特徴とする清浄自然塩。
【請求項5】
請求項1乃至3のいずれかに記載の清浄塩水を濃縮し、結晶化する工程で結晶を分離し、苦汁成分を除去してこの結晶を乾燥した、請求項4に記載の清浄自然塩。
【請求項6】
請求項1乃至3のいずれかに記載の清浄塩水から分離して得たことを特徴とする清浄苦汁。
【請求項7】
請求項4又は5に記載の清浄自然塩を製造する工程において得た苦汁成分を含有する溶液から分離して得たことを特徴とする清浄苦汁。
【請求項8】
茶、コーヒー、ジュース、淡水などのいずれかの飲料に、請求項1又は2に記載の清浄塩水又は請求項3又は4に記載の清浄自然塩が配合又は添加された、海水と同じミネラルバランスがある必須ミネラル成分を含んでいることを特徴とするミネラル飲料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、生活排水、工場廃水、廃油、廃棄プラスチック、ダイオキシン類、マイクロプラスチック等の有害物質が含まれていない清浄な海水から製造された、海水と同じミネラルバランスがある必須ミネラル成分を含み、海水と同じ電解質濃度がある、清浄塩水、清浄自然塩、清浄苦汁、ミネラル飲料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
人を含む哺乳類が生存する上で塩分とミネラルが必要なことはいうまでもない。このため、日本国においても古くから製塩が発達してきた。
【0003】
-天日塩-
日本における塩の製造について、古い時代では、海水を塩田に引き込み、太陽熱と風によって水分を蒸発さて塩の結晶(天日塩)を製造する方法が行われていた。
しかしながら、このようにして天日塩を製造する方法は、雨が少なく気温が高い等の条件下で行う必要がある。
このため、天日塩は約2年かけて貯水池から結晶池に向かって海水をゆっくりと流していく方法で製造されるが、非効率であり量産化に適さない。
【0004】
-溶解・立釜法-
現在の日本における塩の製造の主な方法に、天日塩を水に溶かして砂などの不純物を取り除いて濃い塩水をつくり、この塩水を立釜内で加熱して塩を結晶化させる方法がある。
【0005】
しかしながら、海岸近くの海水は汚染されていることが多く、汚染されていない海水から塩を製造することは困難である。このため、日本の製塩では輸入品であるメキシコ産の天日塩が用いられていることが多い。輸入品の天日塩を用いることは輸出国頼りになり、日本における今後の製塩事業を不安定にさせるおそれがある。
【0006】
海洋深層水をポンプで吸水して塩水や塩を製造することが日本各地で行われているが、海洋深層水の上方に汚染された上層水が流れて海洋深層水の上部で衝突すると、汚染物質が海洋深層水に混じって沈下するおそれがある。海洋深層水が略汚染されていないことを採水時に確認しても、その後に汚染された上層水が流れて汚染されることがある。
【0007】
特許文献1(特開2004-357534号公報 出願人 奥 善隆)に記載の清浄鹹水(清浄塩水)は、「地殻深層中に長期間に亙って封止された古代塩水を濃縮した清浄鹹水」から清浄塩水が製造される。このため、汚染されていない清浄塩水、清浄塩、清浄苦汁が製造できる。
【0008】
特許文献2(特開2004-26814号公報、出願人 奥 善隆の請求項1に「チャート層より下層(深層)に存在する破砕帯中に封止された古代水及び/又は古代塩水を採取し」という記載がある。
古代塩水について、同公報の段落「0045」に「この古代水及び/又は古代塩水は2億数千万年もの長期間にわたって地核深層における破砕帯中に封止されているので、2億数千万年もの間、空気(酸素)や光に接触しておらず、しかもその間、破砕帯によって濾過、浄化されている上、雑菌やバクテリア等の微生物が一切発生することがなく、その結果、非常に清浄である」という記載がある。
【0009】
ところで出願人は、ミネラルバランスに優れた清浄塩水、清浄自然塩、清浄苦汁等を製造するためには、2億数千万年もの長期間にわたって封止された古代塩水を取水しなくても、汚染されていな時代に外界から封止された海水をも用いても製造できるのではないかという知見を得た。
【先行特許文献】
【0010】
特開2004-357534号公報(特許第4180975号公報)(出願人/特許権者 奥 善隆)
特開2004-26814号公報)(出願人 奥 善隆)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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