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公開番号
2025068985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2023179136
出願日
2023-10-17
発明の名称
フライ麺の製造方法
出願人
明星食品株式会社
代理人
主分類
A23L
7/109 20160101AFI20250422BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】
減圧された条件下で調製されたドウや麺帯を用いた製麺方法により得られる麺線群を利用しつつ、フライ麺の表面の火ぶくれを低減する。
【解決手段】
内層及び外層を有する多層麺をフライ処理することによって製造するフライ麺の製造方法において、内層について減圧下で調製されたドウ又は麺帯を利用する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内層及び外層を有する多層麺をフライ処理することによって製造するフライ麺の製造方法において、前記内層に減圧下で調製されたドウ又は麺帯を用いることを特徴とするフライ麺の製造方法。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
請求項1の製造方法によって製造されるフライ麺。
【請求項3】
内層及び外層を有する多層麺をフライ処理することによってフライ麺を製造する場合において前記内層に減圧下で調製されたドウ又は麺帯を用いることによってフライ後の麺表面の火ぶくれを低減する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は麺線群をフライ処理することによって製造するフライ麺の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
麺の製造方法としては種々の方法が知られている。ここで、真空ミキサーや真空エクストルーダーを利用して、減圧された条件下で調製されたドウや麺帯を用いた製麺方法では、真空状態での混合により、小麦粉中のグルテンがより効率的に形成され、麺のコシや弾力が向上する。
また、減圧中に減圧脱気を行うため、水分の浸透が粉の中心まで浸透させることができ、透明感のある麺になることが知られている。
【0003】
一方、麺のコシや弾力を向上させる為に、減圧されたドウや麺帯を用いた麺線群から、即席麺に利用されるフライ麺を調製しようとする場合、麺表面に数多くの火ぶくれが発生してしまい、麺表面が煮溶けたりして、麺表面の食感に悪影響を及ぼしてしまう場合が生じる。
一方、このような問題についてこれを解決しようとする先行技術は無く、減圧下においてドウ調製する即席麺の分野の出願としては、フライ処理ではなく熱風乾燥するタイプの先行技術が開示されている程度である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-303933
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明者らは、真空ミキサーや真空エクストルーダー等を利用して、減圧された条件下で調製されたドウや麺帯を用いた製麺方法により得られる麺線群を利用して、フライ麺を製造するための新たな方法を開発することを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らの鋭意研究の結果、フライ処理する前の麺線群の調製において、内層及び外層を有する多層麺とするとともに、前記内層に減圧下で調製されたドウ又は麺帯を用いることで火ぶくれを低減できることを見出して、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本願第一の発明は、
“内層及び外層を有する多層麺をフライ処理することによって製造するフライ麺の製造方法において、前記内層に減圧下で調製されたドウ又は麺帯を用いることを特徴とするフライ麺の製造方法。”、である。
【0007】
次に、本発明者は上記製造方法により得られる麺線群自体も意図している。
すなわち、本願第二の発明は、
“請求項1の製造方法によって製造されるフライ麺。”、である。
【0008】
さらに、本発明者は上記の製造方法によるフライ後の麺表面の火ぶくれを低減する方法についても意図している。
すなわち、本願第三の発明は、
“内層及び外層を有する多層麺をフライ処理することによってフライ麺を製造する場合において、前記内層に減圧下で調製されたドウ又は麺帯を用いることによってフライ後の麺表面の火ぶくれを低減する方法。”、である。
【発明の効果】
【0009】
本発明を利用することによって、減圧されたドウや麺帯を利用しつつ、フライ麺の麺表面に火ぶくれを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
フライリテーナ(金属製型枠)の例を示した斜視模式図である。
多孔性(通液性)の蓋(フライリテーナ用)の例を示した斜視模式図である。
麺表面に生じた火ぶくれの状態を示した拡大写真である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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