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公開番号2025069318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025015948,2023558582
出願日2025-02-03,2021-03-24
発明の名称装薬および装薬を備えた砲弾
出願人ダビデ、コーエン,DAVID COHEN
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類F42B 1/036 20060101AFI20250422BHJP(弾薬;爆破)
要約【課題】1つまたは複数の成形装薬を使用して集中爆発を可能とする推進機構を提供する。
【解決手段】射出物を発射するための推進機構10が、起爆点16を有する推進薬10であって、推進薬は起爆点16で起爆され、起爆点が前進方向の、射出物に最も近い一端部にあることにより、射出物から離れる向きの後退方向に推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬を有する。射出物を向いた前進方向に爆轟を反射するために、射出物12の反対側に反射面18が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
射出物を発射するための推進機構を製造する方法であって、
炸薬を用意するステップと、
前記炸薬を、丸みのある第1の表面および平坦な第2の表面を有する半球形状に成形するステップと、
前記丸みのある第1の表面に中空部インサートを成形するステップと、
前記平坦な第2の表面に起爆部を設けるステップと、
成形した前記炸薬をケーシング内に配置するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記炸薬を成形するステップおよび前記中空部インサートを成形するステップの少なくとも一方が鋳造を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記炸薬を成形するステップおよび前記中空部インサートを成形するステップの少なくとも一方が機械加工を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記炸薬を成形するステップおよび前記中空部インサートを成形するステップの少なくとも一方が、付加製造(additive manufacture)を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
成形装薬を製造する方法であって、
前記成形装薬の所望の形状を定義するステップと、
付加製造(additive manufacture)を用いて一層ずつ前記成形装薬を構築するステップと、
を含む方法。
【請求項6】
第1の端部および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記第1の端部にあることにより、前記推進薬を通って前記第2の端部に向かって爆轟が進行する、推進薬と、
前記爆轟を反射して前記第1の端部に戻すための、前記第2の端部における反射面と、
前記反射面から前記第1の端部の反対側に延在して弾体を形成するケーシングと、
を備えた推進機構および射出物。
【請求項7】
前記弾体は、前記第1の端部とは反対方向への発射用に構成されている、
請求項6に記載の推進機構および射出物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、そのいくつかの実施形態では、射出物などを射出するための装薬に関し、また、オプションとして、そのような装薬が組み込まれた砲弾に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
現在、推進薬の有効性は、推進薬が特定の速度で爆轟してチャンバ内に圧力を付与することにより、装薬に関連付けられた射出物を射出することができる能力に基づいている。
【0003】
現在の爆速により、当技術分野で明確に定義された制限速度で射出物を射出することが可能となっている。
【0004】
これらの制限速度を超えることができても何ら成果につながらないことが証明されており、軍事エンジニアは、爆薬により可能な速度を射出物が超えることを可能にするために、レールに沿って整列された磁界を介した加速を使用するレールガンの使用に移っている。
【0005】
爆薬をベースとした推進薬は、約2.3km/s以下の砲口速度を達成することができるが、レールガンでは、現在、3km/sを超え、3.5km/sもの速度を達成することができ、したがって、射出物に大きな運動エネルギーを提供することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本実施形態は、1つまたは複数の成形装薬を使用して集中爆発を提供する推進機構を提供しうる。代替的な態様では、本実施形態は、逆行してから反射されて射出物に集束する爆轟を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態の一態様によれば、
射出物を発射するための推進機構であって、
前記射出物を向いた前進方向および第1の端部と、前記射出物から離れる向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記前進方向の、前記射出物に最も近い前記第1の端部にあることにより、前記射出物から離れる向きの前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記射出物から離れる向きの前記第2の端部における、前記射出物を向いた前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、
を備えた推進機構が提供される。
【0008】
本実施形態の第2の態様によれば、
射出物を発射するための推進機構を備えた射出物であって、
発射方向における前進方向および第1の端部と、前記発射方向とは反対向きの後退方向および第2の端部と、
起爆点を有する推進薬であって、前記推進薬は前記起爆点で起爆され、前記起爆点が前記射出物を向いた前記第1の端部にあることにより、前記射出物から離れる向きの前記後退方向に前記推進薬を通って爆轟が進行する、推進薬と、
前記射出物から離れる向きの前記第2の端部における、前記射出物を向いた前記前進方向に前記爆轟を反射する反射面と、
を備えた射出物が提供される。
【0009】
本発明の第3の態様によれば、射出物を発射するための推進機構を製造する方法であって、
炸薬を用意するステップと、
前記炸薬を、丸みのある第1の表面および平坦な第2の表面を有する半球形状に成形するステップと、
前記丸みのある第1の表面に中空部インサートを成形するステップと、
前記平坦な第2の表面に起爆部を設けるステップと、
成形した前記炸薬をケーシング内に配置するステップと、
を含む方法が提供される。
【0010】
本発明の第4の態様によれば、成形装薬を製造する方法であって、
成形装薬の所望の形状を定義するステップと、
付加製造(additive manufacture)を用いて一層ずつ前記成形装薬を構築するステップと、
を含む方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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