TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025069433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025019284,2021566493
出願日2025-02-07,2020-05-08
発明の名称一過性物質を用いた塞栓形成
出願人インセプト・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー,INCEPT,LLC
代理人個人,個人
主分類A61B 17/12 20060101AFI20250422BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生分解性の塞栓物質の使用は、筋骨格血管系の慢性炎症に応答して形成される血管過多の血管又はグレリンの産生に関連する血管を塞栓することを提供する。
【解決手段】塞栓物質は、所定の期間内に生分解可能である。医療システムは、血管過多の血管又はグレリンの産生に関連する血管を塞栓するための塞栓物質を送達するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筋骨格血管系の慢性炎症に応答して形成される血管過多の血管を塞栓するための塞栓物質の使用であって:
カテーテルを血管系に通して親動脈まで前進させる工程;及び
前記塞栓物質を前記カテーテルの遠位端部から血管過多の血管に放出して、前記塞栓物質が前記血管過多の血管内の血流を遮断する工程を含み、
前記塞栓物質が所定の期間内に生分解可能である、使用。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
グレリンの産生に関連する血管を塞栓するための塞栓物質の使用であって:
カテーテルを血管系に通して親動脈まで前進させる工程;及び
前記塞栓物質を前記カテーテルの遠位端部からグレリンの産生に関連する血管に放出して、前記塞栓物質が前記血管内の血流を遮断する工程を含み;好ましくは、前記塞栓物質が所定の期間内に生分解可能である、使用。
【請求項3】
前記グレリンの産生に関連する血管が、胃の底部に栄養を与える血管系である、請求項2に記載の使用。
【請求項4】
前記期間が、生体液又は人工生体液でのインビトロ試験によって測定すると15分~48時間である、請求項1~3のいずれか一項に記載の使用。
【請求項5】
前記生体液が、ヒトの唾液又はヒトの血液中に含まれる量のアミラーゼを含む、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
前記塞栓物質が複数の粒子を含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の使用。
【請求項7】
前記粒子が、実質的に球形の塞栓形成ビーズである、請求項6に記載の使用。
【請求項8】
前記粒子が架橋デンプンからなる、請求項1~7のいずれか一項に記載の使用。
【請求項9】
前記粒子が本質的にデンプンからなる、請求項1~7のいずれか一項に記載の使用。
【請求項10】
前記デンプンがアミロースを含む、請求項8又は9に記載の使用。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に組み込まれる、「一過性物質を用いた塞栓形成(Embolization with Transient Materials)」と題された、Sawhneyらによる2019年5月10日に出願された同時係属の米国仮特許出願第62/846,464号の優先権を主張する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
技術分野は、特に慢性炎症に応答して血管過多を処置するための塞栓形成の物質及び方法である。
【背景技術】
【0003】
変形性関節症(OA)は、一般的な変形性関節疾患である。変形性関節症は、疼痛を特徴とし、滑膜関節の炎症性疾患であると一般に認められている。血管新生は、慢性炎症が原因であり得、関節の疼痛及びさらなる破壊をもたらし得るさらなる炎症の一因となる。非特許文献1。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Okuno et al.,J Vasc Interv Radiol(2017)28:995-1002
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
一過性物質を用いた、血管新生又は他の血管若しくは管腔の塞栓形成のための物質及び方法が本明細書に開示される。これらの物質及び方法には、15分から48時間の範囲の期間で完全に生分解される塞栓の使用が含まれる。この物質は生分解するため、血流が正常な血管系に戻り、さらなる介入を必要としない。この塞栓の一過性の性質は、永久的な塞栓形成、期間が制御されない非永久的な塞栓形成、又は長期間で生分解し得る物質とは対照的である。
【0006】
第1の態様では、本発明は、筋骨格血管系の慢性炎症に応答して形成される血管過多の血管を塞栓するための塞栓物質の使用に関し、この使用は、カテーテルを血管系に通して親動脈まで前進させ、塞栓物質をカテーテルの遠位端部から血管過多の血管に放出して、塞栓物質が血管過多の血管内の血流を遮断することを含む。塞栓物質は、所定の期間内に生分解可能であり得る。
【0007】
さらなる態様では、本発明は、グレリンの産生に関連する血管に塞栓形成するための塞栓物質の使用に関し、この方法は、カテーテルを血管系に通して親動脈まで前進させ;そして、塞栓物質をカテーテルの遠位端部からグレリンの産生に関連する血管に放出し、塞栓物質が血管内の血流を遮断することを含む。塞栓物質は、所定の期間内に生分解可能である。
【0008】
別の態様では、本発明は、筋骨格血管系又はグレリンの産生に関連する血管の慢性炎症に応答して形成される血管過多の血管の塞栓形成を含む使用を実行するように構成された医療システムに関する。この医療システムは、カテーテルと、カテーテルを介して送達するように構成された塞栓物質のリザーバーを含む送達構成要素とを含む。
【0009】
他の態様では、本発明は、筋骨格血管系の慢性炎症に応答して形成される血管過多の血管又はグレリンの産生に関連する血管の処置のための医療システムに関し、この医療システムは、カテーテル及び送達構成要素を含む。カテーテルは、患者の血管系に通して、血管過多の血管又はグレリンの産生に関連する血管に到達させる送達に適し得る。送達構成要素は、塞栓物質のリザーバーと、カテーテルを介して塞栓物質を送達するように構成された送達装置とを含むことができる。
【0010】
本出願に含まれる図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する。これらの図面は、本開示の実施形態を例示し、説明とともに、開示の原理を説明するのに役立つ。図面は、特定の実施形態を単に例示するものであり、開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
健康器具
2か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
マッサージ機
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
白内障治療法
1か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
導電香
2か月前
個人
塗り薬塗り具
4か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
健康器具
4か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
ホバーアイロン
21日前
個人
収納容器
4か月前
個人
眼科診療車
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
1か月前
個人
口内洗浄具
2か月前
個人
シャンプー
6日前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
株式会社結心
手袋
1か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
個人
除菌システム
3か月前
個人
避難困難者救出台車
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3か月前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
個人
立位姿勢支持具
5か月前
個人
腰用サポーター
2か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
4か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
2か月前
個人
歯列矯正用器具
1か月前
株式会社ファンケル
化粧料
1か月前
続きを見る