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公開番号
2025069639
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179473
出願日
2023-10-18
発明の名称
ドア閉め検出装置、及び観覧車用ゴンドラ
出願人
サノヤス・ライド株式会社
代理人
個人
主分類
E05B
41/00 20060101AFI20250423BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】簡単な構造でドアの施錠を確実に検出して、安全性を向上させることを課題とする。
【解決手段】遊戯施設における人が乗降するためのドア1のドア閉検出装置であって、ハンドル操作により伸縮するラッチ12を前記ドア1に有したドアロック部10と、前記ドア閉め時に、前記ドア1と対向する壁部2に伸長して侵入した前記ラッチを検知する光センサー13と、を備え、前記光センサー13は、前記伸縮する方向に対して略垂直方向から当該ラッチに光を投射して反射光を検知することを特徴とするドア閉検出装置とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
遊戯施設における人が乗降するためのドアのドア閉検出装置であって、
ハンドル操作により伸縮するラッチを前記ドアに有したドアロック部と、
前記ドア閉め時に、前記ドアと対向する壁部に伸長して侵入した前記ラッチを検知する光センサーと、を備え、
前記光センサーは、前記伸縮する方向に対して略垂直方向から当該ラッチに光を投射して反射光を検知することを特徴とするドア閉検出装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
観覧車用ゴンドラであって、
ハンドル操作により伸縮するラッチを有したドアロック部を備えたドアと、
前記ドア閉め時に前記ラッチが伸長して侵入する壁部と、
前記壁部に侵入した前記ラッチを検出する第1センサーと、を備え、
前記第1センサーは、前記ラッチの伸縮方向に対して略垂直方向から当該ラッチに光を投射して反射光を検知する光センサーであることを特徴とする観覧車用ゴンドラ。
【請求項3】
前記ドアの外側には、さらに、回動して前記壁部に跨る回動金具を前記ドアに有し、前記回動金具が前記壁部に跨って所定の閉位置に位置したことを検知する第2センサーを前記壁部に備えたことを特徴とする請求項2に記載の観覧車用ゴンドラ。
【請求項4】
前記壁部は、前記ドアと対向する親子扉であり、当該親子扉に設けたフランス落し錠のロック棒がゴンドラ底部の孔に侵入したことを検知する第3センサーを備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の観覧車用ゴンドラ。
【請求項5】
当該観覧車用ゴンドラが乗降位置を通り過ぎたアラーム発出位置において、前記第1センサーが前記ラッチを検知しない場合に第1アラームを発出し、前記第2センサーが前記掛金具を検知しない場合に前記第1アラームとは異なる第2アラームを発出し、前記第3センサーが前記フランス落し錠のロック棒を検知しない場合に前記第1アラーム及び前記第2アラームと異なる第3アラームを発出することを特徴とする請求項4に記載の観覧車用ゴンドラ。
【請求項6】
前記第1アラーム、前記第2アラーム、及び前記第3アラームは、それぞれ発光色の異なる発光体の発光であることを特徴とする請求項6に記載の観覧車用ゴンドラ。
【請求項7】
前記第1アラーム、前記第2アラーム、及び前記第3アラームの少なくともいずれかが解除されない場合、前記アラーム発出位置を通り過ぎた停止位置において、当該観覧車用ゴンドラの周回移動を停止させることを特徴とする請求項5に記載の観覧車用ゴンドラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアが閉まったことを確実に確認できる安全性に配慮したドア閉めロック装置、及び観覧車用ゴンドラに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
遊園地等に設置されている観覧車は、周回移動しながら複数のゴンドラ(乗りかご)がプラットホームにおける乗降位置でドアを開けて乗客が乗降し、その後、作業員がドアを閉めることにより安全に高い位置まで周回して楽しむことができる。
このような観覧車等の遊戯施設は、作業員がドアを閉めるときに、半閉め状態となってしまう恐れがあり、完全にドアが閉まることを確認できるような安全対策を進めることが望まれている。
【0003】
特許文献1には、観覧車における複数のゴンドラが周回する軌道外に設けた反射型光電センサーが投光する光が乗りかごに設けた反射部材で反射される光を検出することで、乗りかごの施錠装置が開錠状態か施錠状態かを検出する構成が記載されている。
【0004】
また、特許文献2には、ラッチ4内に埋め込んだフェライトからなる検出体2をドア閉め時に、近接スイッチ1が対向することで発振してドア閉め状態を検出する構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許文献1:特許第6448091号公報
特許文献2:特開2004-156312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、反射型光電センサーが乗りかごの周回軌道外に設けられているため、反射型光電センサーと乗りかごの間に人などの障害物が光を遮ると、正常な施錠確認ができない恐れがあるという問題点があった。
【0007】
特許文献2に記載のものは、ラッチと近接スイッチとが対向することでドア閉めを検出するものであるが、ラッチにフェライトを埋め込んだり、近接スイッチにより発振する発振回路を設けたりしなければならず、構造が複雑であるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決して、簡単な構造でドアの施錠を確実に検出して、安全性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために本発明は、遊戯施設における人が乗降するためのドアのドア閉検出装置であって、
ハンドル操作により伸縮するラッチを前記ドアに有したドアロック部と、
前記ドア閉め時に、前記ドアと対向する壁部に伸長して侵入した前記ラッチを検知する光センサーと、を備え、
前記光センサーは、前記伸縮する方向に対して略垂直方向から当該ラッチに光を投射して反射光を検知することを特徴とするドア閉検出装置を提供するものである。
【0010】
この構成により、飛行塔や観覧車等の遊戯施設における安全性を向上させて、ドアの施錠を確実に検出することができる。
なお、「壁部に伸長して侵入」とは、壁部内に伸長して侵入する形態以外に壁外側に設けた突起の孔内に伸長して侵入する形態であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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