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公開番号2025070048
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180081
出願日2023-10-19
発明の名称ケーブルの固定構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類H02G 3/30 20060101AFI20250424BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ケーブルを固定し直すことなくノイズ対策の調整を行うことができるケーブルの固定構造を提供する。
【解決手段】車両に用いられるケーブルの固定構造であって、ケーブルを固定する本体部品と、車両のインピーダンスを調整するための電子部品を有する調整部品と、を備え、本体部品は、ケーブルを挿通させる貫通孔を有する第1の取り付け部と、第1の取り付け部に嵌合される金属カラーと、調整部品の抜き差しが可能な第2の取り付け部と、金属カラーと電子部品とを電気的に接続する接続回路とを、備え、ケーブルは、金属カラーを介して第1の取り付け部に固定されており、調整部品は、第2の取り付け部に取り付けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に用いられるケーブルの固定構造であって、
前記ケーブルを固定する本体部品と、
前記車両のインピーダンスを調整するための電子部品を有する調整部品と、を備え、
前記本体部品は、
前記ケーブルを挿通させる貫通孔を有する第1の取り付け部と、
前記第1の取り付け部に嵌合される金属カラーと、
前記調整部品の抜き差しが可能な第2の取り付け部と、
前記金属カラーと前記電子部品とを電気的に接続する接続回路とを、備え、
前記ケーブルは、前記金属カラーを介して前記第1の取り付け部に固定されており、
前記調整部品は、前記第2の取り付け部に取り付けられている、
ケーブルの固定構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に適用される共振点チューニングを可能とするケーブルの固定構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、フェライトコアを介してケーブルをケーブルグランドに固定することによって、ノイズ対策を実施しているケーブルの固定構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-171612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1が開示するケーブルの固定構造においてノイズ対策の調整を行う場合には、フェライトコアを取り換えるためにケーブルを一旦外してから新しいフェライトコアにケーブルを固定し直す必要がある。このため、ノイズ対策のための調整作業が煩わしいという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その都度ケーブルを固定し直すことなくノイズ対策の調整を行うことができるケーブルの固定構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両に用いられるケーブルの固定構造であって、ケーブルを固定する本体部品と、車両のインピーダンスを調整するための電子部品を有する調整部品と、を備え、本体部品は、ケーブルを挿通させる貫通孔を有する第1の取り付け部と、第1の取り付け部に嵌合される金属カラーと、調整部品の抜き差しが可能な第2の取り付け部と、金属カラーと電子部品とを電気的に接続する接続回路とを、備え、ケーブルは、金属カラーを介して第1の取り付け部に固定されており、調整部品は、第2の取り付け部に取り付けられている、ケーブルの固定構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示のケーブルの固定構造によれば、ケーブルを着脱することなく調整部品の抜き差しだけでノイズ対策の調整を行うことができるので、ノイズ対策のための調整作業の煩わしさを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係るケーブルの固定構造に用いられる本体部品の構造を説明するための上面視図
図1に示す本体部品のA-A断面図
調整部品の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示に係るケーブルの固定構造は、ケーブルを車両のボディGNDに共締めするための部品に、車両のインピーダンスを調整できる調整部品を抜き差し可能な構造を備える。この構造によって、調整部品の変更のみでノイズ対策の調整ができる。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<実施形態>
[構造]
図1は、本開示の一実施形態に係るケーブルの固定構造に用いられる本体部品100の構造を説明するための上面視図である。図2は、図1に示す本体部品100のA-A断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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