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公開番号2025070194
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180331
出願日2023-10-19
発明の名称搬送装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250424BHJP(測定;試験)
要約【課題】表面に脂肪分を有する物品の搬送性の低下を抑制すること。
【解決手段】一実施形態に係る搬送装置1は、外部から投入され、少なくとも表面に脂肪分を有する物品を搬送する搬送部3を備え、搬送部3の搬送表面31には、親水性のコーティング層2が形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部から投入され、少なくとも表面に脂肪分を有する物品を搬送する搬送部を備え、
前記搬送部の搬送表面には、親水性のコーティング層が形成される、搬送装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記搬送表面には、複数の突出部が設けられる、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記複数の突出部の下流側の端部に、前記搬送表面から裏面に向けた開口が形成される、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記複数の突出部は、鎧戸加工によって形成される、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記複数の突出部は、エンボス加工によって形成される、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記搬送部は、トラフを含み、
前記トラフを側面視した場合、前記トラフが水平方向となす角度は、9~12度の範囲にある、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記搬送部は、シュートを含み、
前記シュートを側面視した場合、前記シュートが水平方向となす角度は、40~60度の範囲にある、請求項2又は6に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記コーティング層が形成された前記搬送表面において形成される水滴と前記搬送表面との接触角度は、40度以下である、請求項1に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、非粘着技術として鎧戸加工を活用したトラフやシュートを有する組合せ計量装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2014/067533A1
特開2020-23386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、かかる組合せ計量装置では、鶏肉のもも肉や牛肉(スライス)等の脂肪分の多い物品を搬送する場合、生産時間が経過するにつれて、トラフやシュート等、物品を搬送する搬送部における搬送面に脂肪分が付着して搬送性が低下するという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、表面に脂肪分を有する物品を搬送する場合であっても搬送性の低下を抑制できる搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る搬送装置は、外部から投入され、少なくとも表面に脂肪分を有する物品を搬送する搬送部を備え、前記搬送部の搬送表面には、親水性のコーティング層が形成されることを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、表面に脂肪分を有する物品を搬送する場合であっても搬送性の低下を抑制できる搬送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る搬送装置1の全体構成の一例を説明する図である。
図2は、第1実施形態に係る搬送装置1の搬送部3の搬送表面31に形成されるコーティング層2の一例を説明するための図である。
図3は、第1実施形態に係る搬送装置1のトラフ11の搬送表面91の一部を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る搬送装置1のシュート9の搬送表面23の一部を示す図である。
図5は、第1実施形態に係る搬送装置1のシュート9/トラフ11の搬送表面23/91の一部を示す図である。
図6は、図5におけるX-X断面図である。
図7は、第1実施形態に係る搬送装置1のトラフ11を側面視した図の一例である。
図8は、第1実施形態に係る搬送装置1のシュート9を側面視した図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図8を参照して、本発明の第1実施形態に係る搬送装置1について説明する。本実施形態では、搬送装置1として組合せ計量装置を例に挙げて説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。なお、組合せ計量装置は、上流側に配置された搬送コンベアから供給される物品を目標重量値となるように計算して下流側の装置に供給する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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