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公開番号2025070228
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180389
出願日2023-10-19
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類B60N 2/10 20060101AFI20250424BHJP(車両一般)
要約【課題】座席の全体を傾斜させた際に座席の一部が周辺部材に干渉することを回避できるようにすること。
【解決手段】車両の走行状態に基づいて座席の全体を傾斜させる機能を有する車両の制御装置であって、座席は、車両の前後方向に対して回転が可能な回転部材を有し、制御装置は、座席の全体を傾斜させる際に、座席の全体の傾斜状態に応じて、回転部材を回転させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両の走行状態に基づいて座席の全体を傾斜させる機能を有する車両の制御装置であって、
前記座席は、車両の前後方向に対して回転が可能な回転部材を有し、
前記制御装置は、
前記座席の全体を傾斜させる際に、前記座席の全体の傾斜状態に応じて、前記回転部材を回転させる
ことを特徴とする車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、運転制御システムにより生成された走行軌道に基づいて、自動走行可能な自車両に搭載されるシートの姿勢を回動する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１４９８６６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１の技術では、シートの一部（例えば、フットレスト）を周辺部材（例えば、駆動装置、フロア面、等）の近傍に設けた場合、シートの姿勢を回動させたときに、シートの一部が周辺部材に干渉してしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る車両の制御装置は、車両の走行状態に基づいて座席の全体を傾斜させる機能を有する車両の制御装置であって、座席は、車両の前後方向に対して回転が可能な回転部材を有し、制御装置は、座席の全体を傾斜させる際に、座席の全体の傾斜状態に応じて、回転部材を回転させる。
【発明の効果】
【０００６】
一実施形態に係る車両の制御装置によれば、座席の全体を傾斜させた際に座席の一部が周辺部材に干渉することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態に係るアクティブシートの構成を示す図
一実施形態に係る制御装置による座席の状態の制御の一例（第１例）を示す図
一実施形態に係る制御装置による座席の状態の制御の一例（第２例）を示す図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【０００９】
（アクティブシート１０の構成）
図１は、一実施形態に係るアクティブシート１０の構成を示す図である。図１に示すアクティブシート１０は、車両の車内に搭載される。図１に示すように、アクティブシート１０は、座席２０、駆動装置３０、および制御装置４０を備える。
【００１０】
座席２０は、背面２１、座面２２、およびフットレスト２３を有する。座面２２は、車両の乗員が着座する部分である。背面２１は、座面２２の後端部から上方に延びて設けられている。また、背面２１は、座面２２の後端部において、車両の前後方向に対して回転可能に設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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