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公開番号
2025070445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180758
出願日
2023-10-20
発明の名称
エレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
B66B
7/08 20060101AFI20250424BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】
昇降路寸法が大きくなるのを抑制できる主ロープ終端装置30の取付構造を備えたエレベーター1を提供する。
【解決手段】
エレベーター1は、かご3と、釣合おもり4と、巻上機5と、かご3と釣合おもり4とを移動させ巻上機5に巻き掛けられる主ロープ6と、巻上機5を下方から支持する支持梁21とを有し、主ロープ6は、釣合おもり4側の終端部が支持梁21に固定され、主ロープ6は、終端部に、少なくとも弾性体33を有する主ロープ終端装置30を有し、支持梁21は、内部に内部空間21Aを有し、主ロープ終端装置30の弾性体33の一部が支持梁21の内部空間21Aに収納されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
かごと、
釣合おもりと、
巻上機と、
前記かごと前記釣合おもりとを移動させ前記巻上機に巻き掛けられる主ロープと、
前記巻上機を下方から支持する支持梁とを有し、
前記主ロープは、前記釣合おもり側の終端部が前記支持梁に固定され、
前記主ロープは、前記終端部に、少なくとも弾性体を有する主ロープ終端装置を有し、
前記支持梁は、内部に内部空間を有し、
前記主ロープ終端装置の前記弾性体の一部が前記支持梁の前記内部空間に収納されていることを特徴とするエレベーター。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記主ロープ終端装置は、前記主ロープに接続されたロッドと、前記ロッドが貫通し前記弾性体を受けるプレートと、前記プレートを介して前記主ロープにかかる荷重を受ける前記弾性体と、前記ロッドに螺合され前記プレートの位置を調整するナットとを有することを特徴とするエレベーター。
【請求項3】
請求項2において、
前記ナットが前記支持梁の上面よりも高い位置に配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項4】
請求項1において、
前記巻上機は、昇降路内の上部に配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項5】
請求項1において、
前記巻上機は、前記主ロープが巻き掛けられたシーブを有し、
前記巻上機は、前記シーブが配置されている面の高さ寸法および幅寸法よりも、厚さ寸法の方が小さい薄型巻上機であることを特徴とするエレベーター。
【請求項6】
請求項1において、
前記釣合おもりの移動をガイドする釣合おもりガイドレールを有し、
前記支持梁は、2つの前記釣合おもりガイドレールの間に固定されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項7】
請求項1において、
平面視したときに、前記主ロープ終端装置は、少なくとも一部が前記巻上機と重なる位置に配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項8】
請求項1において、
前記巻上機は、前記主ロープが巻き掛けられたシーブを有し、
前記巻上機は、少なくとも前記支持梁を含む巻上機支持構造によって支持されており、
平面視したときに、前記主ロープ終端装置は、少なくとも半数が、前記巻上機と前記巻上機支持構造とを一体としたときの重心位置よりも前記シーブとは反対側に配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項9】
請求項8において、
前記釣合おもりの移動をガイドする釣合おもりガイドレールを有し、
前記巻上機支持構造は、前記支持梁と、前記支持梁を前記釣合おもりガイドレールに固定する支持ブラケットと、前記支持梁の上面に固定された巻上機固定台と、前記巻上機固定台と前記巻上機との間に配置された巻上機下部弾性体とを有することを特徴とするエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーターの巻上機を支持する構造と、主ロープの終端部の取付け位置に関する技術としては、例えば特許文献1および特許文献2がある。
【0003】
特許文献1の図1、図2、段落0022には、おもり側主索端装置(10)を巻上機(7)よりも高い位置に配置したものが記載されている。
【0004】
また、特許文献1の図10、図11、段落0027、0065には、第2のおもり側主索止め部(122)を、巻上機(7)を支持する梁である下梁(21)よりも低い位置に配置したものが記載されている。
【0005】
特許文献2の第1図、第2図には、巻上機(6)をガイドレール(5a,5b)の間に取り付けるための取付機構(7)の梁(72)の上に配置された主索取付部(12)に主索(10)の一端が固定されたものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2017/141438号
国際公開第02/079067号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の図1、図2のように、おもり側主索端装置(10)を巻上機(7)よりも高い位置に配置した場合は、昇降路の天井との間の距離を確保する必要があるため、垂直方向の昇降路寸法が大きくなってしまうという問題がある。
【0008】
また、特許文献1の図10、図11のように、第2のおもり側主索止め部(122)を、巻上機(7)を支持する梁である下梁(21)よりも低い位置に配置した場合には、第2のおもり側主索止め部(122)と巻上機(7)との間の距離が大きくなってしまい、垂直方向の昇降路寸法が大きくなってしまうという問題がある。
【0009】
特許文献2の第1図、第2図のように、巻上機(6)をガイドレール(5a,5b)の間に取り付けるための取付機構(7)の梁(72)の上に配置された主索取付部(12)に主索(10)の一端が固定される場合は、主索取付部(12)が巻上機(6)と干渉しないように、主索取付部(12)と巻上機(6)との間の距離を大きくする必要があるため、垂直方向の昇降路寸法が大きくなってしまうという問題がある。
【0010】
また、仮に、特許文献2において、平面視したときに主索取付部(12)と巻上機(6)とが重ならない位置に配置する場合は、主索取付部(12)を巻上機(6)よりも昇降路の壁側にずらす必要があるため、水平方向の昇降路寸法が大きくなってしまうという問題がある。
(【0011】以降は省略されています)
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