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公開番号2025070618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023181080
出願日2023-10-20
発明の名称感光性組成物、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置
出願人artience株式会社
代理人
主分類G03F 7/004 20060101AFI20250424BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】低温での加熱処理でも優れた耐性を有する膜が形成可能な感光性組成物。
【解決手段】着色剤が、下記式で表される化合物を含み、熱架橋性基含有単量体単位及び水酸基含有単量体単位を有するアルカリ可溶性樹脂を含む、感光性組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
着色剤(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、及び重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、
前記着色剤(A)が、下記一般式(1)で表される化合物(A1)を含み、
前記アルカリ可溶性樹脂(B)が、熱架橋性基含有単量体単位(b1)、及び水酸基含有単量体単位(b2)を有するアルカリ可溶性樹脂(B1)を含む、感光性組成物。
一般式(1)
JPEG
2025070618000051.jpg
73
74
(一般式(1)中、X

~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y

-R

を表し、Y

は、2価の連結基を表し、R

は、1価の有機基を表す。ただし、X

~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y

-R

を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記熱架橋性基含有単量体単位(b1)が、下記一般式(2)~(6)で表される単量体からなる群から選ばれる少なくとも1種から形成される単量体単位である、請求項1に記載の感光性組成物。
JPEG
2025070618000052.jpg
156
143
(一般式(2)~(6)中、R

は、それぞれ独立して水素原子、又はメチル基を表す。L

は、単結合、又は2価の有機基を表す。
一般式(2)中、R

及びR

は、それぞれ独立して炭素数1~10のアルキル基を表す。L

は、単結合、又は酸素原子を表す。L

及びL

は、それぞれ独立して単結合、又は2価の有機基を表す。
一般式(3)中、R

~R

は、それぞれ独立して水素原子、又は炭素数1~10のアルキル基を表す。
一般式(4)中、R

は、炭素数1~10のアルキル基を表す。
一般式(5)中、R

~R
10
は、それぞれ独立して水素原子、炭素数1~6のアルキル基、又は炭素数1~6のアルコキシ基を表す。ただし、R

~R
10
のうち少なくとも1つは炭素数1~6のアルコキシ基である。
一般式(6)中、R
11
~R
13
は、それぞれ独立して炭素数1~10のアルキル基を表す。)
【請求項3】
前記熱架橋性基含有単量体単位(b1)が、前記アルカリ可溶性樹脂(B1)の全単量体単位中、1~80モル%である、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項4】
前記重合性化合物(C)が、水酸基を有する重合性化合物(C1)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項5】
更に、シランカップリング剤(E)を含む、請求項1に記載の感光性組成物。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の感光性組成物から形成されてなる膜。
【請求項7】
請求項6に記載の膜を有するカラーフィルタ。
【請求項8】
請求項7に記載のカラーフィルタを有する固体撮像素子。
【請求項9】
請求項7に記載のカラーフィルタを有する画像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像素子、及び画像表示装置等に使用するカラーフィルタの形成に使用する感光性組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、液晶表示装置、有機EL表示装置、デジタルカメラ、スマートフォン、赤外線センサ等の普及から、これらに使用されるカラーフィルタの需要が伸びている。カラーフィルタは、通過光を色分解し、それらの色が合成され画像を形成する。そのため、カラーフィルタには、高輝度、高コントラスト、色再現性が求められる。
【0003】
輝度、コントラスト、色再現性に優れた着色剤として、特許文献1~4に記載されたフタロシアニン化合物を用いることが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113732号公報
特開2021-056382号公報
国際公開第2020/171060号
国際公開第2023/002875号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1~4に記載されたフタロシアニン化合物について鋭意検討したところ、これらフタロシアニン化合物を用いたカラーフィルタは、高温で加熱処理した際に、凝集物が発生することが分かった。そのため、低温で加熱処理することが求められる。しかし、低温で加熱処理した場合、膜の耐性が悪化するという問題があった。
【0006】
本発明は、凝集物の発生を抑制し、低温での加熱処理でも優れた耐性を有する膜が形成可能な感光性組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、着色剤(A)、アルカリ可溶性樹脂(B)、重合性化合物(C)、及び重合開始剤(D)を含む感光性組成物であって、
前記着色剤(A)が、下記一般式(1)で表される化合物(A1)を含み、
前記アルカリ可溶性樹脂(B)が、熱架橋性基含有単量体単位(b1)、及び水酸基含有単量体単位(b2)を有するアルカリ可溶性樹脂(B1)を含む感光性組成物に関する。
一般式(1)
JPEG
2025070618000001.jpg
73
74
(一般式(1)中、X

~X
16
は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又は-Y

-R

を表し、Y

は、2価の連結基を表し、R

は、1価の有機基を表す。ただし、X

~X
16
のうち少なくとも1つはハロゲン原子を表し、少なくとも1つは-Y

-R

を表す。
Mは、金属原子、金属酸化物、又は金属ハロゲン化物を表す。)
【発明の効果】
【0008】
上記の本発明によれば、凝集物の発生を抑制し、低温での加熱処理でも優れた耐性を有する膜が形成可能な感光性組成物を提供できる。また、本発明は、膜、カラーフィルタ、固体撮像素子、及び画像表示装置を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の感光性組成物を実施するための形態について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではなく、課題を解決可能な範囲内で変形して実施できる。
【0010】
本明細書において、「(メタ)アクリロイル」、「(メタ)アクリル」、「(メタ)アクリル酸」、「(メタ)アクリレート」、又は「(メタ)アクリルアミド」とは、特に説明がない限り、それぞれ、「アクリロイル及び/又はメタクリロイル」、「アクリル及び/又はメタクリル」、「アクリル酸及び/又はメタクリル酸」、「アクリレート及び/又はメタクリレート」、又は「アクリルアミド及び/又はメタクリルアミド」を意味する。また、「C.I.」は、カラーインデックス(C.I.;The Society of Dyers and Colourists 発行)を意味する。
本明細書において、重合性不飽和基は、エチレン性不飽和二重結合である。
本明細書において、単量体は、重合により樹脂を形成する化合物である。単量体は、未反応状態であり、単量体単位は、単量体が重合後に重合体を形成している状態である。
本明細書において、分子量が特定できる低分子化合物については、計算により算出した値、若しくはESI-MS(エレクトロスプレーイオン化質量分析法)により測定した分子量であり、分子量の分布を持つ化合物については、テトラヒドロフランを溶媒とした場合のゲルパーミエーションクロマトグラフィーで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量である。
本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値、及び上限値として含む範囲を意味する。
本明細書において、「低温」とは180℃以下を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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