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公開番号
2025070768
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181299
出願日
2023-10-20
発明の名称
画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
B65H
7/02 20060101AFI20250424BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】給紙前の用紙に対してエアーを送風する必要がある場合に、不要なエアーの送風による電力消費を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】用紙に印刷を行うための画像形成部201Bと、用紙を積載する給紙トレイから用紙搬送路を介して画像形成部201Bに用紙を給紙する給紙部235と、給紙トレイに積載された用紙に対してエアーを送風する送風ファン270と、用紙搬送路に設けられ、用紙の種類を検知する紙種検知センサ260を備え、送風ファン270は、紙種検知センサ260で検知された第1の用紙の種類がエアーを送風する必要があるものである場合、少なくとも紙種検知センサ260で第1の用紙の種類が検知された後から第1の用紙が画像形成部201Bに給紙されるまでは第1の用紙の次に給紙される第2の用紙に対するエアーの送風を行わず、画像形成部201Bによって第1の用紙に印刷が行われた後に第2の用紙に対してエアーの送風を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
用紙に印刷を行うための画像形成手段と、
前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、
前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、
前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、
を有し、
前記送風手段は、前記紙種検知手段で検知された第1の用紙の種類が前記エアーを送風する必要があるものである場合、少なくとも前記紙種検知手段で前記第1の用紙の種類が検知された後から前記第1の用紙が前記画像形成手段に前記給紙されるまでは前記第1の用紙の次に前記給紙される第2の用紙に対する前記エアーの送風を行わず、前記画像形成手段によって前記第1の用紙に前記印刷が行われた後に前記第2の用紙に対して前記エアーの送風を行う
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記送風手段は、前記紙種検知手段で検知された前記第1の用紙の種類が前記エアーを送風する必要があるものである場合、前記紙種検知手段で前記第1の用紙の種類が検知された後から前記画像形成手段によって前記第1の用紙に前記印刷が行われるまでは前記第2の用紙に対する前記エアーの送風を行わない
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記エアーを送風する必要がある前記用紙の種類は、コート紙であり、
前記エアーを送風する必要がない前記用紙の種類は、普通紙である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記紙種検知手段は、前記用紙の特徴量を用いて前記用紙の種類を検知する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
用紙に印刷を行うための画像形成手段と、前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、を備える画像形成装置の制御方法であって、
前記送風手段は、前記紙種検知手段で検知された第1の用紙の種類が前記エアーを送風する必要があるものである場合、少なくとも前記紙種検知手段で前記第1の用紙の種類が検知された後から前記第1の用紙が前記画像形成手段に前記給紙されるまでは前記第1の用紙の次に前記給紙される第2の用紙に対する前記エアーの送風を行わず、前記画像形成手段によって前記第1の用紙に前記印刷が行われた後に前記第2の用紙に対して前記エアーの送風を行う
ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項6】
コンピュータに、請求項5に記載の画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置及びその制御方法、並びに、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置における用紙搬送路上に、例えば用紙の表面性や坪量といった用紙の特徴量を測定して用紙の種類を検知するための紙種検知センサ(メディアセンサ)を備えた画像形成装置がある。このような画像形成装置では、例えば、印刷ジョブで給紙した用紙の特徴量を元にして予め記憶された紙種データベース(メディアライブラリ)から当該用紙の種類(紙種)を特定する。そして、このような画像形成装置では、特定した紙種の印刷制御パラメータを画像形成制御に用いることで品質の高い印刷物を得ることができる。
【0003】
また、給紙前の用紙束に対して送風ファンのエアーを吹き付けること(エアーさばき)をすることで、吸着した用紙同士を分離して重送を防ぐ送風機構を備える画像形成装置が提案されている。特許文献1には、用紙の紙種を検知する前に給紙前の用紙束に対して必ずエアーさばきを行い、その後、検知された紙種が重送する可能性が高いコート紙の場合はエアーさばきを継続し、コート紙ではない場合はエアーさばきを停止する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-32632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、検知された第1の用紙の紙種が重送する可能性が高い用紙の場合には、第1の用紙の紙種が検知された後から、第1の用紙の次に給紙される第2の用紙に対してエアーさばきが行われることになる。この場合、第2の用紙の給紙の準備が整う前から第2の用紙に対してエアーさばきが行われるため、不要なエアーさばきによる電力消費が生じるという課題がある。
【0006】
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであり、給紙前の用紙に対してエアーを送風する必要がある場合に、不要なエアーの送風による電力消費を抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の画像形成装置は、用紙に印刷を行うための画像形成手段と、前記用紙を積載する給紙トレイから、用紙搬送路を介して前記画像形成手段に前記用紙を給紙する給紙手段と、前記給紙トレイに積載された前記用紙に対してエアーを送風する送風手段と、前記用紙搬送路に設けられ、前記用紙の種類を検知する紙種検知手段と、を有し、前記送風手段は、前記紙種検知手段で検知された第1の用紙の種類が前記エアーを送風する必要があるものである場合、少なくとも前記紙種検知手段で前記第1の用紙の種類が検知された後から前記第1の用紙が前記画像形成手段に前記給紙されるまでは前記第1の用紙の次に前記給紙される第2の用紙に対する前記エアーの送風を行わず、前記画像形成手段によって前記第1の用紙に前記印刷が行われた後に前記第2の用紙に対して前記エアーの送風を行う。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、給紙前の用紙に対してエアーを送風する必要がある場合に、不要なエアーの送風による電力消費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成例を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の概略構成の一例を示す断面図である。
図1及び図2に示す紙種検知センサの概略構成の一例を示す断面図である。
図1及び図2に示す手差し給紙部の概略構成の一例を示す図である。
本開示の実施形態を示し、手差し給紙トレイに置かれた用紙の設定画面の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る画像形成装置の制御方法における処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る画像形成装置におけるエアーさばきの実行タイミングと、特許文献1に記載の画像形成装置におけるにおけるエアーさばきの実行タイミングを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態(実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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