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公開番号
2025070771
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181304
出願日
2023-10-20
発明の名称
部材
出願人
株式会社イシモク・コーポレーション
代理人
個人
主分類
F16B
7/20 20060101AFI20250424BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】共通のパーツを用いて工具レスでユーザが手軽に家具を組み立て、又は組み換えることができるようにすること。
【解決手段】この部材は、6つの面を有する6面体のキューブCBと、両端部に面を夫々有するフレームFRとが互いの面を合わせることで着脱自在に構成される。キューブCBの一面には突起部12が配置されている。キューブCBの一面に対応するフレームFRの面には突起部12が挿入される開口部2が形成されている。この部材の場合、キューブCBの突起部12がフレームFRの開口部2に挿入された状態で、挿入方向を回転軸として互いの部材を相対的に回転させることで、フレームFRの開口部2とキューブCBの突起部12とが係止される構造とされている。これにより、フレームFRとキューブCBが締結される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
3以上の第1面からなる多面体の第1ユニットと、両端部に第2面を夫々有する棒状の第2ユニットとが着脱自在に構成される部材であって、
前記第1ユニットの前記第1面又は前記第2ユニットの前記第2面のうち一方の面には突起部が配置され、他方の面には前記突起部に挿入される開口部が形成され、
前記突起部に対して前記開口部が挿入された状態で、挿入方向を第1軸として相対的に回転することで前記開口部が前記突起部に対して係止する構成を有する、
部材。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記突起部の挿入方向に対して略垂直方向の断面は、前記第1軸に対して略垂直の第2軸と、当該第1軸及び当該第2軸と略垂直の第3軸とを骨格として形成される面であり、
前記開口部は、前記断面が挿入可能な孔を有している、
請求項1に記載の部材。
【請求項3】
前記突起部は、前記第1ユニット及び前記第2ユニットとは別の第3ユニットとして構成され、
前記第3ユニットは、前記第1ユニットの前記第1面又は前記第2ユニットの前記第2面のうち前記一方の面に対して係止することで装着され、係止が外れることで装着が解除される構成を有している、
請求項1に記載の部材。
【請求項4】
前記突起部及び前記開口部のうち少なくとも一方は、螺合構造を有している、
請求項1に記載の部材。
【請求項5】
前記突起部は、前記第2ユニットの前記第2面に配置されており、
前記開口部は、前記第1ユニットの前記第1面に形成されており、
前記突起部を前記開口部の溝にスライドして挿入した状態で、前記第1軸に対して相対的に回転することで前記開口部が前記突起部に対して係止する構成を有する、
請求項1に記載の部材。
【請求項6】
家具を構成するユニットとして利用される、
請求項1に記載の部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部材に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
今般の変化の激しい、またハイブリッドな暮らし方が浸透してきた多様な社会において、生活や働き方の変化に柔軟に対応できることを目的とした、共通のパーツで様々な家具形態を実現するモジュール式家具が存在している(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-155731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のモジュール式家具は、組み立てに工具が必要であったり、パーツの組み立て順番が指定されていたり、専門のメンテナンス員が必要である等、組み立てに高い専門性を要するために普及しておらず、手軽に生活の変化に柔軟に対応したいという市場の要求に対応できていない。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、共通のパーツを用いて工具レスでユーザが手軽に家具を組み立て、又は組み換えることができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の部材は、
3以上の第1面からなる多面体の第1ユニットと、両端部に第2面を夫々有する棒状の第2ユニットとが着脱自在に構成される部材であって、
前記第1ユニットの前記第1面又は前記第2ユニットの前記第2面のうち一方の面には突起部が配置され、他方の面には前記突起部に挿入される開口部が形成され、
前記突起部に対して前記開口部が挿入された状態で、挿入方向を第1軸として相対的に回転することで前記開口部が前記突起部に対して係止する構成を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、共通のパーツを用いて工具レスでユーザが手軽に家具を組み立て、又は組み換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明に係る第1実施形態の部材を組み合わせて構成される家具の一例を示す分解斜視図である。
図1の家具の一部の部材どうしを接続する様子を示す分割斜視図である。
図2の部材どうしを接触させた様子を示す図である。
図2のキューブのバリエーションを示す図である。
本発明に係る部材の第2実施形態を示す図である。
本発明に係る部材の第3実施形態(両側ロックタイプの第1事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第4実施形態(両側ロックタイプの第2事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第5実施形態(両側ロックタイプの第3事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第6実施形態(突起部分離タイプの第1事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第7実施形態(突起部分離タイプの第2事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第8実施形態(ネジ固定タイプの事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第9実施形態(スライドインタイプの事例)を示す図である。
本発明に係る部材の第10実施形態(カプラー方式の締結構造の事例)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、図1乃至図3を参照して本発明に係る第1実施形態の部材(インロック方式の第1事例)とそれを用いた家具、即ち共通パーツで構築可能な家具の一例について説明する。
図1(A)、図1(B)は、本発明に係る第1実施形態の部材を組み合わせて構成される家具の一例を示す分解斜視図である。
図1(B)は、図1(A)の分解状態の家具を組み立てた状態を示す図である。
図2(A)は、図1の家具の一部の部材どうしを接続する様子を示す分割斜視図である。
図2(B)は、図2(A)の分解状態の部材どうしを締結した状態を示す図である。
図3(A)は、図2の部材どうしを接触させた様子を示す側面図である。
図3(B)は、図3(A)の状態から一方の部材を回転させて互いの部材を締結した状態を示す図である。
【0010】
本実施形態では、図1に示すように、ジョイントキューブCB(以下「キューブCB」と呼ぶ)、フレームFR、パネルPA等の複数種の共通パーツが存在する。これらのうち少なくとも2種類以上の共通パーツの夫々が1以上組み合わされてボックスD1等の所定種類の家具が構成される。
ここに示したボックスD1は一例であり、この他、デスク、キャビネット、パーテーション等、様々な家具を構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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