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公開番号
2025070830
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181395
出願日
2023-10-20
発明の名称
制御装置及び制御装置の冷却方法
出願人
株式会社安川電機
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20250424BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】部品の冷却効率を向上でき、且つ、小型化が可能な制御装置及び制御装置の冷却方法を提供する。
【解決手段】制御対象を制御する制御装置1であって、外部からの空気が流入される第1室45と、第1室45からの空気の通風方向に直交する開口断面積S2が第1室45の開口断面積S1よりも小さい第2室47と、第2室47からの空気の通風方向に直交する開口断面積S3が第2室47の開口断面積S2よりも小さい第3室49と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
制御対象を制御する制御装置であって、
外部からの空気が流入される第1室と、
前記第1室からの前記空気の通風方向に直交する開口断面積が前記第1室よりも小さい、第2室と、
前記第2室からの前記空気の通風方向に直交する開口断面積が前記第2室よりも小さい、第3室と、
を有する、制御装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1室及び前記第3室の少なくとも一方に配置され、前記空気を前記第2室に通風させる第1ファンをさらに有し、
前記第2室は、
前記第1室と連通し、冷却対象の部品を収容し、
前記第3室は、
前記第2室と連通し、前記空気を外部に排出する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記第1室は、
前記外部から前記空気を吸い込む第1吸気口、及び、前記第2室に前記空気を排出する第1排気口を備えており、
前記第2室は、
前記第1室から前記空気を吸い込む第2吸気口、及び、前記第3室に前記空気を排出する第2排気口を備えており、
前記第2吸気口は、
前記第1吸気口よりも前記開口断面積が小さく、
前記第2排気口は、
前記第2吸気口よりも前記開口断面積が小さい、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記第3室は、
前記第2室から前記空気を吸い込む第3吸気口、及び、前記外部に前記空気を排出する第3排気口を備えており、
前記第3排気口は、
前記第3吸気口よりも前記開口断面積が小さい、
請求項3に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御装置は、
前記第1室、前記第2室、前記第3室を含む筐体で構成し、
前記第1室及び前記第3室の少なくとも一方に配置され、前記空気を前記第2室に通風させる第1ファンをさらに有し、
前記第1室は、
前記外部から前記空気を吸い込む第1吸気口、及び、前記第2室に前記空気を排出する第1排気口を備えており、
前記第2室は、
前記第1室から前記空気を吸い込む第2吸気口、及び、前記第3室に前記空気を排出する第2排気口を備えており、
前記第1ファンは、
前記第1室において、回転軸方向が前記第2吸気口を向くように、前記筐体の前記第1吸気口が設けられた壁部に垂直な方向に対して所定の角度だけ傾斜して配置されている、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項6】
前記第1室は、
前記外部から前記空気を吸い込む第1吸気口、及び、前記第2室に前記空気を排出する第1排気口を備えており、
前記第2室は、
前記第1室から前記空気を吸い込む第2吸気口、及び、前記第3室に前記空気を排出する第2排気口を備えており、
前記第3室は、
前記第2室から前記空気を吸い込む第3吸気口、及び、前記外部に前記空気を排出する第3排気口を備えており、
前記制御装置は、
前記第1室、前記第2室、前記第3室を含む筐体で構成し、
前記筐体の側面に前記第1吸気口が設けられ、前記筐体の背面に前記第3排気口が設けられている、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項7】
前記筐体は、
略直方体形状であり、
前記筐体の前記第1吸気口が設けられた壁部と前記第3排気口が設けられた壁部は、略直角に隣接している、
請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記第2室では、
電気部品を支持する複数の支持部材により前記空気の風道が形成されている、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項9】
前記第2室は、
対向して配置されたヒートシンクのフィンと電気部品とを収容しており、前記フィンと前記電気部品とで挟まれた空間が前記空気の風道を形成する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項10】
前記制御装置は、
前記第1室、前記第2室、前記第3室を含む筐体で構成し、
前記第1室及び前記第3室の少なくとも一方に配置され、前記空気を前記第2室に通風させる第1ファンと、
前記筐体の前記第1室、前記第2室、及び前記第3室以外の内部空間に配置され、前記内部空間の空気を循環させる第2ファンと、
をさらに有する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、制御装置及び制御装置の冷却方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、前後2段の発熱体及びフィンが直列に配置されており、冷却空気の流れ方向に対して直交する方向の断面の断面積の異なる通風ダクトで冷却空気の下流側ほどその断面積が小さくなる通風路系を構成した、電子機器の冷却装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-168697号公報
【図面の簡単な説明】
【0004】
実施形態に係る制御装置の全体構成の一例を表す斜視図である。
実施形態に係る制御装置の前面パネルを開放した状態の一例を表す斜視図である。
実施形態に係る制御装置の筐体の各パネルを取り外した状態の一例を表す斜視図である。
風道の外部構成の一例を表す斜視図である。
風道の内部構成の一例を表す分解斜視図である。
図5中VI-VI断面に相当する断面斜視図である。
排気部材を取り外した状態の風道の外部構成の一例を表す斜視図である。
排気部材を取り付けた状態の風道の外部構成の一例を表す斜視図である。
風道を構成する各室及び各開口の開口断面積の大小関係の一例を示す概念図である
サーボユニットを上方から交換する場合の一例を表す斜視図である。
サーボユニットを前方から交換する場合の一例を表す斜視図である。
サーボユニットを前方から交換する場合の一例を表す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。実施形態において、制御装置等の構成の説明の便宜上、上下左右前後等の方向を適宜使用するが、これらの方向は制御装置等の各構成の向きや配置を限定するものではない。なお、実施形態において、上下左右前後等の方向は、各図中に示される矢印の方向に対応している。
【0006】
<1.制御装置の全体構成>
図1~図3を参照しつつ、実施形態に係る制御装置の全体構成の一例について説明する。図1は、実施形態に係る制御装置の全体構成の一例を表す斜視図であり、図2は、
実施形態に係る制御装置の前面パネルを開放した状態の一例を表す斜視図であり、図3は、実施形態に係る制御装置の筐体の各パネルを取り外した状態の一例を表す斜視図である。
【0007】
制御装置1は、例えばモータやモータ駆動による産業機械(ロボット等)などの制御対象を制御する。図1~図3に示すように、制御装置1は、フレーム3と、複数のパネル5とを有する。複数のパネル5は、前面パネル5Fと、背面パネル5Bと、左面パネル5Lと、右面パネル5Rと、上面パネル5Uと、底面パネル5Dとを有する。
【0008】
図3に示すように、フレーム3は筐体の骨格を構成する。フレーム3は、下側が開いた略U字形状の左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rと、左側フレーム部3Lの上端と右側フレーム部3Rの上端とを連結する略棒状の前側フレーム部3F及び後側フレーム部3Bとを有する。左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rは、底面パネル5Dの四隅に立設されている。
【0009】
前面パネル5Fは、前側フレーム部3Fと、左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rの前端部に例えばネジ等により固定される。背面パネル5Bは、後側フレーム部3Bと、左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rの後端部に例えばネジ等により固定される。左面パネル5Lは、左側フレーム部3Lに例えばネジ等により固定され、右面パネル5Rは、右側フレーム部3Rに例えばネジ等により固定される。上面パネル5Uは、前側フレーム部3F及び後側フレーム部3Bと、左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rの上端部に例えばネジ等により固定される。底面パネル5Dには、左側フレーム部3L及び右側フレーム部3Rの下端部が例えばネジ等により固定される。フレーム3に各パネル5が取り付けられることにより、略直方体形状の筐体2が形成される。各パネル5は、隣接するパネル5と略直角に隣接している。
【0010】
図3に示すように、左面パネル5Lには略四角形状の開口7が形成されている。開口7には、後述する吸気部材51(図4参照)が配置される。背面パネル5Bには略四角形状の開口9が形成されている。開口9には、後述する排気部材63(図8参照)が配置される。左面パネル5L(壁部の一例)と背面パネル5B(壁部の一例)は略直角に隣接している。
(【0011】以降は省略されています)
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