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公開番号2025071205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025025128,2023519375
出願日2025-02-19,2021-04-28
発明の名称プレバイオティック組成物
出願人エカテラ・リサーチ・アンド・デベロップメント・ユーケー・リミテッド
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 36/82 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、非常に微細な粒子へと分割された紅茶(black leaf tea)が、紅茶の浸出液と比較して、改善されたプレバイオティックな効果を有し、浸出液が少なくとも等量の紅茶フラボノイドを含む場合でさえ、改善されたプレバイオティックな効果を有することの同定に基づいて、紅茶粒子を、プレバイオティクスの消費と関連する健康の恩恵、例えば胃腸の状態の治療若しくは予防、及び/又は最適でない免疫に関連する状態の治療若しくは予防を供給するのに利用すべく、プレバイオティクスとしての使用のための組成物であって、250μm未満の粒径を有する紅茶葉粒子を含む組成物を提供することである。
【解決手段】本発明は、プレバイオティクスとしての使用のための組成物であって、250μm未満の粒径を有する紅茶葉粒子を含む組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
プレバイオティクスとしての、紅茶葉粒子を含む組成物の使用であって、紅茶葉粒子が250μm未満の粒径を有する使用。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
紅茶葉粒子を含む、医薬としての使用のための組成物であって、紅茶葉粒子が250μm未満の粒径を有する組成物。
【請求項3】
最適でない免疫に関連する状態の治療又は予防における、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記状態がウイルス感染、慢性的な炎症及び/又はアレルギーである、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記ウイルス感染がインフルエンザ、風邪及び/又はコロナウイルスへの感染である、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
胃腸の状態の治療又は予防における、請求項2に記載の組成物。
【請求項7】
前記状態が、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群、環境性腸疾患及び感染性下痢症から選択される、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
内蔵痛の除去又は緩和のための、請求項2に記載の組成物。
【請求項9】
前記紅茶葉粒子が、前記紅茶葉粒子の少なくとも2重量%のフラボノイドを含む、請求項1に記載の使用又は請求項2から8のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項10】
前記フラボノイドが、茶のフラボノイドの少なくとも70重量%の量で、好ましくは茶のフラボノイドの少なくとも82重量%の量でテアルビジンを含む、請求項9に記載の使用又は組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレバイオティクス(prebiotic)として使用するための組成物に関する。特には、本発明は、紅茶葉粒子(black leaf tea particle)を含む、プレバイオティクスとしての使用のための組成物に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
胃腸の健康は、毎日の胃腸の心地良さの観点から並びに急性の及び慢性の疾患、例えば感染性の下痢及び炎症性腸疾患への抵抗性又はこれらの予防の観点からもまた、先進国及び発展途上国の両方において、消費者の主な関心事である。そのような恩恵を提供することのできる、毎日消費されることのできる製品への需要が存在する。
【0003】
これらの関心事に取り組むために現在利用可能な戦略は、一つ又は複数の種類の有益な細菌を含む液体(典型的には毎日の飲料)が、恩恵、例えば改善された腸の健康及び/又は改善された自然免疫を引き出すために消費される、プロバイオティックな製品を含む。このアプローチは、制限される。なぜならば、それは、製品に冷蔵を要求するからである(恩恵を提供する細菌のバイアビリティーを維持するため)。そして、その効能についての課題は残っている。なぜならば、細菌は、胃の厳しい酸性の環境を通過して、意図される効果を提供するのに十分な数で結腸に到達しなければならないからである。さらに、そのような留意事項は、プロバイオティックな製品が、典型的には消費者にとって高価であり、それらを効果的に供給するのに複雑なサプライチェーンを要することを意味する。
【0004】
代替的な戦略は、食物成分が与えられる、プレバイオティクスの使用であり、それは、腸管における食物成分の選択的な代謝を通した有利な健康効果を有する。そのようなアプローチのための典型的な標的は、ビフィズス菌(bifidobacteria)及び乳酸菌(lactobacilli)(すなわち、共通のプロバイオティックな種)である。なぜならば、それらは一般的には安全であると認識されており、母乳で育てられている乳児において、数多く共通して発見され、病原菌がコロニー形成することのできないことを意味する、短鎖脂肪酸の生産を通して腸環境を変化させ、病原菌を標的とする抗菌成分を産生し、宿主の免疫状態を改善することができ、不健康な現代の食事に関連する結腸の炎症を減少させることができるからである。
【0005】
現在利用可能なプレバイオティクスは、フラクタン、例えばイヌリン及びフラクトオリゴ糖を含み、これらは、ヒトにおけるビフィズス菌を有意に増加させることが示されている。
【0006】
プレバイオティクスは、プロバイオティクスのようには、それらのバイアビリティーについての課題には悩まされず、それらは、バイアビリティーを損失することなく、多数の製品の形式に仕上げることができる。しかしながら、ある態様において、現在のプレバイオティクスは、それらが製品の風味(フラクタンはわずかに甘い可能性がある)及び構造(それらは口当たりを変える可能性がある)に与える影響のために、一般的な食品に仕上げることが難しい。さらに、製品は、フラクタンが低温殺菌、焼くこと、殺菌及び同様の工程の間の分解に悩まされる可能性があるという事実のせいで、有効量のプレバイオティクスよりも多い量で仕上げられることをしばしば要する。これらの留意事項は、プレバイオティクスを含む加工食品が依然として高価であり、従って、価格が原因で少ない顧客のみに制限されることを意味する。
【0007】
従って、腸の健康、感染性疾患への抵抗性及び/又は慢性的な胃腸の疾患の予防の領域において恩恵をもたらすことができる手頃な解決策についての、顧客からの需要が存在する。
【0008】
茶は、4000年を超える間、何らかの形で消費されており、先進国及び発展途上国の両方において人気がある。茶は、多くの理由のために人気である:それは、一般的には健康的であると認識されており、それは未処理の水に対する安全な代替物であることができ、恩恵、例えばリラクゼーション、精神的な機敏さに関連があり、及び広く受け入れられる風味を有する。低価格の茶は、それが全ての社会経済のグループにおける消費者により消費されることができることもまた意味する。
【0009】
いくつかの文献は、紅茶(black tea)及び/又はその成分の消費が、消費者の健康にポジティブな効果を有することができることを提唱する。例えば、米国特許第2008/119545号明細書及び米国特許第2008/075795号明細書(両方ともC. HENSLEY & S. PYOの名前において)は、テアフラビン、テアフラビン-3,3'-ジガレート、テアフラビン-3-モノガレート、テアフラビン-3 ガレート、テアフラビン-3'-ガレート、テアルビジン、没食子酸、タンニン酸、(-)-エピガロカテキンガレート(EGCG)、(-)エピガロカテキン(EGC)、(+)-エピカテキン(EC)、(-)-ガロカテキンガレート(GCG)、及びカテキンから成る群から選択される組成物を有する有効量の原料を利用する、鳥インフルエンザを予防及び治療するための方法及び組成物を公開する。
【0010】
紅茶及び/又はその成分は、腸の機能及び/又は健康にポジティブな効果を有することができることもまた提唱されている。例えば、K. Jafariら(Medical Hypotheses、2006、67(2)、p.419)は、紅茶の抽出物及びその主要なポリフェノール色素は、過敏性腸症候群における胃腸の障害を回復させることができることを公開し;L. Chaudhuriら(Life Sciences、2000、66(9)、pp. 847-854)は、紅茶の熱水抽出物は、マウスにおいてin vivoの胃腸のトランジット(GIT)を有意に加速したことを公開し;並びにS.E. Besraら(Phytotherapy Research、2003、17、pp. 380-384)は紅茶の熱水抽出物の止痢活性を公開する。
(【0011】以降は省略されています)

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