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公開番号
2025071293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025027726,2023076082
出願日
2025-02-25,2019-02-08
発明の名称
ミトコンドリア障害を処置するための方法
出願人
リウ, シャオユン
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/26 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ミトコンドリア障害を処置するための方法の提供。
【解決手段】 本開示は、ミトコンドリア障害の処置のための医薬組成物および栄養補助組成物ならびに方法を提供する。上記医薬組成物または栄養補助組成物は、単離されたスルホラフェンの有効性、生物学的活性および安定性を増加させる安定化スルホラフェン(例えば、スルホラフェン-シクロデキストリン複合体)を含む。本開示はまた、ミトコンドリア障害(例えば、ミトコンドリアミオパチー)の処置に有効な治療剤としての安定化スルホラフェンの使用を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の引用
本出願は、2018年2月9日出願の米国仮特許出願第62/628,353号(その内容全体は、本明細書に参考として援用される)の利益を主張する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【0002】
開示の分野
本開示は、ミトコンドリア障害を処置することにおける使用のための医薬組成物および栄養補助組成物を提供する。より具体的には、本開示は、安定なスルホラフェンを含む医薬組成物または栄養補助組成物を投与することによって、ミトコンドリア障害を有する被験体を処置するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
開示の背景
例えば、ダイコン(Raphanus sativus)のようなBrassicaceae科の野菜の種子に見出されるある種の構成成分は、抗がん活性および抗微生物特性を有することが公知である。PCT/US2006/010032を参照のこと。1つのこのような構成成分であるスルフォラファンは、グルコラファニン(グルコシノレート)として結合した形態でこのような植物に存在する。天然では、スルフォラファン、C
6
H
11
NOS
2
は、以下の化学構造
TIFF
2025071293000001.tif
29
96
を有し、酵素反応後にグルコラファニンから形成される。しかし、多くの研究が、スルフォラファンの単離および使用に焦点を当ててきた一方で、他の構成成分(例えば、スルホラフェン)は、単離後のそれらの溶解度の欠如、バイオアベイラビリティーおよび安定性の欠如に起因して、見過ごされてきた。
【0004】
ミトコンドリア障害は、ミトコンドリアが酸化的リン酸化によってアデノシン5-三リン酸(ATP)を生成できない場合に起こる、疾患または欠陥である。ミトコンドリアは、全ての哺乳動物細胞に存在する必須のオルガネラである。簡潔には、ミトコンドリアは、細胞呼吸の間に、NADHまたはFADH
2
からO
2
へと電子伝達体を介して電子を伝達する(電子伝達系として公知のプロセス)ことによって、アデノシン二リン酸(ADP)からATPを生成する。ここで、電子が、高エネルギーNADHまたはFADH
2
から低エネルギーO
2
へと変化する場合に放出されるエネルギーは、ADPをリン酸化し、ATPを生成するために必要とされる。ADPからATPを生成するために使用されるそのエネルギーはその電子伝達系によって支配され、酸化的リン酸化によって生成される。その電子伝達系は、細胞エネルギーを生成し、細胞生存度を維持するために必須である。従って、ミトコンドリアの電子伝達系における機能不全は、細胞ATP生成の低減、嫌気的代謝の増加、およびフリーラジカル生成の増加を生じ、酸化的ストレスおよび細胞死をもたらす。
【0005】
ミトコンドリア障害は、1またはこれより多くの関連状態(例えば、異常: ミトコンドリアの酸化的代謝、好気的代謝、筋力低下、疲労、心不全または機能不全、可動性の制限および発作)を含み得る。
【0006】
その既存の処置と関連する欠点およびその増加しつつあるミトコンドリア障害と診断された患者の数を考慮すれば、ミトコンドリア障害の処置のための新たな組成物および方法を開発する必要性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示の要旨
本開示の方法および組成物は、スルホラフェンが、ダイコン種子から単離されたときは、非常に不安定であるが、ある種のミトコンドリア障害の処置のために有効な化合物であるという発見に基づく。より具体的には、本発明者らは、スルホラフェンの有効性およびバイオアベイラビリティーが、単離後わずかな日数でひどく減少されることを発見した。スルホラフェンの任意の潜在的治療用途を排除する知見である。しかし、本発明者らはまた、安定なスルホラフェンから構成される医薬組成物および栄養補助組成物が、スルホラフェンの生物活性を延長し、細胞のATP生成を増加させることによって、ミトコンドリア障害を処置するスルホラフェンの能力を有意に改善することを発見した。
【0008】
よって、本開示の一局面は、安定化スルホラフェンから構成される医薬組成物または栄養補助組成物を被験体に投与することを包含するミトコンドリア障害を処置するための方法を提供する。ある場合には、本開示は、安定化スルホラフェンから構成される医薬組成物または栄養補助組成物を被験体に投与することを通じて細胞のATP生成を増加させることによって、ミトコンドリア機能を増加させるための方法を提供する。
【0009】
本開示の方法は、安定化スルホラフェンを含む医薬組成物または栄養補助組成物の使用を含む。いくつかの実施形態において、上記安定化スルホラフェンは、上記スルホラフェン化合物の溶解度を改善するために化学的に改変され得る。他の実施形態において、上記スルホラフェンは、上記医薬組成物または栄養補助組成物中の1またはこれより多くの可溶化剤の存在によって安定化され得る。一実施形態において、上記安定化剤は、シクロデキストリン、アルコール、グリコール、ケトン、油、またはこれらの組み合わせである。
【0010】
いくつかの実施形態において、上記医薬組成物または栄養補助組成物は、スルホラフェンおよびシクロデキストリンを含む。ある種の実施形態において、上記シクロデキストリンは、αシクロデキストリン、βシクロデキストリン、またはγシクロデキストリンのうちの1または複数である。
(【0011】以降は省略されています)
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