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公開番号
2025071313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025028535,2022550879
出願日
2025-02-26,2021-03-05
発明の名称
粉末剤を送達するためのデバイス
出願人
ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド
,
BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
17/00 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】改良された粉末剤を送達するためのデバイスを提供する。
【解決手段】薬剤を送達するためのデバイスは、エンクロージャを画定するハウジングを備える。このハウジングは、薬剤を格納するように構成される。デバイスは、加圧流体の流れを受けるための、エンクロージャと流体連通する入り口と、エンクロージャと流体連通する出口と、エンクロージャ内に配置されたフィルタとをさらに備える。フィルタの壁の孔は、流体が、孔を通過して、壁の内表面によって画定されたチャネルへと入ることが可能にされるように構成される。作動部材は、作動部材の近位に配置された薬剤の部分が作動部材の遠位に通過することを防止される第1の構成と、作動部材の近位に配置された薬剤の部分が作動部材の遠位に通過することを許容される第2の構成との間で移行するように構成される。
【選択図】図2C
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤を送達するためのデバイスであって、
エンクロージャを画定するハウジングであって、薬剤を格納するように構成されたハウジングと、
加圧流体の流れを受けるための、前記エンクロージャと流体連通する入り口と、
前記エンクロージャと流体連通する出口と、
前記エンクロージャ内に配置されたフィルタであって、前記フィルタの壁が複数の孔を含み、前記孔は、前記流体が、前記孔を通過して、前記壁の内表面によって画定されたチャネルへと入ることが可能にされるように構成される、フィルタと、
前記エンクロージャ内に配置された作動部材であって、前記作動部材の近位に配置された前記薬剤の部分が前記作動部材の遠位に通過することを防止される第1の構成と、前記作動部材の近位に配置された前記薬剤の部分が前記作動部材の遠位に通過することを許容される第2の構成との間で移行するように構成される、作動部材と
を備えるデバイス。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記作動部材が、回転可能なシャフトを含む、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記回転可能なシャフトが、前記回転可能なシャフトの長手方向軸に対して実質的に垂直に延在する開口を含み、前記第2の構成では、前記薬剤が前記開口を通過することが可能である、請求項2に記載のデバイス。
【請求項4】
前記開口が、前記開口の長手方向軸に対して遠位方向に、前記開口の直径が径方向内側に先細りする第1の部分と、前記開口の前記直径が一定である第2の部分とを含む、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記開口が、前記開口の前記長手方向軸に対して遠位方向に、前記開口の前記直径が径方向外側に先細りする、前記第2の部分の遠位の第3の部分を含む、請求項4に記載のデバイス。
【請求項6】
前記チャネルが、前記チャネルの長手方向軸に対して遠位方向に、前記チャネルの直径が径方向内側に先細りする第1の部分を含む、請求項5に記載のデバイス。
【請求項7】
前記第1の部分が遠位端内で遠位に終端し、前記チャネルが、前記チャネルの前記直径が一定である、前記遠位端に隣接する第2の部分を含み、前記チャネルの前記第2の部分が前記開口の前記第1の部分の近位である、請求項6に記載のデバイス。
【請求項8】
前記チャネルが、前記開口の遠位に第3の部分を含み、前記チャネルの前記第3の部分では、前記チャネルの前記長手方向軸に対して遠位方向に、前記チャネルの前記直径が径方向内側に先細りする、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記フィルタが、焼結される、多孔性金属を含む、または格子印刷材料を含む、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
前記孔が、蛇行経路に沿って延在する、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示のさまざまな態様は、一般に、薬剤を送達するためのデバイスおよび方法に関する。より詳細には、実施形態では、本開示は、止血剤などの粉末剤の送達のためのデバイスに関する。
続きを表示(約 3,100 文字)
【背景技術】
【0002】
いくつかの医学手技では、身体内部の出血を最小にするまたは止めることが必要であることがある。たとえば、内視鏡下での医学手技は、消化管内、たとえば食道、胃、または腸内の、出血組織の止血を必要とすることがある。
【0003】
内視鏡下での手技中、使用者は、内視鏡のシースを患者の体管腔へと挿入する。使用者は、内視鏡のハンドルを利用して、手技中に内視鏡を制御する。ツールは、たとえばハンドル内のポートを介して、内視鏡の遠位端の近くの手技部位において治療を送達するために、内視鏡の作業チャネルに通過される。手技部位は、オペレータから離れている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
離れた部位において止血を達成するために、止血剤は、内視鏡の作業チャネルに挿入されたデバイスによって送達されてよい。薬剤送達は、たとえば、機械システムを通して達成され得る。そのようなシステムは、しかしながら、送達を達成するために多数の工程または作動を必要とすることがあったり、薬剤送達の所望の率もしくは薬剤の所望の投与量を達成しないことがあったり、送達デバイスの薬剤詰まり部分をもたらすことがある、薬剤の一貫性のない投与をもたらすことがあったり、または胃腸管内の深くにある治療部位に薬剤が到達しないことがあったりする。現在の開示は、これらの問題または当技術分野における他の問題のうちの1つまたは複数を解決することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願明細書において開示される態様の各々は、他の開示される態様のいずれかに関連して説明される特徴のうちの1つまたは複数を含んでよい。
薬剤を送達するためのデバイスは、エンクロージャを画定するハウジングを備えてよい。このハウジングは、薬剤を格納するように構成されてよい。デバイスは、加圧流体の流れを受けるための、エンクロージャと流体連通する入り口と、エンクロージャと流体連通する出口と、エンクロージャ内に配置されたフィルタとをさらに備えてよい。フィルタの壁は、複数の孔を含んでよい。孔は、流体が、孔を通過して、壁の内表面によって画定されたチャネルへと入ることが可能にされるように構成されてよい。デバイスは、エンクロージャ内に配置された作動部材をさらに備えてよい。この作動部材は、作動部材の近位に配置された薬剤の部分が作動部材の遠位に通過することを防止される第1の構成と、作動部材の近位に配置された薬剤の部分が作動部材の遠位に通過することを許容される第2の構成との間で移行するように構成されてよい。
【0006】
本願明細書において開示されるデバイスのいずれも、以下の特徴のいずれかを有してよい。作動部材は、回転可能なシャフトを含んでよい。この回転可能なシャフトは、回転可能なシャフトの長手方向軸に対して実質的に垂直に延在する開口を含んでよい。第2の構成では、薬剤は、開口を通過することが可能であってよい。開口は、開口の長手方向軸に対して遠位方向に、開口の直径が径方向内側に先細りする第1の部分と、開口の直径が一定である第2の部分とを含んでよい。開口は、開口の長手方向軸に対して遠位方向に、開口の直径が径方向外側に先細りする、第2の部分の遠位の第3の部分を含んでよい。チャネルは、チャネルの長手方向軸に対して遠位方向に、チャネルの直径が径方向内側に先細りする第1の部分を含んでよい。第1の部分は、遠位端内で遠位に終端してよい。チャネルは、直径が一定である、遠位端に隣接する第2の部分を含んでよい。チャネルの第2の部分は、開口の第1の部分の近位であってよい。チャネルは、開口の遠位の、第3の部分を含んでよい。チャネルの第3の部分内で、チャネルの直径は、チャネルの長手方向軸に対して遠位方向で、径方向内側に先細りしてよい。フィルタは、焼結されてよい。孔は、蛇行経路に沿って延在してよい。孔は、薬剤が孔を通過することが可能にされないように構成されてよい。薬剤は、50ミクロンから600ミクロンの間の粒子直径を有する粉末であってよい。孔は、2ミクロンから100ミクロンの間の直径を有してよい。流体は、第1の構成と第2の構成の両方で出口を通過することが可能にされてよい。作動部材は、ハウジングの長手方向軸に対して実質的に垂直な平面内で移動するように構成されたスライダであってよい。流体は、乱流パターンでフィルタを出てよい。
【0007】
別の例では、薬剤を送達するためのデバイスは、エンクロージャを画定するハウジングを備えてよい。このハウジングは、薬剤を格納するように構成されてよい。入り口は、加圧流体の流れを受けるために、エンクロージャと流体連通してよい。フィルタは、エンクロージャ内に配置されてよい。フィルタの壁は、複数の孔を含んでよい。孔は、流体の流れが、孔を通過して、壁の内表面によって画定されたチャネルへと入ることが可能にされるように構成されてよい。孔は、薬剤が孔を通過することが可能にされないように構成されてよい。出口は、チャネルと流体連通してよい。作動部材は、エンクロージャ内に配置されてよい。作動部材は、薬剤が出口を通過することを許容されない第1の構成と、薬剤が出口を通過することを許容される第2の構成との間で移行するように構成されてよい。流体は、第1の構成と第2の構成の両方で出口を通過することが可能にされてよい。
【0008】
本願明細書において開示されるデバイスのいずれも、以下の特徴のいずれかを有してよい。流体入り口からの流体が、孔を通過した後で出口を通過することのみが可能にされてよい。作動部材は、回転可能なシャフトの長手方向軸に対して実質的に垂直に延在する開口を有する回転可能なシャフトを含んでよく、第2の構成では、薬剤は、開口を通過することが可能にされる。
【0009】
別の例では、薬剤を送達するためのデバイスは、エンクロージャを画定し、粉末を保持するように構成されたハウジングを備えてよい。粉末は、50ミクロンから600ミクロンの間の粒子寸法を有してよい。入り口は、加圧ガスの流れを受けるための、エンクロージャと流体連通してよい。焼結フィルタは、エンクロージャ内に配置されてよい。フィルタの壁は、複数の蛇行して延在する孔を含んでよい。孔は、ガスが、孔を通過して、壁の表面によって画定されたチャネルに入ることが可能にされるように構成されてよい。孔は、粉末が孔を通過することが可能にされないように構成されてよい。孔は、2ミクロンから100ミクロンの間の直径を有してよい。出口は、チャネルと流体連通してよい。作動部材は、エンクロージャ内に配置されてよい。作動部材は、ガスと粉末の組み合わせが出口を通過することを許容される第1の構成と、ガスのみが出口を通過することを許容される第2の構成との間で移行するように構成されてよい。
【0010】
本願明細書において説明されるデバイスのいずれも、以下の特徴のいずれかを有してよい。作動部材は、回転可能なシャフトの長手方向軸に対して実質的に垂直に延在する開口を有する回転可能なシャフトを含んでよい。第2の構成では、薬剤は、開口を通過することが可能にされてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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