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公開番号2025071507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181724
出願日2023-10-23
発明の名称作業用車両
出願人株式会社竹内製作所
代理人めぶき弁理士法人
主分類B62D 55/084 20060101AFI20250428BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】アイドラとクローラーフレームとの間に土砂等が侵入して堆積した場合にあっても、堆積した土砂等を容易に除去することができる作業用車両を提供すること。
【解決手段】作業用車両1は、クローラー13と、クローラーフレーム20と、アイドラ30と、張力調整手段27と、を備える。アイドラ30は、一部がクローラーフレーム20の内部の空間に収容され、クローラーフレーム20の長手方向に移動可能に配置される。張力調整手段は、アイドラ30を長手方向に移動させてクローラー13の張力を調整する。クローラーフレーム20は、クローラーフレーム20内の空間であってアイドラ30が移動させることにより形成された空間Sと外部とを連通する穴22を有すること。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
クローラーと、クローラーフレームと、アイドラと、張力調整手段と、を備える作業用車両であって、
前記アイドラは、一部が前記クローラーフレームの内部の空間に収容され、前記クローラーフレームの長手方向に移動可能に構成され、
前記張力調整手段は、前記アイドラを前記長手方向に移動させて前記クローラーの張力を調整し、
前記クローラーフレームは、前記クローラーフレームの内部の空間であって前記アイドラを移動させることにより形成された空間と外部とを連通する穴を有すること、を特徴とする作業用車両。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
請求項1に記載の作業用車両であって、
複数のトラックローラーをさらに有し、
前記穴は、前記クローラーフレームの、前記アイドラに最も近い位置に配置された前記トラックローラーが配置された位置の上方の位置に配置されていること、を特徴とする作業用車両。
【請求項3】
請求項3に記載の作業用車両であって、
前記トラックローラーは、複数のフランジを有すること、を特徴とする作業用車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は作業用車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建設機械等の作業用車両として、「クローラーローダー」が知られている。クローラーローダーは、クローラー(履帯)を有する。クローラーは、接地面に対する接地圧が低いことから、軟らかい地盤でも走行できるという特徴を有する。また、クローラーは、急勾配にも対応できることから、作業用車両において広く採用されている。
【0003】
特許文献1には、クローラーローダーの下部走行体が記載されている。図6は、特許文献1に記載された作業用車両の下部走行体を説明するために示す図である。特許文献1に記載された作業用車両の下部走行体は、アイドラブラケット941と、クローラーフレーム(サイドフレーム)910と、ヨーク918と、アイドラ919とを備える。
【0004】
アイドラブラケット941は、サイドフレーム910の一端側に仕切り板を介して設けられる。アイドラブラケット941の内部には、図6において左右方向に伸長する一対のガイド部(符号省略)が形成されている。ヨーク918は、ガイド部に沿って前後方向に摺動する。アイドラ919は、ヨーク918に回動可能に軸支される。
【0005】
下部走行体は、図示しないクローラーと、張力調整手段924を備える。張力調整手段924は、クローラーの張力を調整するためサイドフレーム910に設けられ、ヨーク918をアイドラブラケット941のガイド部に沿って摺動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平4-314678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された作業用車両においては、アイドラ919とアイドラブラケット941との間に土砂等が侵入して堆積し、メンテナンス作業時に、アイドラを後退させることが難しくなることがあるという問題があった。先行技術文献に記載された作業用車両においては、土砂等の進入を防止するため、アイドラ919とアイドラブラケット941との間に土砂侵入防止カバー945を設けているが、十分ではなかった。
【0008】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、アイドラとクローラーフレームとの間に土砂等が侵入して堆積した場合にあっても、堆積した土砂等を容易に除去することができる作業用車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
[1]本発明の作業用車両は、クローラーと、クローラーフレームと、アイドラと、張力調整手段と、を備える。前記アイドラは、一部が前記クローラーフレームの内部の空間に収容され、前記クローラーフレームの長手方向に移動可能に構成される。前記張力調整手段は、前記アイドラを前記長手方向に移動させて前記クローラーの張力を調整する。前記クローラーフレームは、前記クローラーフレームの内部の空間であって前記アイドラを移動させることにより形成された空間と外部とを連通する穴を有する。
【0010】
[2]本適用例の作業用車両においては、複数のトラックローラーをさらに有し、前記穴は、前記クローラーフレームの、前記アイドラに最も近い位置に配置された前記トラックローラーが配置された位置の上方の位置に配置されていること、が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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