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公開番号
2025072155
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182717
出願日
2023-10-24
発明の名称
乗り物
出願人
個人
代理人
個人
主分類
B62K
17/00 20060101AFI20250430BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】利用者が坂道を前進して登る向きで停車している場合に、坂道を降る向きで車体が後退してしまうことを防止できる乗り物を提供する。
【解決手段】前輪12及び後輪13と、前輪12及び後輪13をそれぞれ回転可能に支持する車体11と、車体11に設けられて利用者P1が座るサドル15と、車体11に設けられてサドル15に座る利用者P1により操作され、かつ、前輪12の向きを調整するハンドル14と、を有するセルフウォーキングカー10であって、前輪12の回転方向を定める逆走防止機構16が設けられ、逆走防止機構16は、前輪12が第1方向に回転することを許容し、かつ、第2方向に回転することを阻止する第1状態と、前輪12が第1方向に回転すること、かつ、第2方向に回転することを許容する第2状態と、を切り替えできる構成を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前輪及び後輪と、
前記前輪及び前記後輪をそれぞれ回転可能に支持する車体と、
前記車体に設けられて利用者が座るサドルと、
前記車体に設けられて前記サドルに座る利用者により操作され、かつ、前記前輪の向きを調整するハンドルと、
を有する乗り物であって、
前記前輪の回転方向を定める逆走防止機構が設けられ、
前記逆走防止機構は、
前記前輪が第1方向に回転することを許容し、かつ、前記第1方向とは逆の第2方向に回転することを阻止する第1状態と、
前記前輪が第1方向に回転すること、かつ、前記第2方向に回転することを許容する第2状態と、
を切り替えできる構成を備えている、乗り物。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
請求項1記載の乗り物であって、
前記サドルの高さを調整するサドル高さ調整機構が、更に設けられている、乗り物。
【請求項3】
請求項1記載の乗り物であって、
前記ハンドルの高さを調整するハンドル高さ調整機構が、更に設けられている、乗り物。
【請求項4】
請求項1記載の乗り物であって、
前記車体に折り畳み機構が更に設けられ、
前記折り畳み機構は、前記車体を折り畳んだ状態と前記車体とを展開した状態とに切り替えできる構成を備えている、乗り物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ペダル、チェーン、駆動力源を備えておらず、利用者が自分の足で歩いて車体を移動させることのできる乗り物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ペダル、チェーン、駆動力源を備えておらず、利用者が自分の足で歩いて車体を移動させることのできる乗り物の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている乗り物は、車体フレームに前輪と後輪とハンドルとサドルを取り付けてなる乗り物である。また、特許文献1に記載されている乗り物は、車体フレームを、前フレーム、後フレーム、上フレーム及び下フレームを通常時において略矩形状を形成するようにそれぞれ締付けピンで連結することにより相互に互いのフレームが近づく方向へ折り曲げ可能に構成し、連結部分の一つにはロック手段を設けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3140848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者は、特許文献1に記載された乗り物では、利用者が坂道を前進して登る向きで停車している場合に、坂道を降ってしまう可能性がある、という課題を認識した。
【0005】
本開示の目的は、利用者が坂道を前進して登る向きで車体が停止されている場合に、坂道を降る向きで車体が後退してしまうことを防止できる乗り物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態は、前輪及び後輪と、前記前輪及び前記後輪をそれぞれ回転可能に支持する車体と、前記車体に設けられて利用者が座るサドルと、前記車体に設けられて前記サドルに座る利用者により操作され、かつ、前記前輪の向きを調整するハンドルと、を有する乗り物であって、前記前輪の回転方向を定める逆走防止機構が設けられ、前記逆走防止機構は、前記前輪が第1方向に回転することを許容し、かつ、前記第1方向とは逆の第2方向に回転することを阻止する第1状態と、前記前輪が第1方向に回転すること、かつ、前記第2方向に回転することを許容する第2状態と、を切り替えできる構成を備えている、乗り物を構成している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、利用者が坂道を前進して登る向きで車体を停車させている場合に、坂道を降る向きで車体が後退してしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
乗り物の実施形態であるセルフウォーキングカーの側面図である。
セルフウォーキングカーの背面図である。
(A),(B)は、セルフウォーキングカーに設けられたカップリング機構の平面図である。
(A)は、セルフウォーキングカーが中途位置まで折り畳まれている状態の平面図、(B)は、セルフウォーキングカーが折り畳まれた状態の平面図である。
(A)は、セルフウォーキングカーに設けられた逆走防止機構の第1状態を示す側面図、(B)は、逆走防止機構の第2状態を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
最近、街を散策して気になるのが、高齢者の姿をあまり見かけなくなったことである。たまに見かける高齢者の歩き方をみるに、杖を突き、さぞかし歩くことが苦痛の感じ、あるいは、杖を使用しないで歩いている方は、買い物用の四輪車を押して歩いている姿である。何れにしても、本人の体重は足に掛かっていることは間違いない。そのため、少しでも足に掛かる負担を減らすべく、杖を突いたり、四輪車を押したりして、歩いているのである。すると、その反動で腕に負担が掛かり、肩こりがひどくなると、手が使えなくなるような事態になり、街に出歩くこともできなくなりかねない。
【0010】
そこで、考えたのが自転車である。自転車は、走行時、自身の体重は足に掛からない。そのため、足に負担は掛からない。しかし、自転車を前進させるためには、ペダルを踏まなければならない。しかし、利用者が高齢になると、ペダルを踏んで走行するとなると、自転車の安定性のため、ある程度のスピードが必要であるが、高齢者は、スピードを恐怖に感じる。そこで考えたのが、ペダルを踏まずに自身の足で歩いて進む自転車である。勿論、利用者は、サドルに腰かけている。
(【0011】以降は省略されています)
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