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公開番号2025071624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181951
出願日2023-10-23
発明の名称管継手用カバー
出願人株式会社オンダ製作所
代理人個人,個人
主分類F16L 57/00 20060101AFI20250428BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】壁面に沿って設けられたパイプを覆う配管用カバーに対し本体部が傾きやすくなることを抑制できる管継手用カバーを提供する。
【解決手段】管継手用カバー24は、壁面に沿って設けられるパイプに接続された管継手を覆う。管継手用カバー24は、管継手を収容する収容空間48が内部に形成された本体部47を備える。本体部47には、パイプを覆う配管用カバーが挿入される接続口50が形成される。本体部47は、接続口50の付近においては、接続口50から管継手側へと向かうほど壁面に沿う方向へ幅広くなる外観を有している。収容空間48は、接続口50の付近においては、上記外観とは異なり、接続口50から管継手側へと一定幅で向かう形状を有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
壁面に沿って設けられるパイプに接続された管継手を覆う管継手用カバーであって、
前記管継手を収容する収容空間が内部に形成された本体部を備え、
前記本体部には、前記パイプを覆う配管用カバーが挿入される接続口が形成され、
前記本体部は、前記接続口の付近においては、前記接続口から前記管継手側へと向かうほど前記壁面に沿う方向へ幅広くなる外観を有しており、
前記収容空間は、前記接続口の付近においては、前記外観とは異なり、前記接続口から前記管継手側へと一定幅で向かう形状を有している管継手用カバー。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記収容空間を前記壁面に向けて開口させるとともに前記接続口でも開口させるよう形成されており、
前記本体部における前記壁面に向けて開口する開口部には、その開口部から外側に向けて突出するフランジが形成され、
前記フランジには、前記接続口の幅方向の両側で前記接続口から前記管継手側へと向かう方向に延びるリブが形成され、
前記収容空間の上記接続口の付近における前記接続口から前記管継手側へと一定幅で向かう形状は、前記リブによって実現されている請求項1に記載の管継手用カバー。
【請求項3】
前記本体部の前記フランジには、前記本体部に対する突出方向の先端から前記壁面に向けて突出する突部が形成され、
前記リブは、前記接続口側の端部で前記突部に対し鋭角となるように繋がることによって、前記接続口から前記管継手側へと向かう方向に延びている請求項2に記載の管継手用カバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管継手用カバーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
建物の給水給湯システム等において、壁面に沿って設けられたパイプに管継手が接続される場合、その管継手を特許文献1のような管継手用カバーで覆うことが考えられる。この管継手用カバーは、管継手を収容する収容空間が内部に形成された本体部を備えている。本体部には、収容空間に管継手を収容したとき、その管継手に接続されたパイプを通過させる開口部が形成されている。開口部は、本体部の収容空間と繋がっている。
【0003】
このため、管継手用カバーで管継手を覆ったとき、本体部の収容空間に管継手が収容されるとともに、その管継手に接続されたパイプも収容空間に収容される。上記パイプは、収容空間内から上記開口部を介して外部に延びる。管継手はパイプと比較して大きい形状になるため、それらを収容する収容空間は開口部から離れるほど広くされる。そして、このように本体部の収容空間に管継手及びパイプを収容した状態で、管継手用カバーがビス等によって壁面に固定される。
【0004】
また、壁面に沿って設けられる上記パイプが配管用カバーによって覆われる場合もある。この場合、管継手用カバーで管継手を覆ったとき、本体部の収容空間に管継手が収容されるとともに、その管継手に接続されたパイプ及び同パイプを覆う上記配管用カバーも収容空間に収容される。このときには本体部の上記開口部に配管用カバーが挿入された状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-122508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記管継手用カバーの収容空間は開口部から離れるほど広くされているため、その開口部に上記配管用カバーが挿入されたときの同配管用カバーに対する上記開口部の接触箇所が小さくなりやすい。その結果、管継手用カバーが上記配管用カバーに対し開口部を中心に回転する方向に動きやすくなる、言い換えれば管継手用カバーが上記配管用カバーに対し傾きやすくなる。このように管継手用カバーが上記配管用カバーに対し傾きやすくなることにより、管継手用カバーを壁面に対しビス等で固定する際、その固定の位置を定めることが難しくなる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する管継手用カバーは、壁面に沿って設けられるパイプに接続された管継手を覆う。管継手用カバーは、管継手を収容する収容空間が内部に形成された本体部を備える。本体部には、上記パイプを覆う配管用カバーが挿入される接続口が形成される。本体部は、上記接続口の付近においては、接続口から管継手側へと向かうほど上記壁面に沿う方向へ幅広くなる外観を有している。収容空間は、上記接続口の付近においては、上記外観とは異なり、接続口から管継手側へと一定幅で向かう形状を有している。
【0008】
上記構成によれば、管継手用カバーで管継手を覆ったとき、本体部の収容空間に管継手が収容されるとともに、その管継手に接続されたパイプ及び同パイプを覆う配管用カバーも収容空間に収容される。このときには、本体部の挿入口に上記配管用カバーが挿入された状態となる。そして、収容空間における接続口付近の箇所、すなわち接続口から管継手側へと一定幅に向かう形状となる箇所が、上記配管用カバーに対し接続口から管継手側へと向かう方向に沿って当接する。これにより、管継手用カバーが上記配管用カバーに対し傾くこと、言い換えれば管継手用カバーが上記配管用カバーに対し接続口を中心に回転する方向に動きやすくなることを抑制できる。
【0009】
上記管継手用カバーにおいて、本体部は、収容空間を上記壁面に向けて開口させるとともに上記接続口でも開口させるよう形成されている。本体部における上記壁面に向けて開口する開口部には、その開口部から外側に向けて突出するフランジが形成される。フランジには、上記接続口の幅方向の両側で上記接続口から上記管継手側へと向かう方向に延びるリブが形成される。収容空間の上記接続口の付近における上記接続口から上記管継手側へと一定幅で向かう形状は、上記リブによって実現されている。
【0010】
上記構成によれば、平坦なフランジにリブが形成されるため、そのリブの形成が容易になる。
上記管継手用カバーにおいて、本体部のフランジには、本体部に対する突出方向の先端から上記壁面に向けて突出する突部が形成される。上記リブは、上記接続口側の端部で上記突部に対し鋭角となるように繋がることによって、上記接続口から上記管継手側へと向かう方向に延びている。
(【0011】以降は省略されています)

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