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公開番号
2025071946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182386
出願日
2023-10-24
発明の名称
プリンタ
出願人
ローランドディー.ジー.株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250430BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】従来と比較して、テーブルの上下方向の位置調整にかかる時間を短縮できるプリンタを提供する。
【解決手段】記録媒体5が載置されるテーブル40の右端部には検知センサ42が設けられている。検知センサ42は色を測定できるカラーセンサである。筐体12の内壁12Aにはマーク部材44が設けられている。マーク部材44は検知センサ42の側方に配置されている。マーク部材44には複数個のマークが設けられている。複数個のマークは上下方向Zに並び、隣り合うマークは互いに接している。複数個のマークの色は全て異なっている。複数個のマークとテーブル40の上下方向Zの位置は対応している。テーブル40が上下方向Zに移動すると、検知センサ42の測定位置も上下方向Zに移動する。検知センサ42は測定した色の変化からマーク間の境界を検知する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体が載置されるテーブルと、
前記テーブルを上下方向に移動させるテーブル移動機構と、
複数個のマークが上下方向に並んで設けられているマーク部材と、
前記マーク部材に設けられている前記マークを検知する検知センサと、を備え、
前記マーク部材および前記検知センサは、前記テーブルの上下方向の移動に伴って、前記マーク部材および前記検知センサの一方が他方に対して上下方向に相対移動するように構成されている、プリンタ。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
箱状に形成された筐体を備え、
前記テーブルは、正面から見て、前記テーブル移動機構よりも左方または右方に突出した突出部を有し、
前記検知センサは前記テーブルの前記突出部に設けられ、前記マーク部材は前記テーブルの前記突出部の側方に配置されるように前記筐体の内壁に設けられている請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記検知センサは、光を発光する発光部と、光を受光する受光部と、を備えている請求項1に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記発光部と前記受光部とが一体となっている請求項3に記載のプリンタ。
【請求項5】
隣り合う前記マークは互いに接しており、
前記検知センサは、隣り合う前記マーク間の境界を検知するように構成されている、請求項1に記載のプリンタ。
【請求項6】
隣り合う前記マークは互いに色が異なり、
前記検知センサは色を測定できるカラーセンサである、請求項1に記載のプリンタ。
【請求項7】
隣り合う前記マークは色相が互いに異なる、請求項6に記載のプリンタ。
【請求項8】
前記テーブルの上下方向の位置を制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、
前記記録媒体に対して印刷を行う際の前記テーブルの上下方向の位置を設定する目標位置設定部と、
前記検知センサが検知した前記マークに基づく前記テーブルの上下方向の位置を取得する上下位置取得部と、
前記上下位置取得部により取得される前記テーブルの上下方向の位置が、前記目標位置設定部により設定された前記テーブルの上下方向の位置と一致するように、前記テーブル移動機構により前記テーブルを上下方向に移動させるテーブル移動制御部と、を備えている請求項1に記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、従来から、記録媒体が載置されるテーブルの上下方向の位置を調整できる機構を有し、厚みのある記録媒体に対しても印刷を行うことができるプリンタが知られている。前記プリンタは、テーブルの上下方向の基準位置である原点位置を検知するためのセンサを備えている。センサは、例えば、テーブルの上下方向の可動域のうち最も低い最低位置を原点位置として検知できるように、プリンタに1つ設けられる。
【0003】
プリンタは、記録媒体に印刷を行う前のセットアップ動作として、テーブルの上下方向の位置を調整する。テーブルの上下方向の位置調整は、以下に示す手順で行われる。はじめに、テーブルを初期位置から原点位置へと動かす。テーブルが原点位置にあることをセンサが検知した後、この原点位置を基準に、記録媒体を印刷するのに適した所定の位置へ移動させるようテーブルを上下方向に移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022―26019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、テーブルの最低位置を原点位置として検知できるようにセンサを設けた場合において、例えばテーブルの初期位置がテーブルの上下方向の可動域のうち最も高い最高位置付近であると、原点位置を検知するためにテーブルを最高位置付近から最低位置まで移動させる必要がある。このようにテーブルの初期位置が原点位置から遠い場合には、テーブルの上下方向の移動量が大きくなる。そのため、センサの取付位置とテーブルの初期位置との位置関係次第では原点位置の検知に時間がかかる。よって、テーブルの上下方向の位置調整に時間がかかることがある。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、テーブルの上下方向の位置調整にかかる時間を短縮できるプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明にかかるプリンタは、記録媒体が載置されるテーブルと、前記テーブルを上下方向に移動させるテーブル移動機構と、複数個のマークが上下方向に並んで設けられているマーク部材と、前記マーク部材に設けられている前記マークを検知する検知センサと、を備えている。前記マーク部材および前記検知センサは、前記テーブルの上下方向の移動に伴って、前記マーク部材および前記検知センサの一方が他方に対して上下方向に相対移動するように構成されている。
【0008】
上記構成によれば、検知センサがマーク部材に付与されたマークを検知することで、テーブルの上下方向の位置を検知できる。マーク部材には複数個のマークが付与されている。そのため、テーブルの上下方向の位置を検知できる位置が複数箇所ある。テーブルの上下方向の位置を検知できる位置が1箇所であるプリンタと比較して、テーブルの移動量を少なくできる。これにより、テーブルの上下方向の位置調整にかかる時間を短縮できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、従来と比較して、テーブルの上下方向の位置調整にかかる時間を短縮できるプリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
プリンタの斜視図である。
フロントカバーが開いた状態のプリンタの正面図である。
フロントカバーおよびケースを取り外した状態のプリンタの平面図である。
図2におけるテーブル付近を拡大した図である。
図4におけるテーブルの右端部付近を拡大した図である。
マーク部材の一例を示した図である。
プリンタのブロック図である。
プリンタが記録媒体に印刷を行う際のフローチャートの一例である。
同じ色のマークを複数個配置したマーク部材の一例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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