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公開番号
2025072112
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182644
出願日
2023-10-24
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約
【課題】標章の視認性を向上できるタイヤを提供すること。
【解決手段】このタイヤ1は、上下方向が規定された標章2をタイヤサイド部に備える。また、標章2が、下方をタイヤ径方向外側に向けて配置される。また、タイヤ1は、タイヤ周方向に離間して配置された複数の標章2、2を備える。また、複数の標章2、2のそれぞれが、下方をタイヤ径方向外側に向けて配置される。また、タイヤ1は、複数の凹凸部を配列して成る表面加工領域3と、平滑な表面を有する平滑領域4とをタイヤサイド部に備える。また、標章2の全体が、平滑領域4に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向が規定された標章をタイヤサイド部に備えるタイヤであって、
前記標章が、下方をタイヤ径方向外側に向けて配置されることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記標章が、タイヤ最大幅位置に交差して配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記標章が、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向外側に配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記標章が、タイヤ最大幅位置よりもタイヤ径方向内側に配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記標章が、相互に離間して配置された複数の要素から成り、且つ、隣り合う前記要素のそれぞれの最小距離I[mm]が、タイヤ外径OD[mm]に対して0.001≦I/OD≦0.015の範囲にある請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
タイヤ周方向に離間して配置された複数の前記標章を備え、且つ、前記複数の標章のそれぞれが、下方をタイヤ径方向外側に向けて配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項7】
タイヤ周方向に延在する一対の細リブをタイヤサイド部に備え、且つ、前記標章が、前記一対の細リブの間に配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項8】
複数の凹凸部を配列して成る表面加工領域と、平滑な表面を有する平滑領域とをタイヤサイド部に備え、且つ、前記標章の全体が、前記平滑領域に配置される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項9】
タイヤ周方向における前記表面加工領域の延在範囲φ3[deg]が、タイヤ周方向における前記標章の延在範囲φ2[deg]に対して1.00≦φ3/φ2≦4.00の範囲にある請求項1に記載のタイヤ。
【請求項10】
複数の凹凸部を配列して成る表面加工領域をタイヤサイド部に備え、
前記標章を構成する要素が、複数の凹凸部を配列して成る表面加工部を有し、且つ、
前記表面加工領域における前記複数の凹凸部の側壁角度θ31[deg]が、前記要素の前記表面加工部における前記複数の凹凸部の側壁角度θ21[deg]に対して0<θ31-θ21の関係を有する請求項1に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、タイヤに関し、さらに詳しくは、標章の視認性を向上できるタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、タイヤサイド部には、タイヤメーカーやタイヤブランドなどの標章が付されている。かかる構成を有するタイヤとして、特許文献1、2に記載される技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-8359号公報
実昭60-130107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年では、床面を低くして車内スペースを拡張した車両に装着される、小径タイヤが開発されている。かかる小径タイヤでは、タイヤサイズが小さいため、サイドブランドなどの標章の視認性を向上すべき課題がある。特に、かかる小径タイヤが車輪の側面を覆うカバー(いわゆる「スパッツ」あるいは「スカート」)をタイヤハウスに備える車両に装着された場合には、視認可能なタイヤサイド部の領域が非常に狭いため、タイヤの標章の視認性を適切に確保すべき課題もある。
【0005】
そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイヤの標章の視認性を向上できるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、この発明にかかるタイヤは、上下方向が規定された標章をタイヤサイド部に備えるタイヤであって、前記標章が、下方をタイヤ径方向外側に向けて配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
この発明にかかるタイヤでは、タイヤが車輪の側面を覆うカバーをタイヤハウスに備える車両に装着された場合に、タイヤの標章の視認性が向上する。具体的に、上記カバーを備える車両では、タイヤサイド部の鉛直方向上方の領域がカバーに覆われ、路面側の一部の領域のみが露出する。このとき、標章が、その下方をタイヤ径方向外側に向けて配置されることにより、標章が反転することなく現れて、車外からの標章の視認性が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤを示すタイヤ子午線方向の断面図である。
図2は、図1に記載したタイヤのタイヤサイド部を示す平面図である。
図3は、図2に記載したタイヤサイド部の標章を示す拡大図である。
図4は、図3に記載した標章を示すA視断面図である。
図5は、図2に記載したタイヤサイド部の表面加工領域を示す拡大図である。
図6は、図5に記載した表面加工領域を示すB視断面図である。
図7は、この発明の実施の形態にかかるタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
図8は、この発明の実施の形態にかかるタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
【0010】
[タイヤ]
図1は、この発明の実施の形態にかかるタイヤ1を示すタイヤ子午線方向の断面図である。同図は、リム10に装着されたタイヤ1のタイヤ径方向の片側領域の断面図を示している。この実施の形態では、タイヤの一例として、乗用車用空気入りラジアルタイヤについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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