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公開番号
2025072344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2024187078
出願日
2024-10-24
発明の名称
オートファジー誘導剤
出願人
株式会社ファイン
代理人
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250430BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】本開示の課題は、新規なオートファジー誘導剤を提供することである。
【解決手段】スギナ及び/又はトウネズミモチを含有するオートファジー誘導剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
スギナ及び/又はトウネズミモチを含有するオートファジー誘導剤。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記スギナが、スギナ抽出物である、請求項1に記載のオートファジー誘導剤。
【請求項3】
前記トウネズミモチが、トウネズミモチ抽出物である、請求項1に記載のオートファジー誘導剤。
【請求項4】
前記オートファジー誘導剤が、スギナ及びトウネズミモチの両方を含有する、請求項1に記載のオートファジー誘導剤。
【請求項5】
前記スギナ抽出物が、エタノール又はエタノール水混合溶液から抽出されたものである、請求項2に記載のオートファジー誘導剤。
【請求項6】
前記トウネズミモチ抽出物が、エタノール又はエタノール水混合溶液から抽出されたものである、請求項3に記載のオートファジー誘導剤。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、飲食品組成物。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、化粧料。
【請求項9】
請求項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、医薬品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、オートファジー誘導剤等に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
オートファジーは、タンパク質を含む細胞質成分、ミトコンドリア等の細胞内オルガネラ等の細胞質内の一部を分解するシステムの総称である。このオートファジーは、飢餓条件でタンパク質を分解してアミノ酸を供給すること等の役割を担っている。そして、オートファジーとは、細胞内の粗面小胞体及びミトコンドリアコンタクトサイトから生じた隔離膜が基質を取り込み、オートファゴソームと呼ばれる二重膜構造を形成し、リソソームと融合し、一重膜構造のオートファゴリソソームとなり分解酵素が供給され内部基質が分解される一連の流れである。オートファジーは、マクロオートファジー、ミクロオートファジー及びシャペロン介在性オートファジーに分類されるが、通常はマクロオートファジーのことをオートファジーという。
そして、このようなオートファジー誘導に有効な成分が探索されつつある。
例えば、特許文献1には、ケルセチン配糖体を含むオートファジー誘導体が開示されており、特許文献2には、フルボ酸を含んでなるオートファジー誘導剤が開示されている。
これらのオートファジー誘導剤とは異なる新規なオートファジー誘導剤が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-104968号公報
特開2022-108114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の課題は、新規なオートファジー誘導剤を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、前記課題を解決すべく検討を重ねた結果、スギナ及び/又はトウネズミモチがオートファジーの誘導に有用であることを見出し、本開示を完成させた。
【0006】
すなわち、本開示は、以下のとおりである。
項1.
スギナ及び/又はトウネズミモチを含有するオートファジー誘導剤。
項2.
前記スギナが、スギナ抽出物である、項1に記載のオートファジー誘導剤。
項3.
前記トウネズミモチが、トウネズミモチ抽出物である、項1又は項2に記載のオートファジー誘導剤。
項4.
前記オートファジー誘導剤が、スギナ及びトウネズミモチの両方を含有する、項1~3のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤。
項5.
前記スギナ抽出物が、エタノール又はエタノール水混合溶液から抽出されたものである、項2~4のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤。
項6.
前記トウネズミモチ抽出物が、エタノール又はエタノール水混合溶液から抽出されたものである、項3~5のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤。
項7.
項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、飲食品組成物。
項8.
項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、化粧料。
項9.
項1~6のいずれか一項に記載のオートファジー誘導剤を含む、医薬品。
項10.
オートファジーを誘導するための、スギナ及び/又はトウネズミモチの使用。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、新規なオートファジー誘導剤を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示のオートファジー誘導剤は、スギナ及び/又はトウネズミモチを含有する。本開示のオートファジー誘導剤は、スギナ若しくはトウネズミモチのいずれか一方を含有していてもよく、又は、スギナ及びトウネズミモチの両方を含有していてもよい。本開示のオートファジー誘導剤は、スギナ及びトウネズミモチの両方を含有することが好ましい。
【0009】
スギナ(杉菜、接続草、学名:Equisetum arvense L.)は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物である。一般的に、栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)と呼び分けることがある。
【0010】
スギナは、サポニンの一種であるエキセトニン(equisetonin)、フラボノイド類(エキセトリン、イソケルシトニン、ルテオリン-5-モノグルコシド、アピゲニン(apigenin)、ルテオニン(luteolin)、ケンフェロール(kaempferol)等)、脂肪、アミノ酸、ビタミンC、ケイ素、マンガン、カリウム、硫黄、マグネシウム、タンニン、アルカロイド類(ニコチン、パルストリン、パルストニリン等)等を含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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