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公開番号2025072633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025022100,2022514418
出願日2025-02-14,2021-03-29
発明の名称通信システム、通信端末装置および基地局装置
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 48/16 20090101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サービスに要求されるQoSの確保を実現することで、良好な通信を実現する通信端末装置及び通信システム提供する。
【解決手段】通信システムは、通信端末(UE)と、通信端末と無線通信可能に構成された基地局(gNB#1、gNB#2)と、を含む。通信端末は、利用を所望するRAN(Radio Access Network)スライスである所望スライスが、基地局によってサポートされているか否かを、通信端末または基地局が判断する(ステップST1420~ST1426)。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
通信システムにおける通信端末装置であって、
前記通信システムは、前記通信端末装置と、前記通信端末装置と無線通信を行う基地局装置とを備え、
前記通信端末装置は、前記基地局装置から、RAN(Radio Access Network)のスライスに関するスライス情報を受信するように構成される、
通信端末装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記スライス情報は、前記スライスを識別するための第1の情報、及び、前記スライスをサポートするセルに関する第2の情報を含む、
請求項1に記載の通信端末装置。
【請求項3】
前記第2の情報は、前記スライスをサポートする前記セルを識別するためのPCI(Physical Cell Identifier)に関する情報を含む、
請求項2に記載の通信端末装置。
【請求項4】
前記通信端末装置は、前記第2の情報を用いて、前記スライスのためのセル再選択を行うように構成される、
請求項2に記載の通信端末装置。
【請求項5】
前記通信端末装置は、前記第2の情報を用いて、前記セル再選択において前記スライスをサポートする前記セルを優先的に選択するように構成される、
請求項4に記載の通信端末装置。
【請求項6】
前記通信端末装置は、前記セル再選択において、前記スライスをサポートしないセルを除外するように構成される、
請求項5に記載の通信端末装置。
【請求項7】
前記通信システムは、コアネットワークノードであるAMF(Access and Mobility Management Function)ノードを更に含み、
前記通信端末装置は、前記AMFによって決定された前記スライスの優先順位を用いて、前記スライスをサポートするセルを選択するように構成される、
請求項1に記載の通信端末装置。
【請求項8】
前記通信端末装置は、前記スライス情報を含む報知信号を受信するように構成される、
請求項1に記載の通信端末装置。
【請求項9】
前記報知信号は、アザーSI(Other System Information)に含まれるSIB(System Information Block)である、
請求項8に記載の通信端末装置。
【請求項10】
前記通信端末装置は、前記スライス情報を含む、前記通信端末装置宛ての個別信号を受信するように構成される、
請求項1に記載の通信端末装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される通信方式が検討されている(例えば、非特許文献1~5)。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0003】
LTEのアクセス方式としては、下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が用いられる。また、LTEは、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)とは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0004】
非特許文献1(5章)に記載される、3GPPでの、LTEシステムにおけるフレーム構成に関する決定事項について、図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムで使用される無線フレームの構成を示す説明図である。図1において、1つの無線フレーム(Radio frame)は10msである。無線フレームは10個の等しい大きさのサブフレーム(Subframe)に分割される。サブフレームは、2個の等しい大きさのスロット(slot)に分割される。無線フレーム毎に1番目および6番目のサブフレームに下り同期信号(Downlink Synchronization Signal)が含まれる。同期信号には、第一同期信号(Primary Synchronization Signal:P-SS)と、第二同期信号(Secondary Synchronization Signal:S-SS)とがある。
【0005】
3GPPでの、LTEシステムにおけるチャネル構成に関する決定事項が、非特許文献1(5章)に記載されている。CSG(Closed Subscriber Group)セルにおいてもnon-CSGセルと同じチャネル構成が用いられると想定されている。
【0006】
物理報知チャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)は、基地局装置(以下、単に「基地局」という場合がある)から移動端末装置(以下、単に「移動端末」という場合がある)などの通信端末装置(以下、単に「通信端末」という場合がある)への下り送信用のチャネルである。BCHトランスポートブロック(transport block)は、40ms間隔中の4個のサブフレームにマッピングされる。40msタイミングの明白なシグナリングはない。
【0007】
物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel:PCFICH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PCFICHは、PDCCHsのために用いるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの数を、基地局から通信端末へ通知する。PCFICHは、サブフレーム毎に送信される。
【0008】
物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDCCHは、後述のトランスポートチャネルの1つである下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL-SCH)のリソース割り当て(allocation)情報、後述のトランスポートチャネルの1つであるページングチャネル(Paging Channel:PCH)のリソース割り当て(allocation)情報、DL-SCHに関するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)情報を通知する。PDCCHは、上りスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)を運ぶ。PDCCHは、上り送信に対する応答信号であるAck(Acknowledgement)/Nack(Negative Acknowledgement)を運ぶ。PDCCHは、L1/L2制御信号とも呼ばれる。
【0009】
物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDSCHには、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL-SCH)、およびトランスポートチャネルであるPCHがマッピングされている。
【0010】
物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PMCHには、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)がマッピングされている。
(【0011】以降は省略されています)

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