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公開番号2025073623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184561
出願日2023-10-27
発明の名称液体の被覆方法及び被覆装置
出願人個人
代理人個人,個人
主分類A61L 9/01 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】液体から気体成分が放出することを抑制できる液体の被覆方法、及び被覆装置を提供する。
【解決手段】被覆装置9は、対象液Sを貯蔵する貯蔵部1と、対象液Sよりも比重の小さい液体である被覆液Cを、貯蔵部1に注入する注入部3とを備える。被覆装置9は、注入部3の注入口32から注入された被覆液Cにより、貯蔵部1に貯蔵された対象液Sの液面を被覆する。被覆液Cにより対象液Sの液面を覆うことで、対象液Sから発せられる気体成分が周囲に発散されることを抑制できる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象液の液面に、前記対象液よりも比重の小さい液体である被覆液を注入することにより、前記対象液の液面を前記被覆液により被覆する液体の被覆方法。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記被覆液は、前記対象液に含まれる不純物を分解することが可能な微生物を含むことを特徴とする請求項1に記載の液体の被覆方法。
【請求項3】
前記被覆液の比重は、前記対象液の比重の95%以下であることを特徴とする請求項1に記載の液体の被覆方法。
【請求項4】
前記微生物は、納豆菌、ヨーグルト菌、パン酵母のうち少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項2に記載の液体の被覆方法。
【請求項5】
対象液を貯蔵する貯蔵部と、
前記対象液よりも比重の小さい液体である被覆液を、前記貯蔵部に注入する第1注入口と
を備え、
前記第1注入口から注入された前記被覆液により、前記貯蔵部に貯蔵された前記対象液の液面を被覆する被覆装置。
【請求項6】
前記貯蔵部に貯蔵された前記対象液に対し、前記対象液を注入する第2注入口を備えたことを特徴とする請求項5に記載の被覆装置。
【請求項7】
前記貯蔵部に貯蔵された前記対象液に対して不純物を投入する投入部を備えたことを特徴とする請求項5に記載の被覆装置。
【請求項8】
前記被覆液は、前記対象液に含まれる不純物を分解することが可能な微生物を含むことを特徴とする請求項5に記載の被覆装置。
【請求項9】
前記被覆液の比重は、前記対象液の比重の95%以下であることを特徴とする請求項5に記載の被覆装置。
【請求項10】
前記微生物は、納豆菌、ヨーグルト菌、パン酵母のうち少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項8に記載の被覆装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体から発せられる臭気等の気体成分が液体から放出されることを抑制するための液体の被覆方法、及び被覆装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
臭気等の気体成分が液体から放出されることを抑制するための装置や方法が提案されている。例えば特許文献1は、発砲ウレタンからなる蓋により水面を直接覆う方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭54-10058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の方法では、不純物を液体に投入しようとしたり、液体自体を追加で注ぎ込もうとしたりする場合、蓋をいったん取り除く必要がある。このため、蓋が取り除かれたときに、液体から気体成分が放出してしまうという問題点がある。
【0005】
本発明の目的は、液体から気体成分が放出することを抑制できる液体の被覆方法、及び被覆装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係る被覆方法は、対象液の液面に、前記対象液よりも比重の小さい液体である被覆液を注入することにより、前記対象液の液面を前記被覆液により被覆することを特徴とする。
【0007】
第1態様に係る被覆方法では、被覆液により対象液の液面を覆うことで、対象液から発せられる気体成分が放出されることを抑制できる。なお、液体である被覆液により対象液を覆うことにより、対象液に投入される不純物や、追加で注入される対象液は、被覆液を容易に通過できる。従って、対象液に不純物が追加で投入されたり、対象液が追加で注入されたりする場合でも、被覆液が気体成分の放出を抑制する効果を安定的に維持できる。
【0008】
第1態様において、前記被覆液は、前記対象液に含まれる不純物を分解することが可能な微生物を含んでもよい。この場合、被覆液は、対象液の液面を覆うことで気体成分の放出を抑制しつつ、対象液に含まれる不純物を分解できる。また、対象液と被覆液との界面でそれぞれが混ざり合うことを抑制できる。
【0009】
第1態様において、前記被覆液の比重は、前記対象液の比重の95%以下であってもよい。この場合、対象液と被覆液が混ざることを抑制できる。従って、対象液の液面を被覆液により適切に被覆できる。
【0010】
第1態様において、前記微生物は、納豆菌、ヨーグルト菌、パン酵母のうち少なくとも何れかを含んでもよい。この場合、対象液に含まれる不純物を、被覆液の微生物により適切に分解できる。
(【0011】以降は省略されています)

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