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公開番号2025074206
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2025031919,2020202937
出願日2025-02-28,2020-12-07
発明の名称凍結ボックス
出願人株式会社MARS Company
代理人個人
主分類F25D 3/00 20060101AFI20250502BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】短時間で対象物を凍結させ、かつ、凍結状態を長時間維持することのできる凍結ボックスを提供すること。
【解決手段】凍結ボックス1は、凹部211を有する本体21と、凹部211の開口を覆う被覆膜22と、凹部211と被覆膜22とで画成された空間S2を第1領域S21および第2領域S22に仕切る収容部24と、第1領域S21に配置された第1溶液231および第2領域S22に配置され第1溶液231よりも凝固点が高い第2溶液232を含む冷却媒体23と、を有する容器2を備える。そして、第1溶液231および第2溶液232のうち第2溶液232だけが凝固するように冷却媒体23を冷却した状態で、被覆膜23に食品Fを載置することにより、食品Fを凍結させる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
凹部を有する本体と、
前記凹部の開口を覆う被覆膜と、
前記凹部と前記被覆膜とで画成された空間を第1領域および第2領域に仕切る仕切部と、
前記第1領域に配置された第1溶液および前記第2領域に配置され前記第1溶液よりも凝固点が高い第2溶液を含む冷却媒体と、を有する容器を備えることを特徴とする凍結ボックス。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記第1溶液および前記第2溶液のうち前記第2溶液だけが凝固するように前記冷却媒体を冷却した状態で、前記被覆膜に凍結対象物を載置することにより、前記凍結対象物を凍結させる請求項1に記載の凍結ボックス。
【請求項3】
前記容器を一対し、
一方の前記容器が有する前記被覆膜と他方の前記容器が有する前記被覆膜とで前記凍結対象物を挟み込む請求項2に記載の凍結ボックス。
【請求項4】
前記第2領域は、前記凹部の底面側に位置し、
前記第1領域は、前記第2領域と前記被覆膜との間に位置している請求項1から3のいずれか1項に記載の凍結ボックス。
【請求項5】
前記第2領域は、前記第1領域中に分散して配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載の凍結ボックス。
【請求項6】
前記被覆膜は、可撓性を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の凍結ボックス。
【請求項7】
前記第1溶液の凝固点は、-25℃以下である請求項1から6のいずれか1項に記載の凍結ボックス。
【請求項8】
前記第1溶液の凝固点は、-7℃以下である請求項1から7のいずれか1項に記載の凍結ボックス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、凍結ボックスに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、引用文献1には、凍結対象物を短時間で凍結させることのできる凍結ボックスが記載されている。このような凍結ボックスは、容器と蓋とで凍結対象物を挟み込む構造となっている。また、容器および蓋は、それぞれ、凹部を有する本体と、凹部内に配置された液状またはゲル状の冷媒と、冷媒が流出しないように凹部の開口を覆う被覆膜と、を有し、これらで凍結対象物を挟み込んだ状態では、両被覆膜が凍結対象物の表面に密着するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-197260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、このような凍結ボックスを冷凍庫に収容して用いるが、冷凍庫に収容せずに用いた場合、すなわち、冷媒を冷却した状態の凍結ボックスを冷凍庫外に置き、この凍結ボックスに凍結対象物を収容した場合、冷媒の熱量が不足し、凍結対象物を短時間で凍結させることができないか、凍結対象物を短時間で凍結させることができても、そこから凍結状態を長時間維持することが困難である。
【0005】
本発明の目的は、短時間で凍結対象物を凍結させ、かつ、凍結状態を長時間維持することのできる凍結ボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的は、下記の本発明により達成される。
【0007】
(1) 凹部を有する本体と、
前記凹部の開口を覆う被覆膜と、
前記凹部と前記被覆膜とで画成された空間を第1領域および第2領域に仕切る仕切部と、
前記第1領域に配置された第1溶液および前記第2領域に配置され前記第1溶液よりも凝固点が高い第2溶液を含む冷却媒体と、を有する容器を備えることを特徴とする凍結ボックス。
【0008】
(2) 前記第1溶液および前記第2溶液のうち前記第2溶液だけが凝固するように前記冷却媒体を冷却した状態で、前記被覆膜に凍結対象物を載置することにより、前記凍結対象物を凍結させる上記(1)に記載の凍結ボックス。
【0009】
(3) 前記容器を一対し、
一方の前記容器が有する前記被覆膜と他方の前記容器が有する前記被覆膜とで前記凍結対象物を挟み込む上記(2)に記載の凍結ボックス。
【0010】
(4) 前記第2領域は、前記凹部の底面側に位置し、
前記第1領域は、前記第2領域と前記被覆膜との間に位置している上記(1)から(3)のいずれかに記載の凍結ボックス。
(【0011】以降は省略されています)

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