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公開番号
2025073638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184595
出願日
2023-10-27
発明の名称
保冷庫
出願人
エスペック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
3/00 20060101AFI20250502BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】冷凍機ユニットを大型化させることなく保冷室内の温度がより早く所望の温度になるようにする。
【解決手段】保冷庫10は、外側筐体12と、外側筐体12の内側に配置されて保冷室18を有する内側筐体14と、を有するとともに、保冷室18への被冷却物の収納を可能にする出入口26が形成された本体部16と、出入口26を開閉する扉部30と、を備える。外側筐体12及び内側筐体14間に空気層36が設けられる。内側筐体14には、蓄冷材40の保持部42と、保持部42に保持される蓄冷材40を冷却するための冷却媒体を流通させる冷却配管50と、が設けられる。冷却配管50に冷却媒体を供給する冷凍機ユニットが設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
断熱壁体からなる外側筐体と、前記外側筐体の内側に配置された断熱壁体からなり保冷室を有する内側筐体と、を有するとともに、前記保冷室への被冷却物の収納を可能にする出入口が形成された本体部と、
断熱壁体からなり前記出入口を開閉する扉部と、
を備え、
前記外側筐体及び前記内側筐体間に空気層が設けられ、
前記内側筐体には、蓄冷材の保持部と、前記保持部に保持される蓄冷材を冷却するための冷却媒体を流通させる冷却配管と、が設けられ、
前記冷却配管に前記冷却媒体を供給する冷凍機ユニットが設けられている、保冷庫。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記内側筐体内には、前記冷却配管と、前記冷却配管から前記外側筐体側に離れた位置に配置された真空断熱材と、が設けられ、
前記内側筐体内は、前記真空断熱材と前記冷却配管との間が断熱材で埋め尽くされている、請求項1に記載の保冷庫。
【請求項3】
前記内側筐体は、前記外側筐体の底壁に接続された周壁を有し、前記内側筐体の底壁は前記外側筐体の前記底壁と共有されている、請求項1に記載の保冷庫。
【請求項4】
前記扉部は、前記外側筐体に設けられた外扉と、前記内側筐体に設けられた内扉と、を含み、
前記外扉と前記内扉との間に空気層が形成されている、請求項1に記載の保冷庫。
【請求項5】
前記保持部に保持される前記蓄冷材を前記内側筐体に密着させるための押付け手段が設けられている、請求項1に記載の保冷庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保冷庫に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、下記の特許文献1に開示されているように、物品が冷却された状態を維持するための保冷庫が知られている。特許文献1に開示された保冷庫は、開口部を有する断熱箱体と、この断熱箱体の開口部を開閉可能な断熱扉と、を備える構成であり、断熱箱体によって区画される保冷室に物品を収納できるようになっている。断熱箱体には、保冷室内に臨むように断熱箱体に埋設された蓄冷剤と、断熱箱体の内部で蓄冷剤の裏面に接触し且つ冷媒流通路が一体に形成された熱交換板と、が設けられている。冷媒流通路は、圧縮機、凝縮器及び膨張手段を含む冷凍機ユニットに接続されており、圧縮機から吐出されて凝縮器で凝縮した冷媒が膨張手段で低温になって流れる。この低温になった冷媒によって蓄冷剤が冷却されて、保冷室内が冷却された状態に維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平4-14982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
冷媒流通路を流れる冷媒によって蓄冷剤を冷却するときには、蓄冷剤だけでなく、断熱箱体も冷却されることになる。このため、冷凍機ユニットは、蓄冷剤の熱容量及び断熱箱体自体の熱容量に応じた冷却能力を発揮できるものであることが必要となる。一方、より大きな冷却能力を発揮するように、冷媒流通路に冷媒を供給する冷凍機ユニットを大型化させることは保冷庫のコストを上昇させることになる。
【0005】
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、冷凍機ユニットを大型化させることなく保冷室内の温度がより早く所望の温度になる保冷庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る保冷庫は、断熱壁体からなる外側筐体と、前記外側筐体の内側に配置された断熱壁体からなり保冷室を有する内側筐体と、を有するとともに、前記保冷室への被冷却物の収納を可能にする出入口が形成された本体部と、断熱壁体からなり前記出入口を開閉する扉部と、を備える。前記外側筐体及び前記内側筐体間に空気層が設けられる。前記内側筐体には、蓄冷材の保持部と、前記保持部に保持される蓄冷材を冷却するための冷却媒体を流通させる冷却配管と、が設けられる。前記冷却配管に前記冷却媒体を供給する冷凍機ユニットが設けられている。
【0007】
本発明に係る保冷庫では、冷凍機ユニットから供給される冷却媒体が内側筐体に設けられた冷却配管に流れることにより、保持部に保持された蓄冷材を冷却することができる。このため、冷却配管において冷却媒体の流通が停止された後でも、蓄冷材によって保冷室が冷却された状態に維持され得る。また、外側筐体と冷却配管が設けられた内側筐体との間に、空気層が設けられているため、外側筐体と内側筐体とが一体化された構成の本体部に比べて、より薄い本体部でも同等の断熱性能を得ることができる。これにより、本体部の熱容量が低減されるため、冷凍機ユニットから冷却媒体を供給して保冷室内を冷却する場合の供給冷熱量を低減することができる。したがって、冷却配管に冷熱を供給するための冷凍機ユニットを大型化させなくても、より早期に保冷室内を所望の温度まで冷却することができる。
【0008】
前記内側筐体内には、前記冷却配管と、前記冷却配管から前記外側筐体側に離れた位置に配置された真空断熱材と、が設けられてもよい。この場合、前記内側筐体内は、前記真空断熱材と前記冷却配管との間が断熱材で埋め尽くされていてもよい。
【0009】
この態様では、内側筐体内において、真空断熱材が冷却配管よりも外側筐体側に位置するように配置されるため、冷却配管から放出された冷熱が内側筐体から空気層に伝わることを抑制できる。しかも、真空断熱材と冷却配管との間に断熱材が存在しているため、保冷庫の運送時等に保冷庫が振動したとしても、真空断熱材が冷却配管と接触することを回避できる。したがって、真空断熱材が損傷することを防止でき、内側筐体の断熱性能が劣化することを抑制できる。
【0010】
前記内側筐体は、前記外側筐体の底壁に接続された周壁を有し、前記内側筐体の底壁は前記外側筐体の前記底壁と共有されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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