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公開番号
2025075443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186616
出願日
2023-10-31
発明の名称
頭部保護具用内装材
出願人
株式会社イエロー
代理人
個人
,
個人
主分類
A42B
3/12 20060101AFI20250508BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】飛来物や落下物や突起物の衝突による頭部への衝撃を緩和できる頭部保護具を提供する。
【解決手段】装着者の少なくとも頭部を覆う展開状態と、平板状の折畳み状態とに変化する防災ずきん10Aに用いられる内装材11であって、硬質の部材によって形成され、装着者の頭部に離間対向する頭頂保護部13と、硬質の部材によって形成され、軸部の回動によって頭頂保護部13に対する位置を変化させる周辺保護部14と、周辺保護部14の少なくとも一部に接続されて、周辺保護部14が所定の展開位置よりも展開することを抑止して頭頂保護部13の装着者の頭頂部への当接を抑止する衝撃緩和部15とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
装着者の少なくとも頭部を覆う被覆部が立体形状を形成する展開状態と、前記被覆部が平板状となる折畳み状態とに形状を変化させることができる頭部保護具に用いられる、前記展開状態で前記被覆部を前記装着者の頭部に装着させる頭部保護具用内装材であって、
硬質の部材で形成されて、前記装着者の少なくとも頭頂部に位置して、前記頭部に離間対向して設けられる頭頂保護部と、
硬質の部材で形成されて、前記頭頂保護部に対して軸部によって回動自在に軸支され、前記展開状態と前記折畳み状態とにおいて前記軸部の回動によって前記頭頂保護部に対する位置を変化させる周辺保護部と、
前記周辺保護部の少なくとも一部に接続されて、前記周辺保護部が所定の展開位置よりも展開することを抑止することで、前記頭頂保護部を介して前記装着者の前記頭頂部に加わる外部からの衝撃を緩和する衝撃緩和部とを備えたことを特徴とする頭部保護具用内装材。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記頭頂保護部は、略板状に形成されて前記装着者の前記頭部の前後方向、及び/又は、左右方向に沿って配設され、
前記周辺保護部は、前記頭頂保護部の長手方向に沿って一対配設され、
前記衝撃緩和部は、前記一対の前記周辺保護部を連結する状態で配設されたことを特徴とする請求項1に記載の頭部保護具用内装材。
【請求項3】
前記衝撃緩和部は、前記頭頂保護部の長手方向両端部に一対、前記頭頂保護部にまたがって配設されたことを特徴とする請求項2に記載の頭部保護具用内装材。
【請求項4】
前記装着者の頭部の周囲に締結されて、前記頭部に前記頭部保護具用内装材を固定させる締結部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の頭部保護具用内装材。
【請求項5】
前記頭部保護具用内装材は、前記折畳み状態において前記被覆部が前記展開状態よりも小さく折り畳まれて、平板状の敷物として使用できる頭部保護具の内側に配設されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の頭部保護具用内装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、使用時は人体頭部に被ることのできる展開状態となり、不使用時は折り畳んだ折り畳み状態となるように構成された、例えば防災ずきん等の頭部保護具に用いる内装材に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、地震や火災等の災害に遭遇した被災者が避難をする際に頭部に被り、被った装着者(以下「装着者」と称する。本明細書において同じ。)の頭部を落下物や飛来物等から保護するための、防災ずきん等の頭部保護具が知られている。
【0003】
この頭部保護具としては、たとえば、特許文献1に記載された防災頭巾が考えられる。この防災頭巾1は、中央部分で二つ折りされた折り曲げ部2aを有する長尺の繊維体で形成される。このような構成により、平常時は平板状に折り畳んで嵩張らない形状で保管し、災害時は展開して装着者が頭部に被って頭部の保護に使用できる。防災頭巾1は、折り曲げ部2aを含み少なくとも頭部を保護する頭部保護部2eを有している。
【0004】
この、特許文献1に記載された防災頭巾は、シンプルな構成ゆえ、大人のみならず、多くの乳幼児や子供にも利用され、保育園、幼稚園、小学校等においても多く利用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-236715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、特許文献1の防災頭巾は、頭部保護部が軟質の繊維製である。そのため、この防災頭巾は、比較的小さい飛来物や柔らかい飛来物などから装着者の頭部を保護することはできる。しかし、特許文献1の防災頭巾は、大きい飛来物や硬い飛来物の衝突による衝撃や、落下する突起物が突き刺さる事態から、装着者の頭部、特に装着者の頭頂部を守ることは難しいという問題がある。仮に、特許文献1の防災頭巾の頭頂部に硬質の保護部材を装着したとしても、大きな飛来物や重い飛来物、突起物等が保護部材に衝突すると、保護部材が頭部に衝突し、頭部に衝撃や損傷を与える事態が生ずるという問題がある。
【0007】
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、飛来物や落下物や突起物の衝突による頭部への衝撃を緩和できる頭部保護具を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、装着者の少なくとも頭部を覆う被覆部が立体形状を形成する展開状態と、前記被覆部が平板状となる折畳み状態とに形状を変化させることができる頭部保護具に用いられる、前記展開状態で前記被覆部を前記装着者の頭部に装着させる頭部保護具用内装材であって、硬質の部材で形成されて、前記装着者の少なくとも頭頂部に位置して、前記頭部に離間対向して設けられる頭頂保護部と、硬質の部材で形成されて、前記頭頂保護部に対して軸部によって回動自在に軸支され、前記展開状態と前記折畳み状態とにおいて前記軸部の回動によって前記頭頂保護部に対する位置を変化させる周辺保護部と、前記周辺保護部の少なくとも一部に接続されて、前記周辺保護部が所定の展開位置よりも展開することを抑止することで、前記頭頂保護部を介して前記装着者の前記頭頂部に加わる外部からの衝撃を緩和する衝撃緩和部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記頭頂保護部は、略板状に形成されて前記装着者の前記頭部の前後方向、及び/又は、左右方向に沿って配設され、前記周辺保護部は、前記頭頂保護部の長手方向に沿って一対配設され、前記衝撃緩和部は、前記一対の前記周辺保護部を連結する状態で配設されたことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成に加え、前記衝撃緩和部は、前記頭頂保護部の長手方向両端部に一対、前記頭頂保護部にまたがって配設されたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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