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公開番号2025075561
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186823
出願日2023-10-31
発明の名称警報システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250508BHJP(信号)
要約【課題】運転者が車載装置の表示部を注視することによる、車両の走行状態の悪化のリスクを低減する。
【解決手段】警報システムは、車両に搭載される警報システムであって、表示部と、撮像部と、制御部とを備える。表示部は、車載装置の情報表示用に使用される。撮像部は、運転者の顔を含む画像を取得可能である。制御部は、画像から運転者が表示部を見ている状態が所定時間以上継続していると判断したとき、車両の走行状態に関する情報を表示部に表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される警報システムであって、
車載装置の情報表示用に使用される表示部と、
運転者の顔を含む画像を取得可能な撮像部と、
前記画像から前記運転者が前記表示部を見ている状態が所定時間以上継続していると判断したとき、前記車両の走行状態に関する情報を前記表示部に表示させる制御部と
を備える警報システム。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記所定時間は、前記車両の前記走行状態に応じて異なる時間に設定される、請求項1に記載の警報システム。
【請求項3】
前記車両の走行速度の情報を取得し、前記走行速度の情報および前記走行速度の変化を示す情報の少なくとも何れかを、前記走行状態に関する情報として前記表示部に表示させる、請求項1に記載の警報システム。
【請求項4】
前記走行状態に関する情報は、前記車両の前方を走行する車両と前記車両との車間距離を含み、前記制御部は、前記車間距離が所定の距離より短いとき、および、前記車間距離が所定の速さよりも速く短くなっているときの少なくとも何れかのとき、前記走行に関する情報として前記車間距離の情報を、前記表示部に表示させる、請求項1に記載の警報システム。
【請求項5】
前記車載装置は、車両の走行すべき経路を案内するナビゲーション装置であり、前記制御部は前記走行状態に関する情報を、前記表示部に表示される前記ナビゲーション装置の情報に重ねて表示させる、請求項1に記載の警報システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、警報システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
運転者の視線の方向を監視し、視線が予め定められた範囲から外れた場合、車両に搭載された出力装置を用いて警告を行う視線監視装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/213022号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術によれば、運転者がわき見運転をしているとき、視線監視装置は、運転者に対して所定の範囲に視線を向けるように警報を発生させる。しかしながら、先行技術の視線監視装置は、わき見運転による車両の走行状態の変化に対応した警報は行っていなかった。そのため、運転者は走行状態が悪化していることに直ぐに対応できなかった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、運転者が車載装置の表示部を注視することによる、車両の走行状態の悪化のリスクを低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本開示の一実施形態に係る警報システムは、車両に搭載される警報システムであって、車載装置の情報表示用に使用される表示部と、運転者の顔を含む画像を取得可能な撮像部と、前記画像から前記運転者が前記表示部を見ている状態が所定時間以上継続していると判断したとき、前記車両の走行状態に関する情報を前記表示部に表示させる制御部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、運転者が車載装置の表示部を注視することによる、車両の走行状態の悪化のリスクを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る警報システムの概略構成を示すブロック図である。
図1の警報システムの各構成要素の車両内の配置の一例を示す図である。
図1の制御部の機能ブロック図である。
図1の表示部における警報の表示の一例を示す図である。
図1の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものである。また、図面上の寸法比率等は現実のものとは必ずしも一致していない。
【0010】
(警報システムの構成)
本開示の一実施形態に係る警報システム10は、図1に示すように撮像部11、警報装置12、および、表示部13を含んで構成される。警報システム10の各部は、図2に例示すように車両20に搭載される。本願において、車両20には乗用車、トラック、バス、大型・小型特殊自動車等を含むが、これらに限られない。
(【0011】以降は省略されています)

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