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公開番号2025077406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189585
出願日2023-11-06
発明の名称ヘッドランプユニット及び鞍乗型車両
出願人カワサキモータース株式会社,株式会社小糸製作所
代理人個人,個人
主分類B62J 6/022 20200101AFI20250512BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】小型化されたアウタレンズを有するヘッドランプユニット及びそのようなヘッドランプユニットを備えた鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】ヘッドランプユニットは、左右に並んで間隔をあけて配置されており、ロービームを前方に透過させる、2つのロービームアウタレンズ部と、左側に配置されているロービームアウタレンズ部の左端に対して右側、且つ右側に配置されているロービームアウタレンズ部の右端に対して左側に配置されており、2つのロービームアウタレンズ部に対して上方又は下方に間隔をあけて配置されており、ハイビームを前方に透過させる、1つのハイビームアウタレンズ部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
左右に並んで間隔をあけて配置されており、ロービームを前方に透過させる、2つのロービームアウタレンズ部と、
左側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の左端に対して右側、且つ右側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の右端に対して左側に配置されており、2つの前記ロービームアウタレンズ部に対して上方又は下方に間隔をあけて配置されており、ハイビームを前方に透過させる、1つのハイビームアウタレンズ部と
を備える、ヘッドランプユニット。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記ハイビームアウタレンズ部は、前記ロービームアウタレンズ部に対して下方、且つ前記ロービームアウタレンズ部の前端に対して後方に配置されている、
請求項1に記載のヘッドランプユニット。
【請求項3】
前記ハイビームアウタレンズ部は、下方に向かって後方に傾斜している、
請求項2に記載のヘッドランプユニット。
【請求項4】
前記ヘッドランプユニットは、
ハイビーム用の光を照射するハイビーム用光源と、
前記ハイビーム用光源から照射される前記ハイビーム用の光を前方に反射し、正面視において前記ハイビームアウタレンズ部と対応する位置に配置される、ハイビームリフレクタと
をさらに備えており、
前記ハイビームリフレクタは、
前記ハイビーム用の光を前方に向けて反射するハイビーム反射面と、
前記ハイビーム反射面の反射率より低い反射率である非反射面と
を有する、
請求項1又は2に記載のヘッドランプユニット。
【請求項5】
前記ハイビームアウタレンズ部は、前記ロービームアウタレンズ部に対して下方に配置されており、
前記ハイビーム用光源は、前記ハイビームリフレクタの上部に配置されている、
請求項4に記載のヘッドランプユニット。
【請求項6】
前記ハイビームアウタレンズ部は、前記ロービームアウタレンズ部の前端に対して後方に配置されており、
前記ハイビーム反射面は、前記ハイビーム用光源に下方から対向しており、
前記非反射面は、前記ハイビーム反射面を除く面のうち、少なくとも前記ハイビーム反射面の上方に形成されている、
請求項5に記載のヘッドランプユニット。
【請求項7】
前記ヘッドランプユニットは、
ハイビーム用の光を照射するハイビーム用光源と、
前記ハイビーム用光源から照射される前記ハイビーム用の光を前方に反射し、正面視において前記ハイビームアウタレンズ部と対応する位置に配置される、ハイビームリフレクタと、
ロービーム用の光を照射する2つのロービーム用光源と、
2つの前記ロービーム用光源から照射される前記ロービーム用の光を前方に反射し、正面視において2つの前記ロービームアウタレンズ部と対応する位置に配置される、2つのロービームリフレクタと
をさらに備えており、
前記ハイビーム用光源は、左側に配置されている前記ロービームリフレクタの左端に対して右側、且つ右側に配置されている前記ロービームリフレクタの右端に対して左側に配置されており、上下方向において2つの前記ロービームリフレクタと前記ハイビームリフレクタとの間に配置されている、
請求項1又は2に記載のヘッドランプユニット。
【請求項8】
前記ヘッドランプユニットは、
2つの前記ロービームアウタレンズ部と前記ハイビームアウタレンズ部とを有するアウタレンズと、
前記アウタレンズが取り付けられるヘッドランプと、
前記ヘッドランプを覆うアッパカウルと
をさらに備えており、
前記ハイビームアウタレンズ部は、前記ロービームアウタレンズ部に対して下方に配置されており、
前記アッパカウルは、上面視において前記ハイビームアウタレンズ部を覆う、
請求項1に記載のヘッドランプユニット。
【請求項9】
前記ヘッドランプユニットは、
2つの前記ロービームアウタレンズ部と前記ハイビームアウタレンズ部とを有するアウタレンズと、
前記アウタレンズが取り付けられるヘッドランプと、
前記ヘッドランプを覆うアッパカウルと
をさらに備えており、
前記アッパカウルは、側面視において前記ハイビームアウタレンズ部を覆う、
請求項1又は8に記載のヘッドランプユニット。
【請求項10】
左右に並んで間隔をあけて配置されており、ロービームを前方に透過させる、2つのロービームアウタレンズ部と、
左側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の左端に対して右側、且つ右側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の右端に対して左側に配置されており、2つの前記ロービームアウタレンズ部に対して上方又は下方に間隔をあけて配置されており、ハイビームを前方に透過させる、1つのハイビームアウタレンズ部と
を備える、ヘッドランプユニットを備える、
鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドランプユニット及び鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハイビーム及びロービームを点灯するアウタレンズが設けられた鞍乗型車両用ヘッドランプユニットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-30755
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のヘッドランプユニットでは、1つのアウタレンズにハイビーム及びロービームを照射するための光源が含まれているため、アウタレンズのサイズが大きくなる。
【0005】
小型化されたアウタレンズを有するヘッドランプユニット及びそのようなヘッドランプユニットを備えた鞍乗型車両を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、
左右に並んで間隔をあけて配置されており、ロービームを前方に透過させる、2つのロービームアウタレンズ部と、
左側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の左端に対して右側、且つ右側に配置されている前記ロービームアウタレンズ部の右端に対して左側に配置されており、2つの前記ロービームアウタレンズ部に対して上方又は下方に間隔をあけて配置されており、ハイビームを前方に透過させる、1つのハイビームアウタレンズ部と
を備える、ヘッドランプユニットを提供する。
【0007】
本開示に係るヘッドランプユニットによれば、1つのハイビームアウタレンズ部が、左右方向において左右のロービームアウタレンズ部の間に配置され、ロービームアウタレンズ部に対して上方又は下方に間隔をあけて配置されており、ロービーム用のレンズ部とハイビーム用のレンズ部とが異なっている。このため、1つのレンズ部にハイビーム及びロービームを照射するためのそれぞれの光源を収容する必要がないので、各アウタレンズ部のサイズを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るヘッドランプユニットを備えた鞍乗型車両の前部側面図である。
本実施形態に係るヘッドランプユニットの正面図である。
本実施形態に係るヘッドランプユニットの斜視図である。
本実施形態に係るヘッドランプの分解正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化して描かれている場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態に係るヘッドランプユニット1を備えた鞍乗型車両100の前部側面図である。本明細書において、「前」、「後」、「左」及び「右」は、鞍乗型車両100に乗車して運転する運転者から見た前方向、後方向、左方向および右方向をいう。また、鞍乗型車両100の高さ方向を上下方向とする。例えば左右方向は、鞍乗型車両100の車幅方向に相当する。
(【0011】以降は省略されています)

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