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公開番号
2025077696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190085
出願日
2023-11-07
発明の名称
いびき判定システム、いびき判定方法及びプログラム
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類
A61B
5/08 20060101AFI20250512BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被測定者による音声信号からいびきの有無を好適に判定できるいびき判定システムを提供すること。
【解決手段】いびき判定システムは、睡眠中の被測定者から発せられる呼吸音の騒音レベル又は音圧レベルの推移を測定する測定手段(S201)と、前記騒音レベル又は前記音圧レベルの推移の周波数スペクトルを取得する周波数スペクトル取得手段(S202)と、前記周波数スペクトルに基づき、複数の周波数ピークを同定するピーク同定手段(S203)と、前記複数の周波数ピークのうち、強度が最も大きな第1のピークと、次に強度が大きな第2のピークと、の強度比に基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する判定手段(S205)と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
睡眠中の被測定者から発せられる呼吸音の騒音レベル又は音圧レベルの推移を測定する測定手段と、
前記騒音レベル又は前記音圧レベルの推移の周波数スペクトルを取得する周波数スペクトル取得手段と、
前記周波数スペクトルに基づき、複数の周波数ピークを同定するピーク同定手段と、
前記複数の周波数ピークのうち、強度が最も大きな第1のピークと、次に強度が大きな第2のピークと、の強度比に基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する判定手段と、
を含む、いびき判定システム。
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【請求項2】
請求項1に記載のいびき判定システムにおいて、
前記判定手段は、前記第1のピークの強度の大きさに基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する、いびき判定システム。
【請求項3】
請求項1に記載のいびき判定システムにおいて、
前記測定手段は騒音計である、いびき判定システム。
【請求項4】
請求項1に記載のいびき判定システムにおいて、
前記被測定者の胸部の動きを示すドップラデータを取得するドップラセンサをさらに含み、
前記判定手段は、前記ドップラデータと、前記騒音レベル又は音圧レベルの推移と、に基づいて、前記ドップラデータの波形と前記騒音レベル又は音圧レベルの波形とが同期しているか否かを判断し、同期しているか否かに基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する、いびき判定システム。
【請求項5】
請求項4に記載のいびき判定システムにおいて、
前記判定手段は、前記ドップラデータの波形の極値点のタイミングと、前記騒音レベル又は音圧レベルの波形の極値点のタイミングと、のずれに基づいて、それらの波形が同期しているか否かを判断する、いびき判定システム。
【請求項6】
請求項4に記載のいびき判定システムにおいて、
前記判定手段は、前記ドップラデータの周波数スペクトルに基づいて算出される呼吸数と、前記騒音レベル又は音圧レベルの推移の周波数スペクトルに基づいて算出される呼吸数と、の差が所定閾値未満である場合に、前記被測定者によるいびきが有ると判定する、いびき判定システム。
【請求項7】
請求項1に記載のいびき判定システムにおいて、
前記被測定者の睡眠深度を取得する睡眠深度取得手段をさらに含み、
前記判定手段は、前記被測定者の睡眠深度にさらに基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する、いびき判定システム。
【請求項8】
睡眠中の被測定者から発せられる呼吸音の騒音レベル又は音圧レベルの推移を測定する測定ステップと、
前記騒音レベル又は前記音圧レベルの推移の周波数スペクトルを取得する周波数スペクトル取得ステップと、
前記周波数スペクトルに基づき、複数の周波数ピークを同定するピーク同定手段と、
前記複数の周波数ピークのうち、強度が最も大きな第1のピークと、次に強度が大きな第2のピークと、の強度比に基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する判定ステップと、
を含む、いびき判定方法。
【請求項9】
睡眠中の被測定者から発せられる呼吸音の騒音レベル又は音圧レベルの推移を取得する手段、
前記騒音レベル又は前記音圧レベルの推移の周波数スペクトルを取得する手段、
前記周波数スペクトルに基づき、複数の周波数ピークを同定する手段、及び
前記複数の周波数ピークのうち、強度が最も大きな第1のピークと、次に強度が大きな第2のピークと、の強度比に基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はいびき判定システム、いびき判定方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、睡眠中の被測定者のいびきを抑制し、快適な眠りを提供することができる安眠装置が開示されており、この安眠装置は、被測定者の近傍に設置されたマイクによって音声信号を取得し、該音声信号からいびきを検知する検知装置を備えている。具体的には、検知装置では、音声信号の包絡線を抽出し、包絡線の周期性が一定時間継続する場合に、睡眠中の被測定者がいびきを発していると判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-13754号公報(図12)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マイクにより睡眠中の被測定者から取得される音声信号には様々な周波数成分が含まれており、いびきの際、理想的に包絡線の周期性が一定時間継続するとは限らない。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、被測定者による音声信号からいびきの有無を好適に判定できるいびき判定システム、いびき判定方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記課題を解決するために、本発明に係るいびき判定システムは、睡眠中の被測定者から発せられる呼吸音の騒音レベル又は音圧レベルの推移を測定する測定手段と、前記騒音レベル又は前記音圧レベルの推移の周波数スペクトルを取得する周波数スペクトル取得手段と、前記周波数スペクトルに基づき、複数の周波数ピークを同定するピーク同定手段と、前記複数の周波数ピークのうち、強度が最も大きな第1のピークと、次に強度が大きな第2のピークと、の強度比に基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定する判定手段と、を含む。
【0007】
(2)(1)に記載のいびき判定システムにおいて、前記判定手段は、前記第1のピークの強度の大きさに基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定してよい。
【0008】
(3)(1)又は(2)に記載のいびき判定システムにおいて、前記測定手段は騒音計であってよい。
【0009】
(4)(1)~(3)のいずれかに記載のいびき判定システムにおいて、前記被測定者の胸部の動きを示すドップラデータを取得するドップラセンサをさらに含んでよい。前記判定手段は、前記ドップラデータと、前記騒音レベル又は音圧レベルの推移と、に基づいて、前記ドップラデータの波形と前記騒音レベル又は音圧レベルの波形とが同期しているか否かを判断してよい。また、同期しているか否かに基づいて、前記被測定者によるいびきの有無を判定してよい。
【0010】
(5)(4)に記載のいびき判定システムにおいて、前記判定手段は、前記ドップラデータの波形の極大点のタイミングと、前記騒音レベル又は音圧レベルの波形の極大点のタイミングと、のずれに基づいて、それらの波形が同期しているか否かを判断してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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