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公開番号
2025099672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216523
出願日
2023-12-22
発明の名称
歯車装置
出願人
住友重機械工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
55/08 20060101AFI20250626BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】アキシャル反力に起因する歯車の不具合を抑制できる歯車装置を提供する。
【解決手段】歯車装置は、第1歯車と、第1歯車と正面噛み合い率が1以下で噛み合う第2歯車とを備える。第1歯車の歯部、並びに、第2歯車の歯部は、ねじれ角を有し、第2歯車の歯部132Tの断面において、第1歯面S1と第2歯面S2とは、歯筋方向の一方に位置する第1端部a1、a2と、歯筋方向における他方に位置する第2端部b1、b2と、第1端部a1、a2及び第2端部b1、b2との間において歯厚方向に最も突出した突出部c1、c2とを有し、突出部c1、c2の歯筋方向における位置、突出部c1、c2と第1端部a1、a2との歯厚方向における高さの差である第1差分Δa1、Δa2、又は、突出部c1、c2と第2端部b1、b2との歯厚方向における高さの差である第2差分Δb1、Δb2が、第1歯面S1と第2歯面S2とで異なる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1歯車と、
前記第1歯車と正面噛み合い率が1以下で噛み合う第2歯車と、
を備え、
前記第1歯車の歯部、並びに、前記第2歯車の歯部は、ねじれ角を有し、
前記第2歯車の歯部は、第1回転方向を向く第1歯面と、前記第1回転方向とは逆の方向を向く第2歯面とを有し、
前記第2歯車の回転軸を中心とする円筒面に沿った断面において、前記第1歯面と前記第2歯面とは、歯筋方向の一方に位置する第1端部と、歯筋方向における他方に位置する第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部との間において歯厚方向に最も突出した突出部とを有し、
前記突出部の歯筋方向における位置、前記突出部と前記第1端部との歯厚方向における高さの差である第1差分、及び、前記突出部と前記第2端部との歯厚方向における高さの差である第2差分の少なくとも1つが、前記第1歯面と前記第2歯面とで異なる、
歯車装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記突出部が前記第1端部と前記第2端部とのどちらに近いか、あるいは、前記第1差分と前記第2差分とのどちらが大きいかが、前記第1歯面と前記第2歯面とで逆になっている、
請求項1記載の歯車装置。
【請求項3】
前記突出部の歯筋方向における位置が前記第1歯面と前記第2歯面とで異なり、
歯筋方向における前記第1歯面の前記第1端部から前記突出部までの距離と、歯筋方向における前記第2歯面の前記第2端部から前記突出部までの距離とが、一致する、
請求項2記載の歯車装置。
【請求項4】
前記断面において前記第1歯面を180度回転させると前記第2歯面と重なる、
請求項2記載の歯車装置。
【請求項5】
前記歯車装置は、
前記第1歯車及び前記第2歯車を回転駆動する駆動部を備え、
前記駆動部は、正転駆動と逆転駆動とが可能である、
請求項1記載の歯車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯車装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
引用文献1には、ねじれ角を有する複数の歯車が噛み合った歯車装置が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-85510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ねじれ角を有する歯車にトルクが加わると、歯車にアキシャル反力が生じる。また、減速比を大きくするために歯車の歯数を減らすと、その分、ねじれ角を大きくしなければならず、アキシャル反力が大きくなることがある。アキシャル反力は歯車の歯当りに影響を及ぼす。
【0005】
本発明は、アキシャル反力に起因する歯車の不具合を抑制できる歯車装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る歯車装置は、
第1歯車と、
前記第1歯車と正面噛み合い率が1以下で噛み合う第2歯車と、
を備え、
前記第1歯車の歯部、並びに、前記第2歯車の歯部は、ねじれ角を有し、
前記第2歯車の歯部は、第1回転方向を向く第1歯面と、前記第1回転方向とは逆の方向を向く第2歯面とを有し、
前記第2歯車の回転軸を中心とする円筒面に沿った断面において、前記第1歯面と前記第2歯面とは、歯筋方向の一方に位置する第1端部と、歯筋方向における他方に位置する第2端部と、前記第1端部及び前記第2端部との間において歯厚方向に最も突出した突出部とを有し、
前記突出部の歯筋方向における位置、前記突出部と前記第1端部との歯厚方向における高さの差である第1差分、及び、前記突出部と前記第2端部との歯厚方向における高さの差である第2差分の少なくとも1つが、前記第1歯面と前記第2歯面とで異なる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、アキシャル反力に起因する第2歯車の不具合を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る歯車装置を示す断面図である。
第2歯車の歯部の形状を説明する断面図である。
第2歯車の歯面の研削工程の一例を示す説明図である。
本発明の実施形態2に係る歯車装置を示す断面図である。
実施形態2に係る歯車装置を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る歯車装置を示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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