TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025102585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023220124
出願日
2023-12-26
発明の名称
車両の駆動ユニット
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16H
57/03 20120101AFI20250701BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】エンジンとトランスアクスルとの連結の剛性を向上させる車両の駆動ユニットを提供する。
【解決手段】駆動ユニット50は、エンジン12のクランクシャフト、ダンパー54、動力分割機構56、連結ギヤ群58、ディファレンシャルギヤ20、電動機MG1、電動機MG2を収容する、2分割の第1ケース102と、第1ケース102のエンジン12側と反対側の開口を閉じるように2分割の第1ケース102にそれぞれ締結された第2ケース104と、を備える。即ち、エンジン12のクランクシャフトと、トランスアクスル52に内蔵される動力伝達部品と、が連結方向に一体化されたケースに収容されるため、エンジン12とトランスアクスル52との連結の剛性を向上させるのに、ケース設計の自由度が向上することで、より望ましい構造を選択可能な車両の駆動ユニットを提供することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジンと、自動変速機と、ディファレンシャルギヤと、を含む車両の、駆動ユニットであって、
前記駆動ユニットは、
前記エンジンのクランクシャフトから前記ディファレンシャルギヤまでの動力伝達部品を収容する、2分割の、第1ケースと、
前記第1ケースの前記エンジンと反対側の開口を閉じるように、2分割の、前記第1ケースにそれぞれ締結される第2ケースと、を備える
ことを特徴とする車両の駆動ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される駆動ユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジンと、変速機とディファレンシャルギヤを収容するトランスアクスルケースと、を備えた車両が良く知られている。また、エンジンのクランクケースとトランスアクスルケースとの締結において、トランスアクスルの剛性を高める技術が開示されている。例えば、特許文献1に記載されたトランスアクスルのケース構造がそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-132358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、エンジンとトランスアクスルとの連結において、エンジンのクランクケースとトランスアクセルケースとをそれぞれ別体で用意し、締結する構造は、そもそも締結部の剛性が低くなる構造のため、剛性を高めるため、対策構造の追加やスティフナ等の後付部品追加が必要になる。また、トランスアクスルケースへのインバータや制御ユニット等の搭載一体化等で、トランスアクスルケースの質量が増加すると、エンジンからの強制力に対して前記締結部の剛性が低い場合は、ノイズや振動が悪化するといった課題があった。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、前記エンジンと前記トランスアクスルとの連結の剛性を向上させる車両の駆動ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の要旨とするところは、(a)エンジンと、自動変速機と、ディファレンシャルギヤと、を含む車両の、駆動ユニットであって、(b)前記駆動ユニットは、前記エンジンのクランクシャフトから前記ディファレンシャルギヤまでの動力伝達部品を収容する、2分割の、第1ケースと、前記第1ケースの前記エンジン側と反対側の開口を閉じるように、2分割の、前記第1ケースにそれぞれ締結される第2ケースと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、前記駆動ユニットは、前記エンジンのクランクシャフトから前記ディファレンシャルギヤまでの動力伝達部品を収容する、2分割の、第1ケースと、前記第1ケースの前記エンジン側と反対側の開口を閉じるように、2分割の、前記第1ケースにそれぞれ締結される第2ケースと、を備える。これにより、前記エンジンのクランクシャフトと、前記トランスアクスルに内蔵される前記動力伝達部品と、が連結方向に一体化されたケースに収容されるため、前記エンジンと前記トランクアクスルとの連結の剛性を向上させるのに、後付部品の追加を必要とせず、前記エンジンのクランクケースと前記トランクアクスルケースとをそれぞれ別体にした構造に比べ、ケース設計の自由度が向上することで、より望ましい構造を選択可能な車両の駆動ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される車両の概略構成例を説明する図である。
図1の駆動ユニットの構成例を説明する模式図である。
本発明が適用される車両及び駆動ユニットの別の実施例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
【実施例】
【0010】
図1において、車両10は、駆動ユニット50と、車輪14を備えたハイブリッド車両である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
ホース保持具
2か月前
個人
差動歯車用歯形
12日前
個人
トーションバー
3か月前
株式会社不二工機
電磁弁
1か月前
個人
ボルトナットセット
3か月前
個人
回転式配管用支持具
4か月前
株式会社不二工機
電磁弁
6日前
株式会社オンダ製作所
継手
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
5か月前
株式会社ミクニ
弁装置
5か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
3か月前
株式会社三協丸筒
枠体
3か月前
カヤバ株式会社
ダンパ
14日前
カヤバ株式会社
緩衝器
1日前
カヤバ株式会社
ダンパ
14日前
カヤバ株式会社
緩衝器
1日前
個人
ベルトテンショナ
4か月前
協和工業株式会社
空気弁
4か月前
株式会社ナジコ
自在継手
5か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
4か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
3か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
株式会社ノーリツ
分配弁
2か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
日東電工株式会社
断熱材
2か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
3か月前
株式会社不二工機
電動弁
3か月前
個人
角型菅の連結構造及び工法
4か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
5か月前
株式会社フジキン
ボールバルブ
28日前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
4か月前
日東精工株式会社
弾性鍔付きねじ
1か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
3か月前
続きを見る
他の特許を見る