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公開番号
2025102644
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024175604
出願日
2024-10-07
発明の名称
長尺体保持具
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
3/04 20060101AFI20250701BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】作業性を向上し得る新規な長尺体保持具を提供すること。
【解決手段】長尺体保持具10は、施工面Sに対して第1パイプ1と第2パイプ2とを並列に取り付けるために用いられるものであって、第1パイプ1を保持する第1保持部11と、第2パイプ2を保持する第2保持部12と、第1保持部11と第2保持部12との間に設けられ、施工面Sに固定される固定部13と、を備え、固定部13は、固定用のビス21を挿通するための挿通孔15と、挿通孔15と施工面Sとは反対側の外面との間を貫通するとともに挿通孔15よりも内径が大きいガイド孔16と、を有し、ガイド孔16の前記外面における開口縁16aは平面視円形状をなすとともに、開口縁16aのうち、第1パイプ1及び第2パイプ2の配管方向側の部分は、第1保持部11側及び第2保持部12側の部分よりも、施工面Sからの高さが低くされている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
施工面に対して複数の長尺体を並列に取り付けるために用いられるものであって、第1長尺体を保持する第1保持部と、第2長尺体を保持する第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられ、前記施工面に固定される固定部と、を備え、前記固定部は、固定用のビスを挿通するための挿通孔と、前記挿通孔と前記施工面とは反対側の外面との間を貫通するとともに前記挿通孔よりも内径が大きいガイド孔と、を有し、前記ガイド孔の前記外面における開口縁は平面視円形状をなすとともに、前記開口縁のうち、前記長尺体の配管方向側の部分は、前記第1保持部側及び前記第2保持部側の部分よりも、前記施工面からの高さが低くされている長尺体保持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、施工面に対して給水パイプ等の長尺体を取り付けるために用いられる長尺体保持具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
図17(a)は、従来の長尺体保持具110を示す。長尺体保持具110は、配管を保持する複数の半円筒状の保持部(第1保持部111及び第2保持部112)を備えている。第1保持部111と第2保持部112とは並列に配置され、複数の配管は並列に保持される。第1保持部111と第2保持部112との間には、ビスが挿通される挿通孔115を有し施工面に固定される固定部113が設けられている。固定部113には、強度確保のための固定部補強リブ117が、第1保持部111及び第2保持部112にわたって形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
意匠登録第1511071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
長尺体保持具110にあっては、ビスを挿通する際に、固定部補強リブ117が邪魔になり、例えばビス及びビス止め用の工具を挿通孔115に接近させる方向が制限され、作業性が悪くなっていた。しかし、図17(b)に示すように、長尺体保持具110においては、保持部(第1保持部111及び第2保持部112)と固定部補強リブ117とで囲まれた部分が平面視四角形状をなしていることで、固定部113に当該四角形状におけるコーナーが形成されるため固定部113の強度が低く、作業性向上のために固定部補強リブ117の高さを低くすると、長尺体保持具110の強度が確保できないおそれがあった。
【0005】
本発明の目的は、作業性を向上し得る新規な長尺体保持具を提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために請求項1の発明の長尺体保持具は、施工面に対して複数の長尺体を並列に取り付けるために用いられるものであって、第1長尺体を保持する第1保持部と、第2長尺体を保持する第2保持部と、前記第1保持部と前記第2保持部との間に設けられ、前記施工面に固定される固定部と、を備え、前記固定部は、固定用のビスを挿通するための挿通孔と、前記挿通孔と前記施工面とは反対側の外面との間を貫通するとともに前記挿通孔よりも内径が大きいガイド孔と、を有し、前記ガイド孔の前記外面における開口縁は平面視円形状をなすとともに、前記開口縁のうち、前記長尺体の配管方向側の部分は、前記第1保持部側及び前記第2保持部側の部分よりも、前記施工面からの高さが低くされているものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の長尺体保持具によれば、ガイド孔の開口縁は平面視円形状をなすとともに、ガイド孔の開口縁のうち、長尺体の配管方向側の部分は、第1保持部側及び第2保持部側の部分よりも、施工面からの高さが低くされている。したがって、固定部の強度を確保しつつ、固定部における長尺体の配管方向側の部分の高さを低くでき、例えば施工面に対し長尺体保持具をビスで固定する作業において、ガイド孔(挿通孔)に対し、配管方向からも工具を接近させやすく、作業性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
長尺体保持具の斜視図。
長尺体保持具の正面図(背面図は同じ)。
長尺体保持具の左側面図(右側面図は同じ)。
長尺体保持具の平面図。
長尺体保持具の底面図。
施工面に取り付けられた長尺体保持具の縦断面図。
別例を示す図であって長尺体保持具の斜視図。
別例を示す図であって長尺体保持具の斜視図。
別例を示す図であって長尺体保持具の正面図(背面図は同じ)。
別例を示す図であって長尺体保持具の左側面図。
別例を示す図であって長尺体保持具の右側面図。
別例を示す図であって長尺体保持具の平面図。
別例を示す図であって長尺体保持具の底面図。
別例を示す図であって図9のA-A’線断面図。
別例を示す図であって図10のB-B’線断面図。
別例を示す図であって施工面に取り付けられた長尺体保持具の縦断面図。
従来の長尺体保持具を示す縦断面図(a)、平面図(b)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の長尺体保持具を具体化した一実施形態について説明する。図6に示すように、長尺体保持具10は、施工面Sに対し、長尺体としての給水給湯用の第1パイプ1及び第2パイプ2を並列に取り付けるために用いられる。
【0010】
図1~図6に示すように、長尺体保持具10は、第1パイプ1を保持する第1保持部11と、第2パイプ2を保持する第2保持部12と、第1保持部11と第2保持部12との間に設けられ、施工面Sに固定される固定部13と、を備えており、ポリエチレン等の硬質樹脂材料で一体成形されている。
(【0011】以降は省略されています)
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